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2014年7月 4日 (金)

第85期棋聖戦五番勝負第3局

第85期棋聖戦五番勝負第3局は7月5日(土)に静岡県沼津市「沼津倶楽部」で行われます。ここまでの成績は羽生善治棋聖の2勝0敗。羽生棋聖が勝てば通算13期目の棋聖獲得となります。挑戦者・森内俊之竜王は追い込まれました。今年度無敗の王者が防衛を果たすのか。挑戦者に巻き返しの秘策はあるのか。注目の一番です。

主催は産経新聞社、日本将棋連盟、日本将棋連盟沼津支部、第85期将棋棋聖戦第3局開催実行委員会。「オフィシャルスイーツブランド」として株式会社ブールミッシュがスイーツを提供します。

立会人は石田和雄九段、副立会人は木村一基八段、記録係は吉田正和五段。

中継担当は銀杏(棋譜更新・コメント入力)と牛蒡(ブログ更新)です。よろしくお願いします。

【棋譜中継(7月5日9時開始)】
http://live.shogi.or.jp/kisei/kifu/85/kisei201407050101.html

【関連リンク】
産経新聞社    (MSN産経ニュース)
日本将棋連盟
日本将棋連盟沼津支部
ブールミッシュ   (公式オンラインショップ)
沼津倶楽部

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(牛蒡)

2014年6月21日 (土)

第3局は7月5日(土)に対局

第2局は羽生棋聖が制し、連勝で防衛まであと1勝とした。第3局は7月5日(土)、静岡県沼津市「沼津倶楽部」で行われる。

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感想戦

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大盤解説会場へ

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終局直後

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■羽生善治棋聖
―― 今日は相矢倉になりました。
羽生 そうですね。昔似たような将棋を指したことがあったので、もう一度やってみようということだったんですが。
―― ▲7五歩(53手目)のあたりはいかがでしたか。
羽生 直接攻めるのは難しいので、こっちのほうに手をかけようと思ったんですけど、打った銀があまり働かない展開になってしまったですね。
―― 後手が△5五銀打(82手目)と中央を制圧したあたりは。
羽生 はっきり悪いと思います。
―― ▲3二金(113手目)で角を取ったあたりはいかがですか。
羽生 長い将棋になるんじゃないかなと思って……。こっちも入玉される形なので。手が進んでみないとよくわからない将棋だと思っていました。
―― どのあたりで勝ちが見えてきましたか。
羽生 最後のほう、王手飛車をかけてさすがによくなったかなと思ったんですが。でも、どこではっきりしたかはちょっとよくわからなかったですね。

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■森内俊之竜王
―― △3七歩成(64手目)と成っていきました。
森内 攻めを呼び込むのでどうかなと思ったんですけど、ゆっくりとやると、模様がよくないかなと思って。でも、結構危険な形になってしまって。
―― △5五銀打(82手目)のあたりは。
森内 代わる手がわからなかったので、しょうがないかなと思っていました。受けにたくさん駒を使ってしまって、成算はなかったですけど。自信はなかったです。
―― ▲7三歩成(101手目)に△同角と取りましたが、桂で取る手はなかったでしょうか。
森内 そうですね、桂で取ると、▲7七歩と打たれた形が堅くて、その攻略の仕方がわからなくて、角にしました。でも本譜で▲6四歩と突かれて思わしい手が見つけられなかったので、そちらを読むべきだったかもしれません。
―― △3七歩成(140手目)は終盤も終盤で成りました。
森内 なかなか余裕がなくて。3六の歩は上に逃げていくときにじゃまになってしまったので、嫌な展開だなと思っていました。

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羽生棋聖 連勝スタート

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141手まで羽生棋聖が制し、連勝スタートを決めた。終局は19時5分。消費時間は▲羽生3時間43分、△森内3時間59分。

羽生棋聖が優勢に

18時45分、森内竜王が1分将棋に入った。秒を読まれ指した手を見て、検討陣の様子が変わる。形勢が先手優勢ではっきりしたようだ。

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