棋聖戦第3局が行われる沼津市では、「沼津リバーサイドホテル」で大盤解説会が開かれます。
なお、事前申し込みは完売しています。
解説・聞き手は八代弥七段、青嶋未来六段、藤井奈々女流初段。

また、沼津市の「ららぽーと沼津」でパブリックビューイングを開催します。
席数は20程度です。
【7/3(月)将棋タイトル戦 棋聖戦パブリックビューイング開催!|ららぽーと沼津】
https://mitsui-shopping-park.com/lalaport/numazu/event/2487144.html
(銀杏)
藤井聡太棋聖に佐々木大地七段が挑戦する第94期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第3局が、7月3日に静岡県沼津市「沼津御用邸東附属邸第1学問所」で行われます。第1局を藤井棋聖、第2局を佐々木七段が制して両者1勝1敗で迎える急所の一戦です。どちらが先に2勝目を挙げるか。本局の先手番は藤井棋聖です。
立会人は青野照市九段、副立会人は勝又清和七段、記録係は野田光輝初段。産経新聞の観戦記は松本哲平さんが担当します。
本局の棋譜コメントは睡蓮、中継ブログを銀杏が担当します。
よろしくお願いいたします。
【主催:産経新聞社】
https://www.sankei.jp/
【特別協賛:ヒューリック株式会社】
https://www.hulic.co.jp/
【対局場:沼津御用邸東附属邸学問所】
http://www.numazu-goyotei.com/annai/index.html
【第3局 棋譜中継ページ】
http://live.shogi.or.jp/kisei/kifu/94/kisei202307030101.html
(終局直後)
(タイトル戦初勝利をあげた佐々木大地七段)
--先手番で得意な相掛かりで、中盤くらいまでは想定通りの内容でしたか。
△5二金(38手目)あたりくらいまではイメージがありましたが、ただその後△7三桂を跳ねられる変化が有力と思っていたので、跳ねない形だとどう動いていいかわかっていなかったです。
--▲6五銀(39手目)で39分考えたあたりでしょうか。
はい、その前後です。
--中盤はどう受け止めていましたか。
こちらが居玉で、怖い形で受け止めていたので、仕方がないかなっていう感じでした。
--どのあたりで行ける、という感覚になったでしょうか。
途中は受けていて楽しみもあるかなと思ったんですけど、すぐに間違えて、最後は拾ったみたいな感じになったかと思います。▲6五桂(69手目)の後で何か間違えたかなっていう気がしますね。そのあたりも読みが甘い状態で指していました。
--最後、勝ちが見えたのはどのあたりでしょうか。
本当に最後。▲3一飛(109手目)、▲3三香(111手目・最終手)のあたりです。
--△7八竜▲5五角(102手目、103手目)のあたりの感触はいかがですか。
その前は負けかなと思っていたので……。仕方がなく、それしかないかなと思っていました。
--これでタイトル戦初勝利です。
いろいろな方に応援していただいて、結果の部分で恩返ししたいなという思いはあるので、ひとつ勝って次に繋げられたと思います。
--第3局に向けての抱負をお願いできますでしょうか。
後手番なので、準備して頑張りたいと思います。
(敗れた藤井聡太棋聖)
--佐々木七段得意の相掛かりは想定されていたと思いますが、その上で準備を重ねてきたのでしょうか。
相掛かりは序盤から手が広い戦型なので、どういう展開になるか分からないところが多かったです。
--昼食休憩明けで△5五銀(44手目)と出たところは、早めに制圧しようという構想でしたか。
本譜は苦しいと思います。▲6六銀(43手目)と引かれる手を軽視していました。△5五銀(44手目)は△7三桂のほうがよかったかもしれませんが、そちらも自信がないかなと思います。
--終盤はいかがですか。
基本的にはずっと苦しいと思いますが、最後の最後だけは一瞬、よくなったところはあったかなと思いました。▲2五桂(99手目)と打たれた局面はこちらにおそらく手段があったかなと思うんですけど、本譜は寄せにいったら▲5五角(103手目)が素晴らしい手で、うまく切り返されて負けにしてしまったかなという感じです。
--第3局に向けて抱負をお願いします。
本局は中盤ではっきり苦しくしてしまったので、もっと競り合いにできるように頑張りたいです。
(インタビューのあと、大盤解説会場に向かった)
(翔)