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依然として、両者の指し手は早いままです。先述の▲佐々木勇七段-△松尾八段戦は上図の△5二銀に▲5三角成△同玉▲5四金△6二玉▲2四歩でしたが、藤井七段は単に▲2四歩と変化。△2四同歩▲5三角成に渡辺棋聖も△5三同桂と角の取り方を変え、別の将棋になりました。以下▲5四銀(下図)まで進んでいます。
(控室では、青野九段が記者に解説しながら進行を確認している)
(睡蓮)
時刻は10時10分を過ぎたところ。先手の藤井七段が4五への桂跳ねから攻めに出て、すさまじいペースで手が進んでいます。図の▲6二角の局面は、まだ前例あり。今年4月に指された第33期竜王戦2組ランキング戦、▲佐々木勇気七段-△松尾歩八段戦で、そちらは以下△6一桂▲6四歩△5二銀▲5三角成△同玉▲5四金△6二玉▲2四歩と進行。最終的には千日手になりました。
(藤井七段が思いきりよく攻めていった)
10時になり、両対局者に午前のおやつが出されました。注文は渡辺棋聖が「チーズケーキ、アイスコーヒー」、藤井七段が「白ぶどうジュース」です。
(渡辺棋聖のおやつ)
(藤井七段のおやつ)
図は9時35分過ぎの局面です。第1局と第2局は矢倉でしたが、本局は角換わり腰掛け銀の将棋になりました。△6三銀は一度5四に出た銀を引いた手で、好形を保ったまま一時待機する意味です。現局面は、藤井七段は先手を持って、渡辺棋聖は後手を持って、過去の公式戦でも経験があります。
(渡辺棋聖。藤井七段の先手角換わりを迎え撃つ)
(定刻になり、立会人の青野九段の発声を合図に礼を交わす)
(先手番の藤井七段。まずはほうじ茶に口をつける)
(初手は▲2六歩)
(襟元を調整する渡辺棋聖)
(2手目は△8四歩と返した)
対局は定刻通りに開始されました。まずは開始前の様子をお届けします。
(藤井七段は8時41分に入室)
(着座後は、うつむいて目を閉じた)
(藤井七段の盆。日本茶とほうじ茶が用意されている)
(渡辺棋聖の飲み物は、水とほうじ茶)
(渡辺棋聖の入室は8時47分だった)
(渡辺明棋聖)
(藤井聡太七段)
(8時51分には、すべての駒が盤上にそろった)
おはようございます。対局日の朝となりました。本日のスケジュールは以下の通りです。
■一日のスケジュール9:00 対局開始10:00 午前のおやつ12:00~13:00 昼食休憩15:00 午後のおやつ