対局者が大盤解説会に出演
インタビューのあと、対局者が大盤解説会に出演しました。
(大盤解説会場)
(藤井聡太棋聖)
「△3五歩(28手目)から仕掛けられて、一歩損の代償をどこで求めていくかという展開でしたが、▲8六銀(45手目)から端を詰めて、少しずつ厚みを作ってという形にできました。中盤戦で判断の難しい局面が多く、そのあたりをしっかり振り返って第3局に向けて準備をしていきたいと思います」
(杉本和陽六段)
「序盤は予定通りに進んでいたのですが、昼食休憩のところで突っ張った指し方をしたのが自玉の薄さを突かれてしまいました。判断を間違えたというところで終盤に接戦にできなかったのが心残りですが、実力をしっかり受け止めたいです。第3局までに日があるので少しでも実力を高めて、もう少し充実した内容の将棋を皆さんにお見せできるようにがんばりたいです」
(あいさつのあと、小林健二九段の先導で対局室に戻る)
(翔)