カテゴリー「第22期竜王戦七番勝負第1局」の記事

2009年10月15日 (木)

ご観戦ありがとうございました。

山田史生さんによる第1局の観戦記は、10月31日から読売新聞紙上に掲載される予定です。

第2局は10月28日(水)・29日(木)、富山県高岡市「ホテルニューオータニ高岡」にて行われます。本日もご観戦ありがとうございました。

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(棋譜用紙)

(翔)

自宅解説・長岡裕也四段の感想

終盤戦で印象に残ったのは、107手目▲7七同桂の局面です。ここで△7六桂と打ち、▲9八玉△8九角▲9七玉△7八角成とすれば後手玉がわずかに詰まず、渡辺竜王の勝ちでした。

しかし、本譜は秒に追われて△4三銀。詰むや詰まざるやを考えている状況で、なかなか指せない手です。通常は勝ちを逃して受けに回ると逆転するものですが、これを競り勝ったのは非常に大きいですね。森内九段の終盤の追い込みも非常に迫力がありました。

意欲的な序盤の新手から始まり、終盤の大激戦まで目の離せない素晴らしい一局でした。(四段・長岡裕也)

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自宅解説・阪口悟四段の感想

序盤は挑戦者の森内9段が意欲的な指し回しで指しやすいように感じました。しかし少し局面が動くと有効な攻め筋がなく、結局は▲3四銀(71手目)と無理攻めを余儀なくされたように思いました。そこからは渡辺竜王が局面をリードしてたように思いましたが、終盤は両者秒読みの中どちらが勝ってもおかしくない大熱戦になりました。
私が1番印象に残ったのは渡辺竜王の△5五銀(76手目)と打った手です。
▲4三歩成~▲1一角成と香を取られたら難しいと判断されたのだと思いますが、銀をぼろっと取られるのでなかなか打てないです。私なら何も疑わず、ノータイムで△3五銀と歩を取っていたと思います。△5五銀が好手で渡辺玉が安定しました。

竜王戦の第1局目という大一番でネット解説できたことそして大熱戦の将棋を見れたことを嬉しく思います。2日間ありがとうございました。(四段・阪口悟)

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自宅解説・山本真也五段の感想

竜王戦の名に恥じない好局だったと思います。
序盤のポイントは森内九段の▲6六銀です。この手は竜王の△4四歩をとがめに行った強い新手です。事前に考えていた手なのでしょう。
対して渡辺竜王も巧みに森内九段の攻めをかいくぐりました。 △5二銀から△8五飛が渡辺竜王らしい指し方で、玉を固めてのゆさぶりは巧みだったと思います。
以下竜王が優勢に進めていたと思われましたが、終盤は逆転していたかもしれません。1分将棋での競り合いをものにした渡辺竜王が幸先の良いスタートを切りました。(五段・山本真也)

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感想戦(いろいろ)

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(感想戦を見つめる福崎九段と藤井九段)

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(杉本七段と村田女流初段もリハーサル直前まで感想戦を見ていた)

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(対局室近くの廊下から夜景が見えた)

(翔) 

感想戦(森内九段)

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(翔)

感想戦(渡辺竜王)

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(翔)

終局直後のコメント

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「ちょっと負けになったかと思ったのですが、わからなかったです。最後、即詰みが発見できたので勝ちになったと思います。1日目は作戦負けにしたと思いましたが、チャンスを待つような将棋になりました。(2日目の)夕方に一瞬よくなった気がしたんですが、またすぐにおかしくなって、よくわからなかったです。2局目以降も引き続き頑張ります」(渡辺明竜王)

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「ずっと攻めさせられるような感じで、自信がなかったです。最後は何かあるかと思ったのですが…終始押され気味でしたね。1日目は積極的にいったのですが、8筋で一歩持たれたのが大きく、うまくいかなかったと思います。終盤はちょっとチャンスがきたかと思いましたが、ずっと押され気味でした」(森内俊之九段)

(翔)

渡辺竜王、第22期竜王戦開幕戦を制す

第22期竜王戦第1局は126手目△9七香までで渡辺竜王の勝ちとなりました。終局時刻は19時19分。残り時間は両者とも1分です(持ち時間各8時間)。第22期竜王戦は竜王先勝でスタートしました。

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(終局の局面)

