カテゴリ「第29期竜王戦七番勝負第4局」の記事 Feed

2016年11月22日 (火)

感想戦の様子(2)

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第4局の中継は以上で終了いたします。
ご観戦まことにありがとうございました。

感想戦の様子(1)

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大盤解説会場へ

終局後、両者は大盤解説会場でファンに挨拶と感想戦を行いました。

Img_8518満員のファンの前で感想戦を行った。

Img_8515 「(54手目△7七角成について)7二金が離れていてバランスが悪いので、角を逃げるのは指しにくいかなと」(丸山九段)

Img_8480 「(56手目)△8五桂打はちょっとうっかりしてました。催促するのでは銀がタダで取られてしまった勘定になるので大変だなと」(渡辺竜王)

終局直後

Img_8467激戦を制してタイに戻した渡辺竜王。

【渡辺竜王の談話】

――一局を振り返っていかがでしたか。
「受けに回る展開になって、あまり自信はなかったんですけど。飛車を取れたので、ちょっとよくなったなと思ったのですが、終盤はまたわからなくなりました」

――激戦でしたが、2勝2敗のタイになりました。
「そうですね。残り三番、一生懸命やりたいと思います」

Img_8464敗れた丸山九段。

【丸山九段の談話】

――一局を振り返っていかがでしたか。
「△9五歩あたりがちょっと問題だったかもしれないですけど、その前も駒がバラバラなので、もしかすると悪い可能性も……検討してみないとわからないですけど」

――2勝2敗となっていかがですか。
「一局一局全力で戦いたいと思います」

Img_8462終局直後に両者にインタビューが行われた。

渡辺竜王が2勝目を挙げる

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渡辺明竜王に丸山忠久九段が挑戦する第29期竜王戦七番勝負第4局は18時49分、101手で渡辺竜王の勝ちとなりました。消費時間は▲渡辺7時間52分、△丸山7時間59分。本局の結果、
第5局は12月1・2日に函館市「HAKODATE 海峡の風」で行われます。(銀杏)

竜王が寄せに出る

8618時25分過ぎの局面。渡辺竜王が寄せに出ました。果たして勝ちを読みきったのかどうか。控室の検討はまだ続いています。

18時30分過ぎ、控室では最後に▲6八飛と銀を取る手で、自玉を安全にしつつ後手玉が詰めろになる寄せが発見されました。これで先手勝勢と結論されています。

9518時35分、渡辺竜王はいったん▲6七銀と自陣に手を戻しました。これで安全勝ちかというとまだ難しいようです。後手に最後のチャンスが巡ってきた可能性もあるといわれています。

竜王の受け

73図は18時過ぎの局面。
▲8九桂は△7七金▲同金△同銀成▲同玉△5七飛成などの攻めを受けた手です。控室では、代えて▲5四桂打からの寄せ合いも検討されていましたが、△7七金以下危ないと見たのでしょう。▲8九桂はいかにも竜王らしい、堂々とした受け。この手が決め手になるかどうか。いよいよ大詰めです。
▲8九桂まで、残り時間は▲渡辺28分、△丸山9分。

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対局はこの先の「離宮」で行われてる。

関西将棋会館より

関西中継記者の飛龍です。関西将棋会館では、17時から2階の道場で本局の大盤解説会が始まりました。解説は阿部隆八段、聞き手は山口絵美菜女流1級がそれぞれ務めています。

Ooban1_2(お客さんに向けて序盤から丁寧に解説する)

Ooban2 (歯切れよく解説する阿部隆八段。10キロほど体重を落としてシェイプアップした)

Ooban3(関西将棋会館には毎日のように勉強に通う山口絵女流1級)

Ooban4(お客さんも熱心に質問や意見を出すなど双方向の解説会だ)

息詰まる終盤戦

68図は17時15分頃の局面。
先手が受けきるか、後手が攻めきるかの勝負になっています。継ぎ盤では後手が攻めきる順が立て続けに見つかり、一時は「後手勝勢か」の声が挙がりました。しかし、検討を進めると先手がしのぐ順も見つかりだして容易ではありません。現在はむしろ先手持ちの声が大きくなっています。
△6五銀まで、残り時間は▲渡辺1時間4分、△丸山21分。

Img_8433控室にはホテルのご厚意で地元の銘菓が数多く用意されている。

受けの勝負手

61図は16時25分頃の局面。
丸山九段が角切りの強襲に出た当初は、控室の検討陣は「後手の攻めは無理ではないか」との見解を示しました。しかし、数手進んだところでは、後手の攻めが続く変化が多く見つかるようになり、後手持ちの声が多くなっています。
図の▲6六桂は、そんな中で指された反撃含みの受け。平凡な受けではしのげないと見たのでしょう。受けの勝負手といえそうです。

Img_843616時半過ぎ、山の向こうに日が沈もうとしている。

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