豊島八段、残り10分
図は90手目△5八角成と金を取った局面。残り17分だった豊島八段は、ここで時間を使っています。残り10分を切りました。
局面は先手が優勢と見られています。
(翔)
図は90手目△5八角成と金を取った局面。残り17分だった豊島八段は、ここで時間を使っています。残り10分を切りました。
局面は先手が優勢と見られています。
(翔)
図は△2七金と、後手が先手の飛車を捕まえた局面。豊島八段は上図以下、▲同飛△同銀不成に▲同玉(下図)と、清算する順を選びました。
△4九角の王手金取りが掛かりますが、▲3八銀△5八角成には▲6四銀で先手が勝ちそうだと言われています。△5八角成の瞬間、先手玉に速い寄せがないからです。
お互いの玉にすぐに詰めろが掛かる形にはなっていないので、正確な大局観が求められる局面が続きます。
(翔)
図は馬取りに6三の金を5四に上がった局面。
控室では▲1一馬、▲7三馬を検討していましたが、豊島八段の選択は第三の手。
▲5四馬! ずばっと馬を切りました。△5四同歩に▲5三銀(下図)で詰めろをかけました。
この詰めろ(次に▲4二金△同金▲同銀成まで)自体は△5二金ですぐに受かります。△5二金には▲同銀成△同玉に▲6五銀が予想手順です。
先手が指せると見られていますが、形勢は接近したかもしれません。
(翔)