(翔)

19時ごろの東京

Ryuou20091014_107 第1図は97手目▲7七同桂の局面。東京の検討では△7六桂で後手が勝ちそうということだったようで、△4三銀と受けた手に意外な声が上がっていました。

Ryuou20091014_110 進んで第2図は110手目△5二銀打の局面。実戦の▲7一馬に△3三玉は控え室でも検討されていました。その進行を見て「(▲7一馬で)▲7二馬でしたか」と伊藤四段。その心は、▲7二馬に△3三玉なら▲5二飛成△同銀▲3四金△4二玉▲3三金打(参考図)と進んで後手玉が詰んでいます(後手玉は6三に逃げられない)。ただし、▲7二馬だと△7四桂とかわす手があるかもしれないようです(7四桂が先手玉の寄りに働く)。

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両者一分将棋へ

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(渡辺竜王、108手目△4三銀打から一分将棋に)

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(森内九段も111手目から一分将棋。滑らせるように▲7一馬と指した)

(翔) 

渡辺竜王、一分将棋へ。

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(107手目▲7七同桂)

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(渡辺竜王は一分将棋。森内九段は残り4分)

(翔)

渡辺竜王、残り10分

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(103手目、▲7一馬と王手飛車取りがかかった局面)

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(渡辺竜王の考慮中に竹内三段が「渡辺先生、残り10分です」と告げていた)

【棋譜コメントより】
長岡四段「△6二桂と受けて、▲5五角△同歩▲8二馬は、さすがに先手玉が詰み?」
阪口四段「詰むと思います」
その変化はどうやら先手玉が詰む。△7七銀▲同桂△7九角▲同金△7七歩成▲9八玉△8六桂の筋。

(翔)

18時30分ごろの東京

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(東京では控え室に行方尚史八段、松尾歩七段、近藤正和六段、村山慈明五段、伊藤真吾四段が98手目△4五玉の局面を検討するが、はっきりした結論が出ていなかった。△4五玉から▲3四角△4四玉▲6一角成△7六歩に▲4五金△5三玉▲5五角や▲7一馬などの順が検討されていた)

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大盤解説会では97手目▲3五歩に△同玉と取ると、▲3七金△7六歩▲5五角△同歩に▲2六角△3四玉(大盤解説会の写真の盤面)▲4四金△2五玉▲3六銀△2四玉▲3五角△1四玉▲1五香△同玉▲2六金△1四玉▲2五金(参考図)と進んで、先手玉は詰みと解説されていました。そこで渡辺竜王は▲3五歩に△4五玉とかわしたようです。
Sanko1_2 「▲3五歩は相手の応手を聞いた手です。△4五玉は堂々としていますね」と屋敷九段。

(銀杏)

森内九段、残り10分を切る

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(98手目△4五玉まで)

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(記録係の竹内三段が、残り時間を示した紙にペンを入れていく)

(翔)

18時頃の大盤解説会

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(ケーブルの営業はもう終了したが、大盤解説会にはまだ大勢のファンが残っている。宿泊予定の方、マイカーで来場された方の他に「懐中電灯をたくさん持ってきました」と徒歩で下山する予定の猛者もいるそうだ)

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(村田智穂女流初段と藤井猛九段による解説)

(翔)

東京の大盤解説会

東京では17時から大盤解説会が始まりました。

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(大盤解説は屋敷伸之九段と山田久美女流三段が担当)

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(多くの人が屋敷九段の解説に耳を傾けている)

東京でも68手目△7五歩は有力な筋として解説されていました。

(銀杏)

93手目▲8八玉の局面 自宅解説棋士の見解

Ryuou200910141_93 山本五段の見解
「▲8八玉のあと△8四桂▲8五銀△7六銀と迫って、渡辺竜王の玉に詰めろがかからず後手の一手勝ちではないのか? それが危ないなら△4四銀打で余しに行く手もある。△8四桂で△7五歩と突くのは、▲4五桂△3四玉▲5三桂成や、▲5三角といった手が怖い。いずれにしても読み切れる局面になっていると思われる。形勢は70対30で渡辺竜王が良いと思います」

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(モニターより、▲8八玉の一手前、△4九飛を打ちこむ渡辺竜王。左にちらりと映るのが森内九段)

(翔)

