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2022年7月16日 (土)

開幕式(1)

18時から万松寺の白龍ホールで開幕式が行われました。

Kaima01 (白龍ホールにはオーロラビジョンが完備されている)

Kaima02(司会進行は東海ラジオの大沢広樹アナウンサー)

Kaima07 (両対局者登壇)

【主催者挨拶】

Kaima03 (本田誠・産経新聞東京本社文化部長)

「こちらに来て、みなさまの期待と注目度の高さをひしひしと感じ、主催者としてうれしく思っております。今回の五番勝負、第3局まで白熱したギリギリの攻防が繰り広げられて来ました。明日の対局も歴史の残る名勝負となることをみなさまと共に期待しております」

Kaima04(脇謙二・日本将棋連盟専務理事)

「明日は2会場で大盤解説会を予定しております。副立会の勝又七段から、明日の解説会出てくれるんでしょうね、というお話もございまして(笑)。もちろんです、と力強く答えましたので、私も解説会に出させていただきたいと思います」

【歓迎の挨拶】

Kaima05(堀田聖司・大須商店街連盟会長)

「明日は、お二人のランチとおやつのラインナップに、大須のお店の商品がたくさん入っております。明日以降のニュース番組で、藤井さんがこれ食べたよ、永瀬さんはこれを食したよという話題が出ますと、次の週末はそのお店に長蛇の列ができると確信しております。大須商店街としては本当に嬉しいことだなと思っております。大須商店街連盟も全面的にバックアップ申し上げております。よろしくお願いいたします」

【激励の言葉】

Kaima06(大藤元裕・万松寺住職)

「またコロナの感染状況も増加して参りましたが、いろいろな対策をしながら精一杯の配慮を、スタッフ一同、入念に確認をしながらやらせていただいております。いずれにしても白熱した棋聖戦というものをお二人で盛り上げていただこうということで、スタッフ一同、応援をしていこうと考えております」

(書き起こし:八雲)

(飛龍)

前日インタビュー

検分後、両対局者に別々にインタビューが行われました。まずは藤井棋聖から。

Fujii01

―お~いお茶杯第63期王位戦第2局から、中2日でヒューリック杯棋聖戦第4局となる。コンディションについて
藤井 しっかり休めましたし、状態としてはいいかなと思っているので、明日も集中して臨めればと思っております。

―さらに中2日で王位戦第3局で神戸。今回は地元名古屋での対局だが、移動について
藤井 王位戦第3局もあってタイトル戦が続く形になるので、そういった意味でこうして地元でタイトル戦をしていただけるのは、ありがたいことだと思っております。

Fujii02

―10代最後の公式戦でもあることについてと抱負
藤井 19日(火)が自分の誕生日になりますが、それに関して特別意識することはないので、いつもどおりに臨めればと思っております。

続いて永瀬王座。

Nagase01

―第3局から2週間足らず、どのような思いで過ごしたか
永瀬 ここまで3局指して自分の中で収穫が多くありまして、藤井さんが何で強いのかも少しずつ分かってきたような気がします。そこを自分なりに普段の勉強に採り入れて、少しでも棋力が上がるように意識して毎日を過ごしています。

―名古屋と万松寺で指すことの感想
永瀬 自分にとっては普段、東京・神奈川が多いのですが、それを除くと愛知県がいちばん来ている県です。名古屋に来た回数は100はいかないのですが、自分としては少し土地勘もありますし、第2のホームのようなところがあります。万松寺様に伺うのは2度目で、1度目は叡王戦の対局(第5期叡王戦七番勝負第3、4局)だったのですが、持将棋(第3局)と、指し直しというわけではないのですが、もう1局(第4局)指しまして、そのときは大熱戦の対局だったので、とても印象的でした。その対局を勝つことができたので、縁起のいい場所なのかなと思っています。

Nagase02

―1勝2敗だが、縁起のよい万松寺でどのように戦うのか
永瀬 明日は先手番で、フルセットにつなげるためには頑張らなければいけないと思っています。ファンの皆様に1局でも多くお見せしたいので、それに応えられるようにしたいなと思っています。

(飛龍)

検分

16時30分過ぎに検分が始められました。

Kenbun01(両対局者と関係者がそろった)

Kenbun03 (左端は副立会人の勝又七段、隣は本田誠・産経新聞社東京本社文化部長)

Kenbun05 (永瀬王座。右隣は記録係の石川優四段)

Kenbun07 (立会人の森内九段。照明も問題なしとされた)

Kenbun08 (森内九段の右隣、日本将棋連盟専務理事の脇謙二九段も同席)

Kenbun10(検分終了の一礼)

(飛龍)

記念撮影、祈祷

検分に先立ち、本尊前記念撮影、必勝祈願祈祷が行われました。

Kinen1(マスクを取り、大藤元裕住職を中央に)

Kinen2 (今度は2人で。ガッツポーズを作る)

Kigan1 (続いて必勝祈願祈祷)

Kigan2

Kigan3

Kigan4

Kigan5

(飛龍)

第4局は名古屋対局

藤井聡太棋聖(五冠)に永瀬拓矢王座が挑戦する第93期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負(主催:産経新聞社)は挑戦者先勝のあと、棋聖が2連勝を返してタイトル防衛にあと1勝に迫りました。藤井棋聖が3連覇を達成するのか、永瀬王座が勝って最終局に持ち込むのか。第4局は7月17日(日)、「亀岳林 万松寺」(名古屋市中区)で行われます。持ち時間は各4時間。対局開始は9時。立会人は森内俊之九段、副立会は勝又清和七段、記録係は石川優太四段がそれぞれ務めます。

中継は棋譜・コメントを八雲、ブログを飛龍が担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

Bansho01(万松寺のシンボルの白龍。天気は小雨だった)

(飛龍)

2022年7月 4日 (月)

感想戦

Dsc_34281

Dsc_34411

Dsc_34581

Dsc_34611

Dsc_34651

以上で本局の中継は終了です。ご観戦ありがとうございました。

(睡蓮)

大盤解説会場に

両対局者は、大盤解説会場に足を運んでファンの皆さんの前で感想を述べました。

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Dsc_33661

Dsc_33711(木村九段の問い掛けに両対局者が答える)

Dsc_33771

(睡蓮)

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