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2018年7月17日 (火)

終局直後(2)

羽生棋聖の失冠により、1987年以来31年ぶりにタイトルを複数持っている棋士がいない状況となりました。
現在のタイトル保持者は序列順に、羽生善治竜王、佐藤天彦名人、高見泰地叡王、菅井竜也王位、中村太地王座、渡辺明棋王、久保利明王将、豊島将之棋聖の8人となります。
豊島新棋聖は現在、第59期王位戦七番勝負で菅井王位に挑戦中です。(銀杏)

20180717_toryo (108手目△9七香で羽生棋聖投了)

20180717_toyoshima7(2011年の第60期王将戦七番勝負から7年。5回目の挑戦で初のタイトル獲得。師匠の桐山清澄九段は棋聖3期獲得)

20180717_habu7 (敗れた羽生棋聖)

終局直後(1)

20180717_syukyoku (終局直後の様子)

20180717_syukyoku2 (報道陣が詰め掛ける)

20180717_toyoshima9 (初タイトルを獲得した豊島新棋聖)
豊島新棋聖「難しい将棋でずっと玉が薄い形だったので、よくわからないまま指していた感じでした。
五番勝負は全体的に中盤から終盤にかけてミスをしてしまったかなという感じがしました。
終わったばかりであまり実感はありませんが、タイトルはずっと目標にしていたのでよかったです」

20180717_habu6 (敗れた羽生前棋聖。棋聖連覇記録は10でストップ。タイトル獲得合計100期はまたの機会に持ち越された)
羽生前棋聖「角を手放して打開したのですが、あまり働きませんでした。攻めが無理だったのかもしれません。(タイトル獲得100期がならなかったことについて)また、次の機会というか、その舞台のときに目指してやっていけたらと思います」

(銀杏)

豊島八段が初タイトル奪取

Kisei201807170101108

108手まで豊島将之八段が勝ちました。終局時刻は18時25分。消費時間は▲羽生3時間37分、△豊島3時間45分。この結果、第89期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負は3勝2敗で挑戦者の豊島八段が制し、初のタイトルとなる棋聖を獲得しました。

豊島八段の寄せ

20180717s

図は94手目△7六銀の局面。△7八角成以下の詰めろ。豊島八段が羽生棋聖を追い詰めています。
終局近しの声も出ています。
羽生棋聖は図で▲7九桂と受けて頑張ります。

(銀杏)



20180717_toyoshima5_2(先手玉を寄せる豊島八段)

踏みとどまる

20180717p

図は90手目△7五歩まで。羽生棋聖は働いていなかった角を受けに使う勝負手を出しましたが、豊島八段は踏みとどまりました。控室の形勢判断は後手が残しているとみています。
△7五歩は▲7五桂を防いだ攻防手になっています。△7五歩に▲同銀は△6七角が△8七銀からの詰めろになります。

(銀杏)

20180717_hikaeshitsu4

将棋会館の大盤解説会

17時になり、東西の将棋会館で大盤解説会が始まりました。
東京・将棋会館から大盤解説会の写真が届きました。
開始の時点で立ち見が出る盛況ぶりとのことです。
どちらが勝っても歴史的な一戦とあって、ファンの関心の高さがうかがえます。
(銀杏)

53878024c7b2c9fdd87f3b26bd159e33dat (解説の渡辺明棋王)

Ab6949305b3e51b4e8d81b537af73d1fdat (聞き手は貞升南女流初段)

8d01b8cdd1f2190d3581ee10f4960dbfdat (渡辺明棋王「今回は羽生棋聖のタイトル100期が懸かるということで、計算しました。最初にタイトルを取ってから約30年で99期なので、1年でだいたい3.3(期)よりも多く取っているわけです。ちなみに私は……」)

17時過ぎの控室

20180717_hikaeshitsu2 (青野照市九段が来訪)

20180717_hikaeshitsu3 (記者控室に50人ほどの報道関係者が詰め掛けている)

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