カテゴリ

« 2018年5月 | メイン | 2018年7月 »

2018年6月

2018年6月15日 (金)

明日への意気込み

■花束贈呈、明日への意気込み

Img_3609

(ヒューリック株式会社の河野あんなさん、菊池才子さんがプレゼンターを務めた)

Img_3625

Img_3653

(羽生棋聖は「海の近くで眺めがよく、素晴らしい場所。第1局は負けてしまったが、気分を入れ替えて臨みたい。ワールドカップにまさるのは大変だが、棋聖戦も盛り上がっているところをお見せしたい」と話した)

Img_3665

(豊島八段は「近くのビッグサイトではJT杯日本シリーズで初優勝できたので、お台場は縁起のいい場所と思う。宿泊する部屋が素晴らしく、感激した。明日からの対局は自分の力を出しきりたい」と決意を語った)

(文)

前夜祭開幕

18時、ホテル29階の「銀河」で前夜祭が始まりました。

■主催者挨拶 産経新聞社 飯塚浩彦社長

■主催者挨拶 公益社団法人日本将棋連盟 佐藤康光会長

■乾杯 特別協賛 ヒューリック株式会社 西浦三郎会長

Img_3529

Img_3541

(産経新聞社の飯塚社長は「第5局までもつれ込むような熱戦を期待します」とあいさつ)

Img_3546

(日本将棋連盟の佐藤会長は「棋聖戦の東京開催は22年ぶり。そのとき私は解説で、棋聖は羽生さんでした」と話して会場を沸かせた)

Img_3549

Img_3557

(ヒューリック株式会社の西浦会長は「将棋は高校2年のときに二段を取りました。私どもが関係しているこのホテルを使っていただくということで、うれしく思います」と話した)

Img_3565

Img_3574

Img_3522_2

(文)

検分

予定されていた16時より少し早めに検分が始まりました。対局室はホテルの高層階で、窓からは周囲の景色が一望できます。対局に使う盤駒や照明の具合を確かめたあと、羽生棋聖からの要望で長机を少し前に出すことになりました。駒は日本将棋連盟から運ばれたもので、掬水師作、菱湖書の盛上駒です。検分は滞りなく進み、数分で終了しました。

Img_3412_3

Img_3396

Img_3406

Img_3377

Img_3418

Img_3428

Img_3445

Img_3450

Img_3459_2

Img_3478

Img_3512

(文)

第2局は台場で開催

羽生善治棋聖に豊島将之八段が挑戦する第89期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負は、挑戦者の先勝で幕を開けました。羽生棋聖がタイにするか、豊島八段が連勝でタイトルに迫るか。第2局は6月16日(土)、東京都港区「グランドニッコー東京 台場」で行われます。

立会人は藤井猛九段、副立会人は松尾歩八段、記録係は真木野芳紀初段(佐藤康光九段門下)。現地大盤解説会の解説は高見泰地叡王、聞き手は山口恵梨子女流二段。

インターネット中継は棋譜・コメント入力を吟、ブログを文が担当します。

Img_3360

(文)

2018年6月 6日 (水)

ご観戦ありがとうございました

第89期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第1局をご観戦いただき、ありがとうございました。

第2局は6月16日(土)、東京都港区「グランドニッコー東京 台場」にて行われます。

(翔)

感想戦

616

(対局室に戻って感想戦が行われた)

631

(豊島将之八段)

620

(羽生善治棋聖)

629

(副立会人の斎藤慎太郎七段も感想戦を見守っている)

654_1

(感想戦は20時頃まで行われた)

(翔)

対局者、大盤解説会へ出演

559

(インタビューが行われたあと、両対局者は大盤解説会に出演した)

570

(斎藤慎太郎七段のリードで感想戦が行われる)

578

(意見を述べる豊島将之八段)

581

(会場の隅で見守る、立会人の谷川浩司九段)

582

(村田智穂女流二段)

605

(対局室に戻る豊島将之八段)

607

(羽生善治棋聖、谷川浩司九段も対局室へ向かう)

(翔)

終局直後

517

(終局直後)

527

【豊島将之八段インタビュー】
--本局を振り返ってください。
「難しく、わからないところだらけでした。玉形が不安定で危険な変化が多かったです」

--序盤はテンポよく指されていました。研究した通りの進行でしたか。
「考えていたことがある形でしたが、昼食休憩の局面は手が広くて難しかったです」

--ポイントになった局面はありますか。
「▲6三歩(55手目)と▲3四桂(61手目)ですかね。利かしで入ったので、戦えるのかとは思いました」

--初タイトルに向けて、幸先のいいスタートを切りました。
「次局以降もしっかり準備をして頑張りたいと思います」

541

【羽生善治棋聖インタビュー】
--本局を振り返ってください。
「思い切って仕掛けてみましたが、さまざまな玉形のキズが響く展開になりました」

--ポイントになる点は
「うーん、調べてみないとわからないです」

--受けに回らず、攻め合いを選ばれたように見受けられました。
「作戦の主旨としては積極的にいこうとしていましたが、まとめ方が難しい将棋でした」

--次局に向けてひとことお願いします。
「気持ちを切り替えて臨みたいと思います」

536

548

(翔)

豊島八段が先勝

第89期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第1局▲豊島将之八段-△羽生善治棋聖は99手までで豊島八段が勝ちました。終局時刻は19時1分。消費時間は、▲豊島3時間59分、△羽生3時間59分(持ち時間各4時間)。
第1局は豊島八段が先勝。第2局は6月16日(土)、東京都港区「グランドニッコー東京 台場」にて行われます。

099

(翔)

羽生棋聖の残り時間も10分

091

豊島八段は残り5分まで考えて▲6四銀と指しました。控室でも検討されていた飛車打ちです。
羽生棋聖もここで時間を使い、残り時間が10分になりました。

(翔)

=== Copyright (C) 2009 >>> The Sankei Shimbun & Japan Shogi Association === All Rights Reserved. ===