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2017年7月 1日 (土)

先手が抜け出したか

79最終盤を迎えています。▲7三金(図)に「キツイ気がします」と屋敷九段。激戦でしたが、ついに先手が抜け出したかもしれません。少なくとも▲7三金は勝ちにいった手に間違いありません。残り時間は▲斎藤11分、△羽生35分です。


(牛蒡)

羽生棋聖が踏み込む

7417時34分、羽生棋聖は△7九金と踏み込みました。どよめく控室。ただ、屋敷九段は「もしかしたら(あるかも)と思っていました」と話していました。分が悪いと見ての勝負手か、それとも形勢よしと見て勝ちにいった手か。羽生棋聖の形勢判断が気になります。



Dsc_8451 (検討を進める屋敷九段)

(牛蒡)

難解な戦い

Dsc_8434 (終盤の変化も出てくるようになり、継ぎ盤周辺も重苦しい空気になってきた)

Dsc_8441 (17時25分、モニター映像。両者とも扇子をあおぐ)

(牛蒡)

振り飛車攻め合い勝ちの変化

70_270手目△6八銀(図)は控室の検討にありました。以下▲8三桂△8二玉▲9一桂成は、△7七銀成▲同銀△7九金▲同金△7七馬▲8八銀△7九竜▲7七銀△7八金(変化図)で先手玉に必至が掛かります。後手玉は詰まず、これは振り飛車の勝ちになります。居飛車穴熊相手に振り飛車が攻め勝つ変化がありました。


70s実戦は図から▲3四馬としました。これで難しい勝負と見られています。▲3四馬は▲8三桂の筋が消える(△8三同銀▲7三桂に△5一金寄ができる)のがデメリットですが、自陣に利かして攻防手です。


(牛蒡)

16時ごろの控室

6416時ごろ、「一手指したほうがよく見える」と声が上がる難しい戦い。勝又六段を中心に(1)▲2七歩△同飛成▲1六角△2二竜、(2)▲1五角△2九飛成▲3三角成といった順が検討されています。(2)が本命とのこと。

「互いに粘っこい攻め、粘っこい受けがあり、面白い将棋です」と勝又六段。


Dsc_8417 (勝又六段)

Dsc_8426 (勝又六段はその後、ニコ生に電話出演。現地情報を伝えた)

Dsc_7926日本将棋連盟沼津支部の方から控室に差し入れをいただいた)

(牛蒡)

沼津倶楽部

「沼津倶楽部」は明治40年(1907年)にミツワ石鹸二代目・三輪善兵衛氏が建てた別邸が前身。現在は社団法人沼津倶楽部の所有です。2006年、建築家・渡辺明氏の設計による宿泊棟を増築され、会員制ゲストハウス沼津倶楽部として再興。2014年11月、その歴史的・美術的な価値が評価され、国の有形文化財に登録されました。

Dsc_8375 (対局室にはこの入り口から入る)

Dsc_8377 (数寄屋造りの北棟と南棟、長屋門が登録有形文化財)

Dsc_8083

Dsc_8113

Dsc_8112

Dsc_8386 (宿泊棟)

Dsc_8391

Dsc_8389

Dsc_8400

Dsc_8393 (控室)

(牛蒡)

千本松原

沼津倶楽部から御用邸までは車で10分ほどですが、その間、海岸線は「千本松原」が続いています。今日は波が強く、マリンスポーツを楽しむ人の姿もありました。

Dsc_8319

Dsc_8325 (海風による塩害も守ってきた松原。風の方向に傾いている)

Dsc_8328 (沼津のすぐ向かいは伊豆半島)

Dsc_8344

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