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2019年7月 9日 (火)

大盤解説会プレオープン

Img_5417 現地大盤解説会は14時30分開始予定ですが、多くのお客様が来場し、局面も進んでいるということで、ゲスト出演予定だった田中寅九段が、「それなら自分がちょっと早めに始めましょうか」といって、14時頃に解説会をプレオープンしました。

Img_5426 田中寅九段は序盤の注目手として▲6六角(27手目)を挙げていた。「新手と言っていいかもしれない。今度自分もやってみようかな」とのことだ。

Img_5431 貞升女流初段も14時から登場している。

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(八雲)

岩室温泉と高島屋

対局地の新潟市は新潟県の県庁所在地で、人口80万人を超す政令指定都市です。日本有数の米の産地として知られており、対局場のある西蒲区にも多くの水田があります。

Img_5321 西蒲区には田園が広がっている。

Img_5344 対局が行われているのは新潟市の奥座敷と呼ばれる岩室温泉の「高志の宿 高島屋」。目の前の道は歴史ある北国街道です。

Img_5273 こちらが「高志の宿 高島屋」の本館。
「高志」は「こうし」と読むと一般的に「高くすぐれた志」を表す言葉となりますが、「こし」と読む場合は「高志国」=「越国」を表す意味となります。高志国は、現在の新潟県や、その周辺を含む、越前、越中、越後、能登、加賀などの国が属する地域を総称する呼称で、古事記では高志、日本書紀では越の字で表記されているといいます。

Img_5268 高島屋の建物(本館)は築260年の庄屋屋敷で国の有形登録文化財です。岩室温泉はもちろんのこと、「泊まれる料亭」のキャッチフレーズの通り、素晴らしい和食や新潟の名酒を堪能できます。
高島屋は昭和の時代から幾度も本棋戦の五番勝負の舞台となっており、平成は昨年度まで18回の開催がありました。今期は令和となって初の開催で、高島屋での棋聖戦の歴史に新たな1ページが加わります。

(八雲)

活気づく検討

2019070943図は13時30分過ぎの局面。
昼食休憩明けに豊島棋聖が踏み込んだことで将棋の流れが激しくなっています。控室の検討も熱を帯びてきました。図から△7一角が予想されていますが、そこで先手の指し手が難しいと言われています。ゆっくりしていると△6五銀で6六角を目標にされてしまう順があります。

Img_5413 田中寅九段、佐々木勇七段、貞升女流初段が熱心に検討を続けている。

(八雲)

本局の使用駒

Img_5137 本局の使用駒は竹風作・菱湖書。

Img_5358 こちらは昼食休憩時の盤面。

駒の作者、大竹竹風師は三条市在住。そして書体の菱湖は、書家の巻菱湖(まき りょうこ)による書。巻菱湖は対局が行われている岩室温泉のある西蒲区内の旧町名「巻町」の出身で。作者と書体ともに、地元にゆかりの深い駒で対局が行われています。

(八雲)

対局再開

Img_5368 12時50分頃、田中寅九段と森下九段が盤側で再開を待つ。

Img_5381 56分頃、豊島棋聖が先に戻ってきた。

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Img_5393 58分頃、渡辺二冠が入室。

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Img_5401 再開が告げられると、豊島棋聖はすぐに▲4五歩を着手。この手は、先手が少し危ないのではないかと見られていた手。思いきって踏み込んだ形だ。

Img_5406 渡辺二冠は▲4五歩をどう見ているのか。

(八雲)

昼食休憩

3812時、図の局面で豊島棋聖が1時間6分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲豊島1時間45分、△渡辺55分。昼食の注文は豊島棋聖が「ハンバーグランチ」、渡辺二冠が「ざるそば」です。対局は13時に再開します。Img_5347 ハンバーグランチ。
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Img_5354 ざるそばとかき揚げ。

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(八雲)

10時50分ごろの控室

Dsc_2174_2 (実戦さながらの厳しい表情で考える田中寅彦九段)

Dsc_2166 (10時50分ごろのモニターの様子)

(銀杏)

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