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2020年6月

2020年6月28日 (日)

悩ましい局面

202004_049渡辺大夢五段が控室へ。図の局面で「ぱっと見だと後手の手が難しいですけど、攻めるしかないと思います」とのこと。ストレートな順は(1)△4五銀▲2二角成△同金▲4五銀△同金▲4三歩△同飛(参考図)。そこで先手に手があるかどうか。後手はこの変化を軸として、△4七歩や△8六歩▲同歩△8七歩を組み合わせたいですが、最後の1歩を渡すことになります。後手は後手で悩ましいところです。

「先後どちらも持ちたくないです。ただ、いつでも4五桂が取れるという状況では、後手が何とかできるとしたものですが」(渡辺大五段)

202004_049s

Dsc_1857(渡辺大五段。しばらくして兄弟子の勝又清和七段も来訪した)

Dsc_1867(勝又七段=右は棋聖戦の観戦記者でもある。直近では挑戦者決定戦を担当した)

(牛蒡)

午後の控室(14時30分)

Dsc_1842(鈴木大介九段=左が来訪。日本将棋連盟常務理事)

Dsc_1851(中村修九段は棋士会会長)

(牛蒡)

攻め合い不可避

202004_047藤井七段の42手目△5四金をきっかけに、互いに引くに引けない状況になったようです。図の▲3五歩以下、攻め合いは避けられそうにありません。佐藤康九段は「ノーガードの打ち合いになりそうです」と話し、一例として△6五桂を挙げました。

Dsc_1778(昼の渡辺棋聖)

(牛蒡)

鳩森八幡神社(2)

Dsc_1827_2(能楽殿で研修会の指導対局が行われていた)

Dsc_1812(棋聖戦で会館の部屋が使用できないための特別措置。写真は中村修九段)

Dsc_1814(伊藤真吾五段=左と渡辺正和五段も指導していた)

Dsc_1800(未明から降った雨は昼にはやんだ)

(牛蒡)

鳩森八幡神社(1)

Dsc_1805(月末の「夏越の祓」に向けて茅の輪が設置されていた)

Dsc_1822(将棋堂)

Dsc_1826(神社のアジサイ)

(牛蒡)

対局再開

藤井七段、渡辺棋聖の順で部屋に戻ってきました。対局再開です。

Dsc_1715 

Dsc_1768 

Dsc_1730 

Dsc_1782
(牛蒡)

休憩中の対局室

Dsc_1704(休憩中の特別対局室)

Dsc_1693(駒は掬水作、水無瀬書)

(牛蒡)

昼食休憩

202004_044図の局面で渡辺棋聖が9分使って昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は、▲渡辺明1時間41分、△藤井聡53分(持ち時間は各4時間)。再開は13時です。

渡辺棋聖の昼食は「うな重(桜)、肝吸」、藤井七段は「海老天重、吸物」。いずれも「渋谷 松川」の出前です。松川のうな重は松竹梅ではなく、葵(限定)、藤、桜、菊で分けられているようです。デザートは西荻窪のタルト専門店「アングレーズ」の「タルトアナナス」と「白桃のジュレ」です。

【昼食はうな重VS海老天重|産経新聞】
https://www.sankei.com/life/news/200628/lif2006280029-n1.html

【渋谷 松川】
http://www.unagi-matsukawa.co.jp/

【アングレーズ】
https://anglaise1220.wixsite.com/nishiogi

Dsc_1620 

Dsc_1662 

Dsc_1682
(牛蒡)

意表の一手

202004_04211時21分、藤井七段は金を4三から5四に上がりました。囲いを崩してでも4五桂を取りにいく、力強い一手です。控室では予想されておらず、佐藤康九段は「ええーっ」とさけびました。

屋敷九段「△5四金は勝負を懸けた一手です。5三歩型(矢倉では珍しい)を生かしています。後手は4五桂を無傷で取れればいいですが、先手が攻めてくるのが目に見えているので怖い手でもありますね。ただ、いくつかの候補手から△5四金を選んでいるはずで、藤井七段は自信を持っていそうです。先手はすぐに▲5五銀左といくのか、▲4九飛△4二飛の交換を入れるか、▲2四歩△同歩▲2三歩を決めるか、攻め方の組み合わせがあります。考えることが多く、長考になりそうです」

Dsc_1600(モニターに視線を向ける、佐藤康九段と屋敷九段)

Dsc_1604(屋敷九段は棋聖獲得3期。タイトル獲得の最年少記録を持つ)

(牛蒡)

同門解説

ABEMAでは現在、藤井猛九段と阿部健七段が解説しています。
二人は西村一義九段門下の兄弟弟子です。

Abema1115_1 

Abema1115_2
(牛蒡)

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