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新潟市は新潟県のやや北寄りに位置する県庁所在地。市の歴史は古く、1300年あまり前の大化年間、蝦夷経営の拠点として「渟足柵(ぬたりのき)」が設けられました。江戸時代に港町として整備が進められ、発展してきた歴史があります。市域の大部分は越後平野に含まれ、平坦な地形を生かした稲作が盛ん。日本酒や米菓が特産品です。
【新潟市】https://www.city.niigata.lg.jp/
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控室では屋敷九段と三浦九段が検討しています。指し手の予想が連続で当たると、「優秀な検討陣だ」と屋敷九段。
10時、対局室におやつが運ばれました。羽生善治はフルーツ(桃、メロン)、ホットコーヒー。永瀬六段はフルーツ(桃のみ希望)、アイスコーヒー(氷なし)。
定刻の9時、屋敷九段が「挑戦者、永瀬六段の先手番でお願いします」と告げて対局が始まりました。
本局は五番勝負の第5局のため、改めて振り駒で先後を決定します。記録係の三浦三段が白布を広げ、羽生棋聖の歩を5枚取って振りました。結果はと金が3枚で、永瀬六段の先手に決まりました。
羽生棋聖が駒箱を開け、両対局者が駒を並べていきます。最後に余り歩を羽生棋聖が駒袋にしまいました。
対局室の「常磐」には、原田泰夫九段の手による「名局の宿」と書かれた掛け軸があります。永瀬六段が座る下座の手元には、飲み物のペットボトルがたくさん置いてありました。8時39分、永瀬六段が入室。羽生棋聖が8時51分に入室して、対局の準備が始まりました。