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図は14時半過ぎの局面。後手は飛車角両取りがかかっている状態のまま、△8五桂と跳ねてさらに攻勢に出ました。いきなり決着がついてしまいそうな激しい局面ですが、もちろん両者の想定内で、そう簡単には終わらないようです。しかし、先手にとっては、一歩間違えれば終わり、という怖い局面が続くことは確か。勝負どころといえるでしょう。
永瀬王座が積極果敢に攻めている。
渡辺名人は辛抱のしどころだ。(八雲)
将棋会館隣の鳩森八幡神社を散策しました。
前夜の雨から一転して、今日は日差しが強い。
名所、千駄ヶ谷富士塚はツツジが満開。
奥に見えるレンガ色の建物が将棋会館だ。
汗ばむような気温で、竹やぶの日陰がありがたい。
ご神木は若葉が青々と茂っていた。
境内は春から初夏の薫りに移ろいつつある。(八雲)
永瀬王座は12時30分頃には盤の前に戻っていた。渡辺名人は5分前に入室。
再開が告げられると、すぐに△3四歩と角道を開けた。
渡辺名人は扇子を取り出して考えている。(八雲)
先手陣。
後手陣。(八雲)
12時、この局面で永瀬王座が24分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲渡辺59分、△永瀬47分。昼食の注文は、渡辺名人が「豚肉と春キャベツの回鍋肉定食」(紫金飯店)、永瀬王座が「骨付き鶏もも肉のガーリックローストセット(サラダ・自家製パン付き)とコーヒー」(アンフォラ)、「肉豆腐(キムチ・単品)」(鳩やぐら)。対局は12時40分に再開します。
「豚肉と春キャベツの回鍋肉定食」(紫金飯店)
「骨付き鶏もも肉のガーリックローストセット(サラダ・自家製パン付き)とコーヒー」(アンフォラ)、「肉豆腐(キムチ・単品)」(鳩やぐら)※写真は同じものを注文して撮影しました。(八雲)
図は11時19分の局面。渡辺名人は51分の長考で▲6六角と上がりました。△3六飛と歩を取られるのを防いだ意味で自然です。ただ、▲2六飛などの候補手もあったので、作戦の大きな分岐点だったと思われます。
渡辺名人が午前中から気合いの入った長考を見せた。
永瀬王座はどんな構想を描いているのか。(八雲)
両者ともに9時45分頃には着座していた。
渡辺明名人(棋王・王将)。
永瀬拓矢王座。
渡辺名人の振り歩先で行われた振り駒は「歩」が3枚。先手番は渡辺名人に決まった。
気息を整えて対局開始を待つ。
渡辺名人は開始が告げられてから、少し間をとって▲2六歩を着手。
永瀬王座はすぐに△8四歩と応じた。
図は10時23分の局面。「激しくなるかどうか、分かれ道ですね」と、本局の観戦記を担当する勝又清和七段。
(八雲)