カテゴリ

« 2019年4月 | メイン | 2019年7月 »

2019年6月

2019年6月 4日 (火)

第2局は6月19日(水)に対局

五番勝負第1局は豊島棋聖が制し、幸先のよいスタートを切りました。
第2局は、2週間後の6月19日(水)、愛知県名古屋市「亀岳林 万林寺」で行われます。
本日はご観戦いただきまして、まことにありがとうございました。

Img_8177_2
(武蔵)

感想戦

Img_8195
Img_8192
Img_8184
Img_8198
Img_8186

Img_8180

(武蔵)

両対局者、大盤解説会場に登壇

インタビューのあと、両対局者が大盤解説会場に現れました。
Img_8159(稲葉八段を加え、3名で意見を交わす)
Img_8167

Img_8169(両者には惜しみない拍手が贈られた)

(武蔵)

終局直後

Img_8133(二転三転する大熱戦を制した豊島将之棋聖)
―――第1局を制して、初防衛に向けて先勝されました。次局に向けての気持ちをお願いします。
豊島 悪手も指してしまったので、反省すべきところはして、次も頑張りたいと思います。
Img_8142(優位を維持していた渡辺明二冠だが、惜しくも勝ちを逃した)

―――本局を振り返っていかがでしょうか。
渡辺 中盤の形勢はよくわからず、自信がないところが多かったです。

―――立ち上がりは矢倉を目指した駒組みだったでしょうか。
渡辺 本譜のような立ち上がりは視野に入っていました。後手の急戦策は手が広いので、相手の動きを見て応じようと思っていました。

―――二転三転の終盤戦でした。
渡辺 最終盤は、はっきり勝ちの局面があったと思いますが、読みきれませんでした。

―――次局に向けての気持ちをお願いします。
渡辺 苦しい立ち上がりにしてしまいましたが、挽回できるように頑張りたいと思います。

(武蔵)

豊島棋聖が先勝

投了図

第90期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第1局は、168手で豊島棋聖が勝ちました。終局時刻は19時51分。消費時間は▲渡辺二冠3時間59分、△豊島棋聖3時間59分。五番勝負は豊島棋聖が先勝。第2局は6月19日(水)、愛知県名古屋市「亀岳林万松寺」で行われます。

(夏芽)

豊島棋聖、勝勢に

20190604162豊島棋聖の△7五桂を見た渡辺二冠は、がっくりと肩を落としました。どうやら、渡辺玉に詰みが生じているようです。
控室では、「大逆転だね」との声が聞こえます。

(武蔵)

両者一分将棋に

20190604145この局面で両者が一分将棋となりました。第1局から手に汗握る大熱戦。ギリギリの戦いは終りが見えません。
Img_8026(最後に笑うのはどちらか)

(武蔵)

詰むや詰まざるや

20190604132自玉の受けが難しくなった豊島棋聖は馬を取り、△7五桂以下の詰めろをかけました。後手玉は果たして詰むのでしょうか。
Img_8027

(武蔵)

渡辺二冠、一分将棋に

20190604122豊島棋聖が△6四銀と出た局面です。馬が逃げると△7五桂から先手玉を脅かせます。豊島棋聖は簡単に土俵を割りません。
この局面で、渡辺二冠は一分将棋に突入しました。豊島棋聖はあと2分を残しています。
Img_8010
(武蔵)

先手よし

20190604117控室では、ここで後手のいい指し手が見当たらない、といわれています。どうやら形勢が先手に傾いたようです。

(武蔵)

=== Copyright (C) 2009 >>> The Sankei Shimbun & Japan Shogi Association === All Rights Reserved. ===