前夜祭4
(花束贈呈。渡すタイミングがなかなかつかめず、対局者から手を差し伸べる)
(青野九段が乾杯のあいさつをした)
棋聖戦は第88期ということで、期数はいちばん多いです。棋聖戦はドラマがある棋戦です。今回の立会人を務める屋敷伸之九段は17歳で棋聖挑戦、18歳で棋聖を獲得しました。中原誠十六世名人も初タイトルが棋聖でした。スターが誕生しやすい棋戦といえるでしょう。
藤井聡太四段の話題が多く、将棋に触れる子どもが増えたといわれています。それは子どもに将棋を覚えさせたいと思っているお母さんが増えたということでもあります。
斎藤七段は5年目ですが、順位戦は早くもB級1組です。昨日の対局も勝って意気揚々としています。若い女性ファンも多いです。これまで2局は遠慮した感じでしたが、もうあとがありませんので力を発揮するのではないかと思います。
対局場の沼津倶楽部は、これまで私が見てきた中でもトップクラスの対局場です。
(以上、青野九段)
(ファンと会話を交わしながら記念撮影に応じる。羽生棋聖の人気は相変わらず)
(斎藤七段も人気が高く、ファンや地元の方と交流を深めていた)
(斎藤七段が前菜にナイフを入れたのは、乾杯から45分後のことだった)