台場でのタイトル戦
現地には日本将棋連盟会長の佐藤康九段が訪れています。控室で産経新聞、棋譜を見ながら継ぎ盤で駒を動かしています。
前夜祭では棋聖戦の東京開催が22年ぶりということに触れていました。前回の開催は1996年の第67期五番勝負第2局で、羽生善治棋聖に三浦弘行五段(当時)が挑戦したシリーズでした。羽生棋聖は七冠を独占していましたが、この五番勝負はフルセットの末に三浦五段が棋聖位を奪取。七冠を崩したシリーズとして有名です。対局場は「ホテル高輪」でした。
佐藤康九段は名人戦でこのホテルを訪れているとも話しました。1999年、第57期名人戦七番勝負第1局です。当時は「ホテル・グランパシフィック・メリディアン」という名称でした。
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