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2012年7月 3日 (火)

五番勝負第3局は島根県江津市で開催

第83期棋聖戦五番勝負は、羽生善治棋聖が開幕から2連勝。防衛に王手をかけて第3局を迎えました。挑戦者、中村太地六段が巻き返すのか、羽生棋聖がストレートで防衛を果たすのか。注目の対局は島根県江津市「旅館ぬしや」で行われます。
対局は7月5日(木)9時開始。持ち時間は各4時間。立会人は小林健二九段、副立会人は長沼洋七段、記録係は都成竜馬三段。

本局はニコニコ生放送にてライブストリーミング解説が行われます。
http://live.nicovideo.jp/gate/lv98235627?ref=tim&zroute=index

解説:屋敷伸之九段
聞き手:山口恵梨子女流初段

解説の内容は日本将棋連盟モバイルtwitterでも配信いたします。
https://twitter.com/#!/shogi_mobile

関連リンク

・産経ニュース・将棋(主催)
http://sankei.jp.msn.com/life/newslist/shogi-shg-n1.htm

・旅館ぬしや(対局場)
http://www.nushiya.jp/

・日本将棋連盟(主催)
http://www.shogi.or.jp/

インターネット中継は棋譜・コメントを烏、ブログを八雲が担当いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。

2012年6月23日 (土)

感想戦

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解説会場へ

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終局直後

モニタに中村六段が頭を下げる様子が映ると、関係者が対局室へ慌ただしく移動する。インタビューが行われたのち、二人はファンの待つ解説会場へ移動した。

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―― 中盤までほとんど時間を使われていなかったですね。
羽生 そうですね、その後にどうするかというのが予想がつかなかったので。
―― 途中、長考された局面(△8五歩……74手目)がありましたが。
羽生 攻めが細いので、気をつけて攻めないといけなかったですね、切れないように。形勢自体は微妙だと思っていました。
―― 勝ちと思われたのはどの辺りですか。
羽生 △5四角と打ったあたりで。
―― これで2連勝、棋聖戦5連覇にあと1勝です。通算獲得タイトル81期もあと1勝と間近に迫っているのですが、次への意気込みをお願いします。
羽生 そうですね、ええ。まあ、変わらずに、一生懸命指せたらいいなと思います。

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―― 一局を振り返っていかがでしたか。
中村 ずっと受ける展開だったので、あまり本意の展開ではなかったですね。
―― △3五歩(69手目)に随分考えられたんですが(1時間4分)、その辺りは。
中村 受けを探していたんですが、どう指したらいいかわからなくて、少し苦しいかなと思いました。
―― これで後がない展開ですが、次へ向けての意気込みをお願いします。
中村 そうですね、意識せずに、普段通り指したいと思います。

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羽生棋聖2連勝

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棋聖戦第2局は116手で羽生棋聖が制し連勝した。終局は19時4分、消費時間は▲中村3時間59分、△羽生3時間48分。第3局は7月5日(木)島根県江津市「旅館ぬしや」にて行われます。

動かない継ぎ盤

18時30分、控室での検討は止まっている。

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中村六段、苦しい時間

_91中村六段は▲7八飛(図)と寄った。7五の銀を支えた受けの手だが、やはり苦しい。大判解説会でも、△5九角成で指す手がわからない、と言われている。


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(村田顕五段)

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(澤田四段)

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