先手の攻め、後手の受けという構図になりそうです。ここで▲6五歩が考えられますが、▲8六角として▲7七桂~▲6五歩の構想を狙うのも有力です。藤田女流二段はまとまった時間を使っています。
※この記事の写真の撮影には、PENTAX K-3を使用しました。
先手の攻め、後手の受けという構図になりそうです。ここで▲6五歩が考えられますが、▲8六角として▲7七桂~▲6五歩の構想を狙うのも有力です。藤田女流二段はまとまった時間を使っています。
※この記事の写真の撮影には、PENTAX K-3を使用しました。
戦型は相振り飛車となりました。先手が三間飛車、後手が向かい飛車です。このあと先手は金無双に、後手は矢倉に囲うことになるでしょう。まずはどちらが作戦勝ちできるかに注目です。
※この記事の写真の撮影には、PENTAX K-3を使用しました。
香川女流三段の振り歩先で振り駒が行われ、結果はと金が4枚。藤田女流二段の先手に決まりました。
※この記事の写真の撮影には、PENTAX K-3を使用しました。
おはようございます。第9期リコー杯女流王座戦二次予選(主催・株式会社リコー、特別協力・日本経済新聞社)より、香川愛生女流三段-藤田綾女流二段戦を中継します。6月19日(水)10時に対局開始。対局は東京・将棋会館「高雄」で行われます。持ち時間は各3時間(チェスクロック使用)。切れると1手60秒未満の秒読み。本局の勝者は本戦に進出となります。
本局の中継は生姜が担当します。よろしくお願いいたします。
【棋譜ページ】
http://live.shogi.or.jp/joryu_ouza/kifu/9/joryu_ouza201906190101.html
(今朝の千駄ヶ谷)
※この記事の写真の撮影には、PENTAX K-3を使用しました。
(感想戦中の山口女流二段)
感想戦終了後、勝った山口女流二段にインタビューを行いました。
――本局の感想、勝負のポイントはいかがでしょうか。
山口 序盤の仕掛けの辺りでミスがありましたが、それを乗り越えたあとは、手堅くというか、丁寧に指そうと心がけていました。具体的には家に帰ってから精査したいと思います。
――本戦の抱負をお願いします。
山口 ベスト8から上にいけず苦しんでいるので、丁寧に準備して、1局でも多く指したいと思います。
――ファンに向けてひと言。
山口 一生懸命頑張りますので、将棋を見ていただけたら嬉しいです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
以上で本日の中継は終了です。ご観戦、ありがとうございました。
次回は6月19日(水)。対戦カードは香川愛生女流三段-藤田綾女流二段戦です。
この局面で飯野女流初段が投了しました。終局時刻は15時21分。消費時間は、▲山口2時間21分、△飯野2時間18分。
勝った山口女流二段が本戦進出を決めました。
ここまで丁寧に受けていた先手が、いよいよ攻めに転じています。先手の持ち駒は十分にあり、このまま寄せきれそうです。
中継室には、対局立会人の渡辺正和五段と泉正樹八段が来訪しています。
後手は飛車を見切ってと金を作りました。先手は▲5五香△同香の交換が入れば飛車得になるため、形勢は先手がよさそうという評判ではあります。ただし、後手玉が堅いため、まだ勝つためには怖い思いをしなければならないようです。「思ったより難しい」と渡辺正五段は見ています。
※この記事の写真の撮影には、PENTAX K-3を使用しました。