本局の放送
本局の模様は各コンテンツで放送されます。
【ニコニコ生放送】
解 説=広瀬章人八段
聞き手=中村桃子女流初段
【AbemaTV】
解 説=畠山鎮七段、佐藤慎一五段
聞き手=安食総子女流初段、宮宗紫野女流初段
(琵琶)
本局の模様は各コンテンツで放送されます。
【ニコニコ生放送】
解 説=広瀬章人八段
聞き手=中村桃子女流初段
【AbemaTV】
解 説=畠山鎮七段、佐藤慎一五段
聞き手=安食総子女流初段、宮宗紫野女流初段
(琵琶)
第4局も大盤解説会が行われます。各地の情報です。
■現地
日時:7月11日(火)14:30~終局まで
会費:2,500円(ワンドリンク付き)
解説者=飯島栄治七段
■東京・棋士会イベント
日時:7月11日(火)14:00~終局まで
会費:2,000円
会場:レンタルスペースさくら
出演棋士=中村修九段、上村亘四段、飯野愛女流1級
ゲスト棋士=佐藤康光九段
https://www.shogi.or.jp/event/2017/07/_884.html
■関西将棋会館
日時:7月11日(火)17:00~終局まで
会費:1,500円(支部会員等の割り引きあり)
解説者=北浜健介八段
聞き手=長谷川優貴女流二段
(琵琶)
両対局者が退出したあとに、石田和九段、飯島七段の両立会人による明日のみどころが語られました。
石田「こんばんは。新潟はよく来たんだけども、久しく来てなかったから、この日を楽しみにしておりました。タイトル戦の立会人をよくやらせていただくんだけど、実は高島屋さんは初めてなんです。プライベートで1度来たことあるんですけどね。ここの料理はまことに見事。夏もいいし、秋もいいし、冬もいいし、春もいい。いやいや、なんか原田先生に似てきてねぇ。一言二言、余分に褒めるタイプなんだねって、自分でおっしゃっていました。いやいや、私の話した高島屋のことは本当のことですからね。では明日の見どころを、若い人から」
飯島「実は、私は原田先生の孫弟子でして、師匠は桜井昇八段。嫁さんの実家も新潟で、縁のある場所です。高島屋さんは初めてでして、温泉を楽しみにしていました。棋聖戦は羽生棋聖が2連勝して、斎藤挑戦者が1勝を返しました。僕は明日の一局がいちばん面白いのかなと思っています。明日、斎藤挑戦者が勝てば五分じゃないですか。流れもまったく変わります。実は副立会は14回目なんですけど、番勝負の後半は非常に緊張感がありますよね。明日、羽生棋聖が防衛するか、挑戦者が制して最終局に持ち込むのか、興味深いところです」
石田「羽生さんが先手なので、主導権を握りやすい。この差はわずかなんですが」
飯島「戦型はおそらく角換わり。羽生棋聖が先攻して、斎藤挑戦者がどのように勝負にできるかでしょうか」
石田「私は行きの新幹線で羽生さんと一緒だったんですけど、もう最近は20代とばかり対局しているみたいですよ。下手したら親子ほど差があるわけです。将棋ファンの見方は王者は羽生さんなのよ。やっぱり羽生さんを負かして、初めてこの人はタイトルを取ったんだと認めるというのが多いと思いますね。羽生さんも、もう46歳。私は、45歳を過ぎたら下り坂になるという持論があるんですけど、羽生さんもこういうところでがっちり若手を跳ねのけて、羽生さんの壁というのを若手に見せつけないといけない。明日大事ですよ、2対2になるとやられる可能性があるからね。若手を跳ねのけて、羽生さんに勝つのは大変だと思わせないといけないから。明日は飯島さんの名解説を聞いてください」
(書き起こし=紋蛇、写真=琵琶)
前夜祭では地元の海産物や野菜を使った料理が出されました。宿が生んだ名酒「高島屋」も毎年恒例で、出席者を喜ばせているようです。
■酒菜
胡桃豆腐、山葵、枸杞乃実、割醤油
穴子、白瓜、黄菊、生姜、いくら、天盛り白髪葱、加減酢
烏賊飯、甘藷れもん煮、小茄子、酢取茗荷子、ミニトマト、陸蓮根
■御椀「清汁仕立」
鰯つみれ、蛇乃目人参、蓴菜、貝割菜、青柚子
■お造り
鯛松皮、あら、鮪
■焼物
甘鯛柚香焼、すだち、蓮根黄味辛子和え、茗荷子寿司
■煮物
茄子茶巾、鶉玉昆布進丈、玉蜀黍進丈、赤黄パプリカ、青葱、卸あん
■お食事
かやく御飯、香乃物、蕪と白瓜浅漬、味噌汁、冬瓜、茄子、豆腐、三葉、粉山椒
■デザート
マンゴーゼリー寄せ、桜桃、生クリーム、ペパーミント添え
(琵琶)
