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図は94手目△7六銀の局面。△7八角成以下の詰めろ。豊島八段が羽生棋聖を追い詰めています。終局近しの声も出ています。羽生棋聖は図で▲7九桂と受けて頑張ります。(銀杏)
(先手玉を寄せる豊島八段)
図は90手目△7五歩まで。羽生棋聖は働いていなかった角を受けに使う勝負手を出しましたが、豊島八段は踏みとどまりました。控室の形勢判断は後手が残しているとみています。△7五歩は▲7五桂を防いだ攻防手になっています。△7五歩に▲同銀は△6七角が△8七銀からの詰めろになります。(銀杏)
17時になり、東西の将棋会館で大盤解説会が始まりました。東京・将棋会館から大盤解説会の写真が届きました。開始の時点で立ち見が出る盛況ぶりとのことです。どちらが勝っても歴史的な一戦とあって、ファンの関心の高さがうかがえます。(銀杏)
(解説の渡辺明棋王)
(聞き手は貞升南女流初段)
(渡辺明棋王「今回は羽生棋聖のタイトル100期が懸かるということで、計算しました。最初にタイトルを取ってから約30年で99期なので、1年でだいたい3.3(期)よりも多く取っているわけです。ちなみに私は……」)
(青野照市九段が来訪)
(記者控室に50人ほどの報道関係者が詰め掛けている)
図は77手目▲7六同金まで。△6七銀と金の弱点を突いて攻めるのが筋に見えるところです。ところが、△7五歩がよりいい手のようです。以下▲7七金に△6六銀と進軍し、▲3二と△7七銀成▲同桂なら△8七銀▲同玉△7六角(参考図)から先手玉を詰ますことができます。△7七銀成に▲同玉は△5九角の鬼手(▲同飛は△7六銀から詰み)があります。後手玉は堅くはありませんが広いので、先手から一気に寄せる筋はなかなか難しいようです。控室の判定は後手よし。豊島八段の初タイトルが近いという声も出ています。図で残り時間が1時間2分ある豊島八段は腰を落として考えています。(銀杏)
(豊島八段は腰を落として考えている)
(都市センターホテル8階にある防災図書館。防災や災害に関する専門図書館。どなたでも利用できる)
(防災や災害についての資料が約16万冊ある)
(専門的なものから入門的なものまで幅広く取り扱っている)(銀杏)
(勝又清和六段来訪)
(島九段と勝又六段が検討)(銀杏)