カテゴリ

2012年6月23日 (土)

フォトギャラリー

対局室のある3階通路には、季節に合わせたホテルフォレスタの魅力を伝える写真がある。昨年に行われた第2局の様子、とよたふれあい将棋フェスティバルの様子を写した写真が展示されていた。

094

098

099

100

(文)

戦いはいつ起こる?

本局の戦型は「いかに自分だけいい形を作って戦いを起こすか」がテーマで、戦いが起こるのはしばらく先になりそう。10時過ぎ、控室では定跡の確認のような雰囲気で継ぎ盤が動かされている。

091
(左から室田女流初段、村田女流二段、杉本七段)

092
(主催紙の取材を受ける豊島七段)

093
(左から澤田四段、石田九段。本局の棋譜を並べている)

(文)

午前のおやつ

10時、対局室におやつが運ばれた。メニューは羽生棋聖がコーヒー、中村六段はフルーツの盛り合わせとアイスティー。

089
(中村六段が注文したフルーツの盛り合わせ)

(文)

戦型は角換わりに

_32初手から▲2六歩△8四歩▲7六歩と進み、後手番の羽生棋聖に戦法の選択権が委ねられた。そして角換わりに進む。△6五歩(図)はスキをなくして相手に仕掛けにくくする作戦で、後手は徹底待機の方針だ。この形では、先手がいかに後手の最善形を崩すか、という展開になる。そのために「相手が駒を動かしたくない局面で手番を渡す」というやり取りが続き、一直線には進まない。


_44左図がこの形におけるテーマ局面で、後手の最善形でもある。先手がここで仕掛けるのは得策ではなく、後手の形を崩すためにパスを使う手法が提案された。たとえばここから▲2六飛△4二金引▲2七飛△4三金直▲2九飛と進むと、局面は同じだが手番だけ後手に渡した格好になる。すると後手は最善形を崩さざるを得ず、先手からの仕掛けが視野に入ってくるわけだ。まるでパズルのような一面もある、特殊な戦型である。


(文)

対局開始

060

062

068

075

080

086

(文)

両対局者、入室

8時50分、中村六段が入室。続いて53分に羽生棋聖が入室した。両者揃って礼を交わし、対局の準備が始まった。

003

011

021

022001

032

037

035

052

046

(文)

ニコニコ生放送解説は高橋道雄九段

本日のニコニコ生放送解説を担当するのは高橋道雄九段、中村桃子女流1級の師弟コンビ。生放送では対局室の様子も映し出される。どうぞお楽しみに。

Takahasim Nakamuramomoko_2

(文)

=== Copyright (C) 2009 >>> The Sankei Shimbun & Japan Shogi Association === All Rights Reserved. ===