17時半頃の控室

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(検討の盤面。手前が後手。変化では、後手玉が入玉を目指す場面も多く見られた。藤井九段「いやーきわどい。きわどい」)

(翔)

17時過ぎの控室

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(福崎九段と、BS出演を終えた藤井九段が検討)

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(控室のふすまには紅葉が描かれていた)

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(日が暮れてきた)

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(控室全景)

(翔)

78手目△4四銀上の局面 自宅解説棋士の見解

Ryuou200910142_78 △4四銀上の局面で、阪口四段の見解を伺いました。
「森内九段の▲1五歩から▲3四銀の強襲でしたが、少し無理気味でした。
▲3五歩に△同銀もあったと思いますが、竜王の読みはかなり先にいってました。▲3五歩に△4七歩と飛車筋を止め、▲1八飛に△5五銀から4四の歩を払う手が検討陣の読みにはない好手で竜王の玉形が安定しました。森内九段の4筋の攻めが空を切った感じになってしまいました。
現局面は△4四銀上と歩を払ったところですが、▲5六歩には△7五歩▲同銀△5七角の返し技があります。
私の見解は渡辺竜王が優勢になったと思います」

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69手目▲1五歩の局面 自宅解説棋士の見解

Ryuou200910141_69 69手目▲1五歩の時点で、長岡裕也四段からコメントをいただきました。
Ryuou200910142_69_henka1 65手目は▲2四歩△同歩▲2五歩(参考1図)の継ぎ歩も有力だと思っていましたが、▲4四歩は第一感の攻めですね。
Ryuou200910141_65 △同銀と取るのは▲2四歩△同歩▲4四角△同金▲同飛△2六角▲3四飛△3三歩▲2四飛△3七角成に▲4三歩(参考2図)と垂らします。
Ryuou200910142_69_henka2 次は▲4二金の一手詰めですし、△同銀には▲4四歩、△2三歩には▲4二歩成で攻めが続きます。こうなれば先手優勢でしょう。
Ryuou200910142_69_henka3よって本譜は△4二金と引きました。▲4五銀は▲4四歩からの継続で、△4四歩と打たれる手がありません。ここでは△7五歩も有力でした。▲同銀に△7六歩▲8八角△9三角(参考3図)が狙いの反撃。銀が逃げると△5七角成があります。受けるなら▲9七角ですが、△9五歩と突いて先手も忙しい局面です。
Ryuou200910141_68 本譜の△5三銀も▲5四銀を受ける自然な手。ここでの攻めがわからなかったので、▲4四歩では▲2四歩~▲2五歩と継ぎ歩をするのではと考えていました。4筋より左側からの攻めはないので、▲1五歩・▲2四歩・▲3五歩・▲3四銀の中から組み合わせて攻めるよりありません。▲1五歩と突いたからにはもう収まらず、これは大決戦になります。
Ryuou200910141_69現局面は△同歩と取るでしょう。そこで▲2四歩△同歩▲3五歩△同歩▲1五香△同香▲2二歩(参考4図)と攻める手はありますが、△1三桂▲2一歩成△7五歩の反撃が厳しく後手優勢。▲1五香と捨てる筋が成立しないとなると、▲3四銀と捨てて攻めることになると思います。
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まもなく16時

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(テレビ放送解説の杉本七段も、出番直前まで情報収集)

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(翔)

15時すぎの控室

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(福崎九段と藤井九段の検討。奥では立命館大の将棋部員が検討している。大学生と一緒に検討している奨励会の真田初段は京都側から徒歩で比叡山を登ってきたそうだ)

(翔)

15時のおやつ

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(渡辺竜王のおやつはアイスコーヒーと和菓子)

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(森内九段は昨日と同じくフルーツの盛り合わせ)

(翔)

