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2010年6月26日 (土)

陣形の差がポイント

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図は11時前の局面。先手は8七銀+7八金の銀冠に組んでいるのがひとつのポイントで、7七銀+7八金の矢倉に比べて堅い。矢倉の弱点は、後手の桂馬が跳ねてくる展開になったとき、7七の銀が当たりになること。銀冠にはそれがない分、矢倉に比べて耐久力があるのだ。すっきりまとまった先手陣に比べると、後手はこれからの駒組みに苦労する可能性がある。陣形の差がひとつのポイントになりそうだ。

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(文)

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