動画配信情報
本局は以下のとおり、ABEMAで動画配信されます。
7月17日(日)8時30分~7月18日(月)1時
解説:郷田真隆九段、金井恒太六段
聞き手:西山朋佳白玲・女王、中村桃子女流二段
https://abema.tv/channels/shogi/slots/9umRk6oWE9MR8B
(飛龍)
本局は以下のとおり、ABEMAで動画配信されます。
7月17日(日)8時30分~7月18日(月)1時
解説:郷田真隆九段、金井恒太六段
聞き手:西山朋佳白玲・女王、中村桃子女流二段
https://abema.tv/channels/shogi/slots/9umRk6oWE9MR8B
(飛龍)
明日の展望の後半です。
「今回、第1局では記録係を務めさせていただきました。千日手が2局、合計3局勉強することができて、本当に楽しかったので。永瀬先生も1局でも多くとおっしゃっておりましたので。石川さんを応援したいと思います」
(藤井棋聖と同い年の高田明浩四段。同じく大盤操作役を務める)
「このお二人だと、どんな将棋でも大熱戦になることが必至だと思いますので、是非、大盤解説会で楽しんでいただけるように、自分も頑張ります」
(香川女流四段と同じく、大盤解説会聞き手の山口稀良莉女流1級)
「明日は女流棋士になってから、初めて聞き手を務めますのでとても緊張しています。軽快なトークができるように頑張りたいと思っています。私は振り飛車党なので永瀬王座の振り飛車が見られないかなと密かに願っております」
「実は私も、タイトル戦の現地大盤解説の聞き手を務めるのは初めてですので、とても緊張しています。妹に負けないようにうまくトークができるように頑張りたいと思います。明日は両対局者の将棋飯にも注目していきたいと思います」
(書き起こし:八雲)
(飛龍)
続いて関係棋士による明日の展望が2回に分けて語られました。
「二人とも研究が行き届いてますし、最先端のレベルの高い攻防が期待できるんじゃないかなと思います」
「この二人の公式戦の初対局の時に、私が観戦記を担当したんです。2年前になりますが、あの時は永瀬さんが3つ、4つタイトルを取りにいくような勢いだったので、藤井さんが勝って驚いたのですが。実は当の本人の永瀬さんがいちばん驚いてなかったみたいで。私の願いとしては、できれば持将棋とか千日手じゃなく、普通に終わってくれることを祈っております」
「第4局ということで、藤井さんはここで決めたいというところだと思いますが、そこを逆に永瀬さんが勝てば第5局はいっそう盛り上がります。大盤解説会が非常に盛り上がるような大熱戦を期待しています」
「記録係としては、第1局のようなこと(千日手2回)がもしかしたらあるのではないかと、気にしたりしなかったりではあるのですが。何局指すことになっても、むしろ藤井永瀬戦が目の前で見られると前向きに捉えまして、自分のために何か吸収できればなと思います」
(書き起こし:八雲)
(飛龍)
「みなさまこんばんは。本日はこのような盛大な会を開いていただきありがとうございます。万松寺様に来るのは2度目になります。1度目は叡王戦での対局で、コロナ禍になってすぐの対局でしたが、細部までご配慮いただき、万全の状態で挑むことができました。その対局では持将棋から大熱戦の末、制することができました。明日は棋聖戦第4局となります。1勝2敗でカド番ですが、1局でも多く指せるよう、全力で頑張りたいと思っております。明日からどうぞよろしくお願いいたします」
「みなさまこんばんは。本日は開幕式に多くの方にお越しいただきましてありがとうございます。万松寺様には、4年ほど前、名人戦のタイトル戦が行われた際に、見学に訪れたことがあります。今回は対局者として再び来ることができたことをうれしく思っています。明日から対局となりますが、今回は大盤解説会も開催していただけるということで、見ていただける方に最後まで楽しんでいただけるような対局にできればと思っております。どうぞよろしくお願いいたします」
(書き起こし:八雲)
(飛龍)
18時から万松寺の白龍ホールで開幕式が行われました。
「こちらに来て、みなさまの期待と注目度の高さをひしひしと感じ、主催者としてうれしく思っております。今回の五番勝負、第3局まで白熱したギリギリの攻防が繰り広げられて来ました。明日の対局も歴史の残る名勝負となることをみなさまと共に期待しております」
「明日は2会場で大盤解説会を予定しております。副立会の勝又七段から、明日の解説会出てくれるんでしょうね、というお話もございまして(笑)。もちろんです、と力強く答えましたので、私も解説会に出させていただきたいと思います」
【歓迎の挨拶】
「明日は、お二人のランチとおやつのラインナップに、大須のお店の商品がたくさん入っております。明日以降のニュース番組で、藤井さんがこれ食べたよ、永瀬さんはこれを食したよという話題が出ますと、次の週末はそのお店に長蛇の列ができると確信しております。大須商店街としては本当に嬉しいことだなと思っております。大須商店街連盟も全面的にバックアップ申し上げております。よろしくお願いいたします」
【激励の言葉】
「またコロナの感染状況も増加して参りましたが、いろいろな対策をしながら精一杯の配慮を、スタッフ一同、入念に確認をしながらやらせていただいております。いずれにしても白熱した棋聖戦というものをお二人で盛り上げていただこうということで、スタッフ一同、応援をしていこうと考えております」
(書き起こし:八雲)
(飛龍)
検分後、両対局者に別々にインタビューが行われました。まずは藤井棋聖から。
―お~いお茶杯第63期王位戦第2局から、中2日でヒューリック杯棋聖戦第4局となる。コンディションについて
藤井 しっかり休めましたし、状態としてはいいかなと思っているので、明日も集中して臨めればと思っております。
―さらに中2日で王位戦第3局で神戸。今回は地元名古屋での対局だが、移動について
藤井 王位戦第3局もあってタイトル戦が続く形になるので、そういった意味でこうして地元でタイトル戦をしていただけるのは、ありがたいことだと思っております。
―10代最後の公式戦でもあることについてと抱負
藤井 19日(火)が自分の誕生日になりますが、それに関して特別意識することはないので、いつもどおりに臨めればと思っております。
続いて永瀬王座。
―第3局から2週間足らず、どのような思いで過ごしたか
永瀬 ここまで3局指して自分の中で収穫が多くありまして、藤井さんが何で強いのかも少しずつ分かってきたような気がします。そこを自分なりに普段の勉強に採り入れて、少しでも棋力が上がるように意識して毎日を過ごしています。
―名古屋と万松寺で指すことの感想
永瀬 自分にとっては普段、東京・神奈川が多いのですが、それを除くと愛知県がいちばん来ている県です。名古屋に来た回数は100はいかないのですが、自分としては少し土地勘もありますし、第2のホームのようなところがあります。万松寺様に伺うのは2度目で、1度目は叡王戦の対局(第5期叡王戦七番勝負第3、4局)だったのですが、持将棋(第3局)と、指し直しというわけではないのですが、もう1局(第4局)指しまして、そのときは大熱戦の対局だったので、とても印象的でした。その対局を勝つことができたので、縁起のいい場所なのかなと思っています。
―1勝2敗だが、縁起のよい万松寺でどのように戦うのか
永瀬 明日は先手番で、フルセットにつなげるためには頑張らなければいけないと思っています。ファンの皆様に1局でも多くお見せしたいので、それに応えられるようにしたいなと思っています。
(飛龍)