検分(1)
17時から対局室の検分が行われました。
(中村太地六段にとって初めての検分。予定時刻の15分ほど前に対局室入り)
(関係者に話しかけられて笑顔を見せる)
(羽生善治棋聖も入室)
(副立会人・畠山鎮七段、記録係・福間健太三段、立会人・桐山清澄九段、日本将棋連盟専務理事・谷川浩司九段が盤側に並んだ)
(翔)
17時から対局室の検分が行われました。
(中村太地六段にとって初めての検分。予定時刻の15分ほど前に対局室入り)
(関係者に話しかけられて笑顔を見せる)
(羽生善治棋聖も入室)
(副立会人・畠山鎮七段、記録係・福間健太三段、立会人・桐山清澄九段、日本将棋連盟専務理事・谷川浩司九段が盤側に並んだ)
(翔)
第1局が行われるホテルニューアワジでは、大盤解説会が予定されています。
日時 6月6日(水) 14時~終局まで随時
場所 ホテルニューアワジ 3F「シーサイドホール」(兵庫県洲本市古茂江海岸)
当日受付 定員150人程度
料金 1,500円(コーヒー券付)
解説者 畠山 鎮七段
聞き手 室谷由紀女流初段
問合せ先
ホテルニューアワジ
TEL 0799-23-2200
(翔)
こんにちは。第83期棋聖戦五番勝負は6月6日(水)兵庫県洲本市「ホテルニューアワジ」で行われる第1局で開幕します。
羽生善治棋聖が5連覇を果たすのか、タイトル戦初登場の中村太地六段が勢いのままにタイトルを奪うのか。
第1局は6月6日(水)9時開始。立会人は桐山清澄九段、副立会人は畠山鎮七段、記録係は福間健太三段。また当日現地で14時から行われる大盤解説会の聞き手は室谷由紀女流初段です。
本局の模様は棋譜・コメントを文記者が、ブログを翔が担当します。よろしくお願いいたします。
(洲本城から見える景色。大浜海岸が見える)
(翔)
――本局を振り返っていかがでしたか
「あまり前例のない形になって、何をやったらいいのかよくわかりませんでした。中盤は少し苦しくしてしまった気がします。終盤に入って(53手目の▲7七桂のあたりで)駒が使えて来たので行けそうになったかなと」
――これで挑戦が決まりましたが、今期の戦いを振り返っていかがでしたか
「これまで二次予選にも進んだことがなかったので、自分でもビックリしていますが、とても嬉しいです」
――初めての番勝負を羽生棋聖と戦います
「タイトル戦で戦うことは、小さいころからの夢であり、棋士になってからの目標でしたので、(夢と目標が)一つ達成できたことは嬉しいです。プロを目指したキッカケが、羽生先生と同じ将棋クラブに通って、羽生先生に憧れたことでしたので、(羽生棋聖と)番勝負を戦えることはとても嬉しく思います」
――五番勝負に向けての意気込みはいかがでしょうか
「いまのままでは実力が全然不足していると思いますので、番勝負まで短い時間ですが、精一杯勉強して少しでも見ごたえのある戦いにしたいと思います」
――(本局を振り返って)中盤は控え室では形勢がいいと見られていましたが
「(形勢がいいという)実感は全然なくて、ずっと難しいと思っていました。(玉の)コビンが開くなど形が悪かったので、(32手目△6四歩が)無理な動きだったかもしれません」
(八雲)
第83期棋聖戦挑戦者決定戦は、75手まで中村太地五段の勝ちとなりました。終局は18時32分、消費時間は▲中村3時間32分、△深浦3時間36分。
中村五段は初のタイトル挑戦。昇段規定により六段に昇段しました。