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2017年7月 1日 (土)

2006年対局の観戦記

Dsc_8216 (佐藤康光九段が保管していた観戦記。佐藤九段の自宅からFAXで送られてきた)

第78期棋聖戦最終予選
 2006年12月4日 於・東京・千駄ヶ谷・東京将棋会館

 持ち時間 ▲三冠 羽生 善治
 各3時間 △九段 藤井  猛

▲7六歩  △3四歩  ▲2六歩  △4四歩  ▲4八銀  △4二飛  ▲6八玉  △9四歩  
▲7八玉  △7二銀  ▲5六歩  △5二金左▲5八金右△9五歩  ▲5七銀  △3二銀  
▲2五歩  △3三角  ▲7七角  △7四歩  ▲3六歩  △6二玉  ▲8八玉  △4三銀  
▲7八金  △7三桂  ▲6六歩  △6四歩  ▲9八香  △4五歩  ▲9九玉  △5四銀  
▲6七金右△7一玉  ▲8八銀  △8四歩  ▲3五歩  △同  歩  ▲2四歩  △同  歩  
▲6五歩  △同  桂  ▲3三角成△同  桂  ▲2四飛  △5七桂成▲同  金  △4六歩  
▲同  歩  △4八角  ▲6八角  △5九銀  ▲7九角  △1五角成▲2一飛成△1四馬  
▲6七金寄△4一飛  ▲2二竜  △6九馬  ▲7七金上△2八歩  ▲同  竜  △4七歩  
▲3四歩  △2五桂  ▲同  竜  △4八歩成▲2二竜  △5八と  ▲8六桂  △6三銀引
▲5五桂  △6八と  ▲6三桂成△同  金  ▲5二銀  △4二歩  ▲3二竜  △5一飛  
▲同  銀成△同  金  ▲2一飛  △6二銀  ▲6八角  △同  銀不成▲3一竜  △7七銀成
▲同  金  △6一金打▲7八銀  △5八角  ▲6九銀  △同  角成▲3三歩成△8五桂  
▲4二と  △7七桂不成▲同  銀  △7八銀▲5一と  △7九金  ▲6一と  △8二玉  
▲8八金  △8九銀成▲同  金  △同  金  ▲同  玉  △7八金  ▲9九玉  △7七金  
▲9四桂打
 まで、113手で羽生 善治三冠の勝ち。
(消費時間=▲2時間59分、△2時間59分)

(牛蒡)

対局再開

Dsc_8146 (羽生棋聖が先に戻ってきた。観戦ツアーに参加した方たちが観戦している)

Dsc_8170 (続いて斎藤七段が席へ)

Dsc_8134 (観戦していた少年のお守り)

Dsc_8163

Dsc_8202 (斎藤七段は左胸に手を当てる仕草が何度かあった)

Dsc_8190 (斎藤七段が着手)

Dsc_8191 (歩をぶつける▲3五歩。先手から仕掛けた)

Dsc_8201 (▲3五歩の直後)

(牛蒡)

休憩中の対局室

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Dsc_8089 (今日から7月。対局室に扇風機が追加された。タワータイプのものも扇風機)

Dsc_8095 (休憩中の盤面)

Dsc_8087 (床に掛けられた牧水の軸)

(牛蒡)

対局者の昼食

Dsc_8071 (斎藤七段の昼食はカツカレー)

Dsc_8053 (羽生棋聖は海鮮丼。写真の丼に赤だしがつく)

(牛蒡)

昼食休憩

20170701a

図の40手目△8四歩の局面で斎藤七段が35分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲斎藤1時間22分、△羽生1時間11分。対局は13時再開です。

じっくりとした展開

40先手は穴熊に組みました。後手はその前に△8五桂などから動く展開も考えられましたが、本譜は動かずにじっくりと進めています。昔からある四間飛車の将棋です。前例としては2006年12月の第78期棋聖戦▲羽生三冠-△藤井猛九段戦があります。

「図から後手は銀冠に組み直すなど、ゆっくりしたいはずです。先手は仕掛けるかもしれません。仕掛ける手は有力と思います」(屋敷九段)


Dsc_7815 (朝の斎藤七段。穴熊に組んで不満なしか)

(牛蒡)

指導対局

若山牧水記念館は午前中、指導対局が行われています。

Dsc_7998 (中尾五段は富士市出身)

Dsc_8017 (青野九段は焼津市出身)

Dsc_8008 (勝又六段)

Dsc_8031 (藤田女流二段)

(牛蒡)

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