豊島七段が勝って、1勝1敗のタイに

羽生善治棋聖に豊島将之七段が挑戦する第86期棋聖戦五番勝負第2局は、19時20分、124手で豊島七段の勝ちとなりました。消費時間は▲羽生3時間 59分、△豊島3時間58分。豊島七段が勝ち、五番勝負は1勝1敗のタイとなりました。第3局は7月4日に静岡県沼津市「沼津倶楽部」で行われます。

羽生善治棋聖に豊島将之七段が挑戦する第86期棋聖戦五番勝負第2局は、19時20分、124手で豊島七段の勝ちとなりました。消費時間は▲羽生3時間 59分、△豊島3時間58分。豊島七段が勝ち、五番勝負は1勝1敗のタイとなりました。第3局は7月4日に静岡県沼津市「沼津倶楽部」で行われます。

△8五桂と後手が打った手に対し、羽生棋聖が時間を使う。△7七桂成が来る前に先手は駒を渡さずに詰めろを掛ける必要がある。羽生棋聖の時間がみるみるうちになくなって、ついに1分将棋になった。対する豊島七段は3分残している。いよいよクライマックスだ。
■ニコニコ生放送■
松尾歩七段>おそらく△8五桂は詰めろではありません。ここで▲4二銀と打てば後手玉に詰めろがかかりますが、△同飛▲同との局面は先手玉が詰みます。駒を渡さない詰めろをかけるのは難しいです。▲8九玉と取った手が詰めろになっていれば一番良いのですが…。
(吟)


△4五桂に控室では▲5五歩△6六歩▲3八飛△6七銀▲6六金△7八銀成▲同玉△2四角▲同角△同歩▲4一銀△5七桂成(変化図)が検討され「先手が苦しいなぁ」と井上九段。
「先手がいいと思ってたけど△5七桂成まで進むと、と金と6四の歩がぼけてますね」と伊藤能六段。
(大盤解説会場から戻った香川女流王将は羽生棋聖が午後のおやつに食べた「能登町産ブルーベリーの包みフロマージュ」を手にニッコリ。食べ終えて「見た目は洋菓子なんですが、外が大福の生地なんです。不思議な感じで今まで食べたことがない食感です」と話す。続いて豊島七段が食べた「石川百花ハチミツヴァバロアとさくらんぼのシャルロット」に手を伸ばす。「このためにお昼ご飯を抜いてきたんです」と笑う。
(吟)
65手目▲6四歩が着手されると即座に井上九段は「▲6四歩は予想えきなかったですね。豊島さんも意表を突かれたんじゃないでしょうか。ここは時間を使うと思います。ただ次に▲5三歩と打たれても△4五桂から△3三角と逃がすことができます」と話した。
後手は銀読得だが、6三のと金の存在がどれほどか。まだまだ難しい戦いのようだ。
局面について語ると解説会場は健康の話題へ。
「井上先生は長生きしそうですよね」(香川)
「それはどういう意味ですか」(井上)
「いや何となく、体を気遣っていそうじゃないですか」(香川)
「朝起きるのは早いけどね。22時寝ても5時半には起きる。3時に寝ても5時半には起きる」(井上)
井上節が絶好調だった。