この局面で室谷女流二段が投了しました。終局時刻は14時52分。消費時間は▲伊藤女流二段が1時間17分、△室谷女流二段が2時間5分です。
勝った伊藤女流二段は準決勝で室田伊緒女流二段-西山朋佳奨励会三段の勝者と対戦します。
この局面で室谷女流二段が投了しました。終局時刻は14時52分。消費時間は▲伊藤女流二段が1時間17分、△室谷女流二段が2時間5分です。
勝った伊藤女流二段は準決勝で室田伊緒女流二段-西山朋佳奨励会三段の勝者と対戦します。
図は14時頃の局面。中央から攻めかかる先手に対し、後手も△7三桂と反発してきました。次に△5七歩▲同飛△6五桂の両取りが狙いです。中継室を訪れた片上大輔六段は、先手のほうが無理している印象とのこと。このままでは後手がよくなりそうなので、先手は何か手をひねりだす必要があるようです。
△7三桂までの消費時間は▲中澤55分、△香川1時間30分。
(中澤女流初段)
※Photos by PENTAX K-30
伊藤女流二段が香交換から仕掛けて優位を築いたようです。中継室を訪れた片上大輔六段は「先手の矢倉が堅すぎます。序盤巧者と評判の室谷さんらしからぬ駒組みだったのではないでしょうか」と解説する。▲3五歩に△同角は▲3六香、△3五同飛は▲4四角、△2四飛は▲2六香が痛打となります。
この写真の撮影には、PENTAX K-30 を使用しております。
この写真の撮影には、PENTAX K-30 を使用しております。
図は12手目△8四歩の局面。香川女流三段は飛車先を突いて居飛車を選択しました。過去の対戦は全て対抗形でしたが、本局は相居飛車となっています。33手目▲4六歩まで進んで前例はなく、盤上は力戦模様です。
(香川女流三段。普段は振り飛車を指すことが多いが、本譜は相居飛車の将棋を受けて立った)
※Photos by PENTAX K-30
(駒を盤上に散らす香川女流三段。駒箱を開けるのは上座に座る棋士の役目だ。上座には段位が上の棋士が着くのが通例である)
(振り駒はと金が3枚だった)
(対局は礼に始まり、礼に終わる)
※Photos by PENTAX K-30