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2015年6月15日 (月)

前夜祭 乾杯

Dsc_0222 (乾杯の発声は立会人である大内九段)

大内
「明日の第2局で立会人を務める大内です。ここ辰口温泉は金沢と小松の間にこの場所があるわけですが、私は金沢と縁がありまして、数年前に亡くなられた人間国宝の徳田八十吉先生と親交が厚かったんです。徳田先生は石川県支部連合会の会長を務められました。無類の将棋好きだったんです。石川で徳田八十吉といえば英雄中の英雄ですね。 露骨な言い方をしますが、徳田先生は1年間に将棋で最低でも1千万使っていました。というのは、将棋大会に自分の作品を商品にドンドン出していたんですね。これ、焼き物の世界からすると困るんですね。巨匠が簡単に出してしまうと、希少価値が下がってしまいますからね。でも、先生はお構いなしで、ファンが喜ぶなら私の作品を差し上げましょうと。北陸三県の将棋界の発展に大きく盛り上げてくださいました。 先ほど、泉鏡花の話が出ましたが、私は神楽坂に住んでいまして、泉鏡花と神楽坂も縁が深いんですね。金沢で生まれて、尾崎紅葉の門弟として神楽坂に来るんですね。神楽坂で小説を書きました。神楽坂に住んでいる作家の嵐山光三郎さんがよく金沢に来られていて、その人の音頭で、泉鏡花と親交を深くしようというのが神楽坂で盛り上がっていて、絶えず交流が行われています。そういうご縁もあるんだなと感じています」

Dsc_0193 (テーブルにはお料理が並ぶ)

Dsc_0182 (乾杯のあとは、しばし歓談。来場のお客さまはお料理に舌鼓)

Dsc_0180 (海の幸もふんだんに)

Dsc_0240 (会場の後方ではしゃぶしゃぶも振舞われていた)

(書き起こし・銀杏、写真・吟)

前夜祭開会

Dsc_0202 (開会の挨拶は酒井悌次郎 能美市長)

「棋聖戦というビッグタイトル戦が能美市で行われることは大変名誉なことです。 小さな市ですが、今年で市制10周年になります。 市をアピールしていますが、能美市はどこにあるのかと言われてしまう。今回タイトル戦が行われることで、全国的にアピールできるのではと期待しています。
北陸新幹線ができまして、波及効果に期待しているのですが、現在は金沢の一人勝ちのようです。 できることなら、これからもタイトル戦を開催してほしいですし、皆さんにもご協力いただければと思います。 2日に第1局が行われ、羽生棋聖が勝ちました。第2局も手に汗握る勝負になりそうです。活躍を期待したいと思います」

Dsc_0209 (主催者挨拶は産経新聞社 大橋一仁 編集局次長)

「第1局はスリリングな将棋でした。第2局も熱い戦いを期待したいと思います。先ほど検分で対局室を見ましたが、大変素晴らしい舞台を用意していただきました。こちらは文豪・泉鏡花の小説の舞台になった老舗旅館で開催されることうれしく思います」

Dsc_0215 (日本将棋連盟を代表して理事の井上慶太九段が挨拶)

「前夜祭を見ていると、本当に様変わりしたと感じますね。女性の方が多くなりまして、大変華やかです。この時代に活躍したかったと思いますが、二人のタイトル戦は今回が昨年の王座戦に続いて2回目になります。王座戦も記憶に残る勝負でした。3勝2敗でかろうじて防衛。そうして棋聖戦でも対戦となりました。
豊島七段は今回こそはと思っていることでしょう。羽生棋聖も前回は冷や汗をかきましたが、今回は貫録を見せてやろうと考えていると推測します。
2人は勝っても負けてもいい将棋が多いです。
私はこちらの辰口温泉に来るのは初めてです。辰年生まれなので覚えやすく、また来てみたいなと思います」

(書き起こし・銀杏、写真・吟)


揮毫

Dsc_0122 (検分後、両対局者は揮毫を行った。盤の裏に揮毫を行う羽生棋聖)

Dsc_0139 (両対局者は盤の裏、駒の平箱、色紙に揮毫を行った)

Dsc_0150 (両対局者の署名が入った平箱)

Dsc_0155 (盤の裏の署名も完成)
(吟)

対局検分

Dsc_0084 (17時から対局検分が行われた。駒の感触を確かめる羽生棋聖)

Dsc_0092 (挑戦者の豊島七段)

Dsc_0093 (空調の具合を確認する両対局者。検分は5分ほどで終了した)

※このあと18時30分から前夜祭が開催されます。記事の更新は前夜祭終了後となります。ご了承ください。

(吟)

北陸先端科学技術大学院大学へ

Dsc_0032 (羽生棋聖は検分前に副立会人の飯田六段が教授を務める北陸先端科学技術大学院大学へ。左から羽生棋聖、飯田六段、産経新聞観戦記担当の伊藤能六段)

Dsc_0049 (世界有数のパズルコレクションを誇る展示室に足を運んだ羽生棋聖)

Dsc_0062 (3人でコンピュータ将棋ソフトの話やチェスのソフトの話に花が咲く)

【北陸先端科学技術大学院大学・飯田弘之教授】
http://www.jaist.ac.jp/profiles/info.php?profile_id=00429

(吟)

明日第2局

羽生善治棋聖に豊島将之七段が挑む第86期棋聖戦(主催・産経新聞社)。第2局は6月16日(火)石川県能美市「まつさき」にて行われる。立会人は大内延介九段、副立会人は飯田弘之六段、記録係は井田明宏初段(小林健二九段門下)が務める。
持ち時間は各4時間。第2局は羽生棋聖が先手番となる。

第1局は兵庫県洲本市「ホテルニューアワジ」にて6月2日に行われ、羽生棋聖が先勝。
羽生棋聖の連勝か、豊島七段が巻き返すのか、注目の第2局だ。

Dsc_0005(羽生棋聖、立会人の大内九段ら一行を乗せた北陸新幹線「かがやき509号」は定刻の10時32分に東京駅を出発。豊島七段は関西から別便で現地入り)

中継は棋譜コメント入力が銀杏、ブログは吟が担当する。どうぞよろしくお願いします。

Dsc_0015 (最寄駅の松任駅へ14時頃に到着)

【産経ニュース・将棋】
http://www.sankei.com/life/newslist/shogi-n1.html

2015年6月 2日 (火)

ご観戦ありがとうございました

本日もご観戦ありがとうございました。

第3局(7月4日土曜日、静岡県沼津市「沼津倶楽部」)では前夜祭と大盤解説会他イベントの事前募集を行っています。

詳しくは日本将棋連盟沼津支部のホームページをご覧ください。

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(第3局前夜祭案内)

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(第3局大盤解説会案内)

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