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2017年6月

2017年6月 1日 (木)

大盤解説会案内

本局は現地、ならびに関西将棋会館で、大盤解説会が開かれます。

【現地】

■日時 6月1日(木)14時開演
■場所 ホテルニューアワジ (兵庫県洲本市古茂江海岸)
■解説者:北浜健介八段 聞き手:村田智穂女流二段、室田伊緒女流二段、長谷川優貴女流二段(3人で交代制)
■入場料 1500円(コーヒー券つき)

【関西将棋会館】

■日時 6月1日(木)17時30分受付開始 18時開演
■場所 関西将棋会館2階道場奥
■解説者 船江恒平六段 聞き手:里見咲紀女流初段
■入場料 一般1500円(各種割引あり)

(潤)

前夜祭(12)

村田女流二段「次は長谷川女流二段お願いします」

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長谷川女流二段「相居飛車戦になるとは思うのですが、それ以上のことは分からないです。ただ、横歩取りを見てみたいなと思っています」

村田女流二段「ありがとうございます。では桝田三段、お願いします」

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桝田三段「斎藤七段が先手なら矢倉、羽生棋聖が先手なら横歩取りを予想します」

村田女流二段「では、本間先生お願いします」

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本間六段「ほとんど予想が出てしまいましたが、前回の対戦が横歩取りということで、今回もそうなるのではないかと予想します。個人的にはゴキゲン中飛車などを見てみたくて、観戦記の書きやすそうな将棋になればと思っています」

村田女流二段「では最後に、井上先生に締めていただきましょう」

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井上九段「締めにはいちばんふさわしくないようにも思いますが、斎藤七段はおそらく初の和服姿なんですよね。そちらも注目で、爽やかな姿を見られるのではないかと予想します。戦型は分かりませんが、力のこもった大熱戦になるのではないかと。シリーズ自体ももつれるのではないかと予想します」

以上、前夜祭の模様でした。

(潤) 

前夜祭(11)

両対局者が退室後、棋士たちによる戦型予想が行われました。

Photo (壇上に上がった棋士たち)

井上九段「戦前予想ということですが、なんかコーラスみたいやね。じゃー誰か仕切っていただきましょう。では村田さんお願いします」

村田女流二段「それでは皆様、司会を担当させていただきます。よろしくお願いします。ではまず、明日の対局の立会人を務められる谷川先生、お願いします」

Photo_2 (村田女流二段が司会進行を務めることになった)

Photo_3 谷川九段「改めまして、明日の立会人を務めさせていただきます。よろしくお願いします。棋聖戦も88期ということで、このホテルニューアワジでは20年以上にわたって対局させていただいておりまして、産経新聞者様、ホテルニューアワジ様、地元の実行委員の皆様に厚く御礼申し上げます。羽生棋聖にとって、この五番勝負が今年度の始まりといった感じで、今年は名人戦での登場がなく、この棋聖戦から王位戦、王座戦と3連続防衛戦となるわけですね。最近は20代との対戦も多くなってきましたが、斎藤七段とはこれまでまだ1局しか指していないんですね。戦型に関しましては振り飛車にはならないだろうと。矢倉、角換わり、横歩取りの3つを挙げておけば、間違いはないのではないかと思っています」

村田女流二段「では続きまして、副立会人の北浜先生お願いいたします」

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北浜八段「明日の副立会人を務める北浜です。よろしくお願いします。斎藤七段は勢いがあって、いまいちばん活躍をしている若手の中のひとりだと思います。その勢いを羽生棋聖が五番勝負の短期決戦でどう止めるかが見どころのひとつです。戦型は振り飛車はないと言っただけでは谷川先生に叱られそうですので、もう少し踏み込んで、羽生棋聖が先手なら横歩取り、斎藤七段が先手なら角換わりを予想いたします」

村田女流二段「では、室田女流二段、お願いします」

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室田女流二段「前回のお二人の対戦では横歩取りでしたので、今回は矢倉戦を予想します」

(潤)

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