両対局者には高島屋のスタッフから花束が贈呈されました。そのあと両対局者は決意表明を行い、翌日の対局の熱戦を誓いました。
■決意表明
羽生善治棋聖
「第88期棋聖戦第4局の前夜祭をこのように盛大に開催していただきまして、誠にありがとうございます。こちらの高島屋さんでは数多くの棋聖戦が行われてきまして。わたくし自身も初めて棋聖戦に挑戦したときから、気がついたら4半世紀になっている(笑)。月日が流れるのをずっしり感じてしまったんですけど、また明日から棋聖戦という晴れ舞台で対局できるということは、棋士として誇らしいことなんだなとしみじみと感じております。
今期、最初に淡路島から始まりまして、全国各地を転戦してきました。7月ということで暑い日々が続いていますが、明日からの対局も気候に負けないように熱い対局ができたらいいなと思います。
こちらにくると大変お世話になりました地元の原田泰夫先生のことをいつも思い出します。原田先生はかなり長くお話しされていたことを思い出しますが、将棋界、将棋連盟のために前に進んでいくことが大事だとおっしゃっていました。最近は若い人が活躍されて、原田先生も喜んでいらっしゃるんじゃないかなと思っております。明日からの対局も皆さまにお世話になります。よろしくお願いいたします」
■決意表明
挑戦者・斎藤慎太郎七段
「棋士の斎藤慎太郎と申します。今回、初めてになる方も多いと思います。わたくしは大阪から新潟にきまして、今回が初めてです。このような歴史のある、登録有形文化財の高島屋さんにこられるのは、何というありがたき幸せなことが自分の身に降りかかっているのだろうとひしひしと感じておりまして、ありがたい機会をいただいたと感謝しております。「死ぬまで長生きできる」という温泉はもちろん、日本料理も楽しみに参りました。あとはフクロウの「福ちゃん」が夜に鳴かれるそうですね。私はフクロウが好きですので、ご挨拶したいと思っております。この3点だけでなく、高島屋さんにはもっと魅力があると思いますので、リフレッシュして明日の対局に臨めるかなと思っております。
明日の和服は、新潟で織られました紬を用意しておりまして、こちらの対局場にふさわしいかなと思っております。高島屋さんでは多くの名勝負が行われてきたとうかがっておりまして、その写真を拝見させていただきました。こちらでは、棋聖戦は決着局になることが多いようでして……(笑)。何がいいたいかと申し上げますと、前例を覆せるような新しい手を指して、明日は頑張って参ります」
(琵琶)
■主催者あいさつ
日本将棋連盟常務理事・鈴木大介九段
「皆さん、こんばんは。日本将棋連盟の常務理事の鈴木でございます。本日はこのような盛大な前夜祭を開いていただき、誠にありがとうございます。いよいよ第88期棋聖戦も佳境に入ってきました。この棋聖戦、斎藤七段のタイトル初挑戦ということで、全国の将棋ファンが楽しみにして、かたずをのんで見守ってくださっていると思います。これもひとえに主催者の産経新聞社のおかげだと思っています。先ほど対局場を拝見しましたが、高島屋さんには棋聖戦を初期からお世話していただき、すばらしい対局場を提供していただいてありがとうございます。地元の将棋ファンあっての将棋界ですので、本当にありがとうございます。
藤井ブームという言葉を先ほどから伺っていますが、将棋ブームに変わってきていると思うんですよね。例えば、将棋連盟の将棋道場は最近、満員です。また、将棋連盟はネット中継を行っていまして、最近、有料会員が増えております。明日の棋聖戦でさらに増えるのではないかと期待しております。また2月から始まったAbemaTVも順調でして、驚くほど伸びております。面白いのは、コアな将棋ファンだけじゃなくて、初心者や級位者の方も熱心に見てくださっているんですね。そういう層の方が10年、20年後もファンになってくださるように、将棋を覚えてもらいたい。タイトル戦に興味を持ち、棋聖戦に興味を持ち、産経新聞社の観戦記を読む。こういった流れができれば、いちばんいいのではないかと思います。明日は、皆様のお力をお借りしますが、よろしくお願いいたします」
■乾杯
石添義克・岩室温泉自治会長
「高島屋さんの湯煙の出るお風呂に入りますと、死ぬまで長生きできます。岩室温泉は、酒はうまいし、魚はうまい、朝のご飯は美味しくて、きれいどころがそろっている。四拍子そろっている温泉ございます。高島屋さんを御ひいきにお願いします」
(琵琶)