カテゴリ

« 2018年5月 | メイン | 2018年7月 »

2018年6月

2018年6月 6日 (水)

豊島八段、残り10分

090_2

図は90手目△5八角成と金を取った局面。残り17分だった豊島八段は、ここで時間を使っています。残り10分を切りました。
局面は先手が優勢と見られています。

(翔)

王手金取りは掛かるが

084_2

図は△2七金と、後手が先手の飛車を捕まえた局面。豊島八段は上図以下、▲同飛△同銀不成に▲同玉(下図)と、清算する順を選びました。

087

△4九角の王手金取りが掛かりますが、▲3八銀△5八角成には▲6四銀で先手が勝ちそうだと言われています。△5八角成の瞬間、先手玉に速い寄せがないからです。
お互いの玉にすぐに詰めろが掛かる形にはなっていないので、正確な大局観が求められる局面が続きます。

(翔)

18時頃の大盤解説会

501

(18時頃の大盤解説会)

499

(斎藤慎太郎七段)

483

(長谷川優貴女流二段)

506

(75手目▲4七桂の前後を解説している)

510_1

(井上九段は公務のため、一足先に現地を後にした)

(翔)

豊島八段、馬を切る

066

図は馬取りに6三の金を5四に上がった局面。

控室では▲1一馬、▲7三馬を検討していましたが、豊島八段の選択は第三の手。

067

▲5四馬! ずばっと馬を切りました。△5四同歩に▲5三銀(下図)で詰めろをかけました。

069

この詰めろ(次に▲4二金△同金▲同銀成まで)自体は△5二金ですぐに受かります。△5二金には▲同銀成△同玉に▲6五銀が予想手順です。
先手が指せると見られていますが、形勢は接近したかもしれません。

(翔)

17時頃の控室

465

(17時頃の控室。大盤解説会は休憩中で、現地を訪れている3人の棋士が揃っている)

468

(斎藤慎太郎七段、谷川浩司九段)

470

(谷川浩司九段、井上慶太九段)

(翔)

先手優勢

060

図は△3六歩と羽生棋聖が垂らした局面。羽生棋聖が攻め続けていますが先手玉は広く、簡単には捕まらない形です。
控室で検討している井上慶太九段は、「後手玉は金2枚で守られてはいますが、▲3四桂が入ると一気に狭くなります。現局面で▲3四桂も考えられますね」と先手優勢の見解を示しました。

462

(洲本市は雨が降っている)

(翔)

将棋世界7月号

458_1

(控室に将棋世界7月号が届けられた。豊島八段の五番勝負開幕直前インタビューが掲載されている)

445_1

(副立会人・斎藤慎太郎七段は昨年の挑戦者)

(翔)

15時半頃の大盤解説会

415

(大盤解説会は55手目▲6三歩の局面を解説していた)

420

(ゲスト出演の井上慶太九段)

424

(井上九段は兵庫県芦屋市出身)

433

(聞き手は長谷川優貴女流二段)

441

(長谷川優貴女流二段は兵庫県明石市出身)

438

(次の一手の賞品はたくさん用意されている)

(翔)

大盤解説会は休憩中

398_1

(15時過ぎ、大盤解説会は休憩中)

403_1

(窓の外を見つめる男女)

404_1

(あっ)

405_1

(「隠し撮りされとったかぁ」と言いながら大盤解説会場に向かう井上慶太九段)

(翔)

15時のおやつ

15時になりました。両対局者に午後のおやつが出されました。ふたりともカットフルーツを頼みましたが、それぞれの好みに合わせて種類、盛り付けが異なります。

382_1

(羽生善治棋聖に出されたフルーツとレモンティ)

385_1

(豊島八段に出されたフルーツ)

(翔)

=== Copyright (C) 2009 >>> The Sankei Shimbun & Japan Shogi Association === All Rights Reserved. ===