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2023年6月23日 (金)

佐々木七段が勝って1勝1敗のタイに

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第94期ヒューリック杯棋聖戦第2局▲佐々木大地七段-△藤井聡太棋聖は111手で佐々木七段が勝ちました。終局時刻は19時20分。消費時間は、☗佐々木3時間59分、☖藤井3時間59分(持ち時間各4時間)。これで五番勝負の成績は1勝1敗のタイになりました。 第3局は7月3日(月)に静岡県沼津市「沼津御用邸東附属邸第1学問所」で行われます。

(翔)

先手勝勢

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▲3一飛。ついに佐々木七段が抜け出したようです。福崎九段は立ち上がって「魂のこもった名局です」と言いました。

(翔)

渾身の勝負手

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△7八竜と切った手に対して、▲5五角が渾身の勝負手。△同銀と取らせてから▲7八銀と竜を取れば、先手玉は詰みません。

藤井棋聖も一分将棋に入りました。

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(「帰られへんがな」と言いながら座り直す井上慶太九段)

(翔)

佐々木七段、一分将棋

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図の▲7二竜から、佐々木七段は一分将棋に入りました。藤井棋聖が先手玉を寄せ切れるかといった局面になっているようです。

(翔)

デッドヒート

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上図は▲7六飛成と馬を取った局面。△5五銀に▲7七玉と上がると、先手玉は簡単に寄る形ではありません。

福崎九段は「すごいデッドヒート。F1レーサーが第4コーナーを回っているような局面です」と話します。1歩間違えると、一気に形勢に差がつきそうです。

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(モニターを見る福崎九段)

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(19時頃の風景)

(翔)

銀か、馬か

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上図で佐々木七段の残り時間も10分を切りました。藤井棋聖は残り3分です。

▲5一馬△同玉▲6二銀~▲7六飛成か、▲5一銀から玉を追い回して▲5五馬を狙うか、2択と見られています。

控室ではどちらがいいかまだわかっていません。佐々木七段も迷っているようで、髪の毛がぼさぼさになるまでかきあげて考えています。

さらに佐々木七段は考えて、残り時間が逆転しました。

(翔)

白熱の終盤戦

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佐々木七段が▲5三桂成と踏み込み、藤井棋聖は△同金と応じました。

これには、▲7二飛と打つと見られています。後手玉が3三や2二に来たときに▲5五馬が王手馬取りになるのが、先手の狙いです。

福崎九段は「形勢はわからなくなりました。白熱の終盤戦です」と話しています。

(翔)

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