64手目△7四歩の局面 自宅解説棋士の見解

Ryuou200910142_64 △7四歩の局面について、山本真也五段のコメントです。
Ryuou200910142_64_henka 昼食休憩後、指されたのは△7四歩。この手は検討していなかった。思わしい受けが無かったのかそれとも受けなくても大丈夫と見たのか。先手は当然▲4四歩を考える。それに対して通常は△4二金だが△4四同銀も考えられる。以下▲4四同角△同金▲同飛△2六角(参考1図)。それは後手が良い。
Ryuou200910142_64_henka2 そこで△4四同銀に▲2四歩△同歩を入れてから同じように進めれば、△2六角の時に▲3四飛△3三歩▲2四飛△3七角成▲4三歩△同銀▲4四歩(参考2図)。こうなれば先手優勢である。
Ryuou200910142_64_henka3 ゆえに▲4四歩には△4二金と引くつもりであろうか。以下▲4五銀△5三銀(参考3図)までは気持ちが良いがそのあとが意外に難しい。▲5六銀と引くのも面白い手だが△2六角がある。
Ryuou200910142_64_henka4 あとは▲4四歩を打たずに▲3五歩△同歩▲4五銀(参考4図)と攻める手も考えられる。ここでうまい攻めがつづけば森内九段が優勢になりそうである。
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大盤解説会

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(14時から大盤解説会が始まっている。ケーブルの終発は17時半だが、30人以上の方が見守っている)

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(藤井九段)

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福崎九段「そうですねぇ。例えば▲4四歩に金を寄って(△5三金)桂を跳ねると…(▲4五桂)。これはみなさんケーブルで帰れますね」

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(さっそく、△7四歩の局面で次の一手を出すことに。▲4四歩・▲2四歩・その他の3択問題)

(翔)

対局再開のようす

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(先に入室した森内九段は、西條記者と言葉を交わす)

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(まもなく渡辺も入室。13時25分頃だった)

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(再開直後)

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(昼食休憩の盤面)

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(厳しい表情で考える渡辺明竜王)

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(手番でない森内俊之九段はどっしりと座っていた)

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(対局室近くの廊下から。よく晴れていて琵琶湖がきれいに見える)

(翔)

63手目▲7七角の局面 自宅解説棋士の見解

昼食休憩の局面、阪口悟四段からコメントをいただきました。

Ryuou200910141_56_2  渡辺竜王がうまく自陣を整備し△8五飛と揺さぶりをかけた局面。
ここで▲7五歩△同飛▲3七桂△8五飛▲7六銀として7七に角を打つスペースを開けたのがうまい切り返しでした。角が加わることで4筋に攻めの厚みが出てきました。
Ryuou200910141_63_3 現局面(▲7七角まで)ですが次に先手に▲4四歩と打たれてはいけないので、△4四歩と受けるのが一目見えます。しかし以下▲4五歩△同歩▲3五歩△同歩▲4五銀△4四歩▲3四歩(参考1図)と攻められ、受けるのは容易ではありません。
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Ryuou200910141_63_henka2▲4五歩に△5三銀と上がる受けも、以下▲4四歩△同銀右▲4五銀△5五歩▲4四銀△同金▲4五桂△4二銀▲5三銀(参考2図)で攻めが続きます。
私の現局面の見解は先手が押しているように思います。
やはり戦場に玉が近いので後手としましては、1つ間違えればすぐに負けてしまいますので心理的にも先手が楽だと思います。

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昼食休憩

Ryuou200910141_63_2 左図の局面で昼食休憩に入りました。消費時間は▲森内5時間12分、△渡辺5時間42分。
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(渡辺竜王の昼食はマーボー丼)

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(森内九段の昼食は天丼。天ぷらはもちろん全て野菜)

(翔)

12時ごろの控室

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(検討の途中で封じ手から現局面まで並べ直して、手の流れを確認)

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(現局面は▲7七角まで。上の写真のあと、△4四歩は▲4五歩△同歩▲3五歩が面倒ということで、△4六歩▲3五歩△2六角▲3八金△3五角▲4五桂△4四銀▲3六歩△2六角▲4六飛△5五歩▲同銀△同銀▲同角△4四歩▲4九飛…という順を調べていた)

(翔)

56手目△8五飛 自宅解説棋士の見解

Ryuou200910141_56 56手目△8五飛の局面について、長岡裕也四段に形勢判断を含めてコメントしていただきました。
Ryuou200910141_38_21日目から森内九段の攻勢が続いていましたが、渡辺竜王の34手目△6三銀、50手目△5二銀、52手目に△3三銀と3度も銀を引く辛抱によって局面が収まりました。
38手目に△4三金(第1図)と上がらせた局面は先手ペースだと思いましたが、現局面を見ると後手陣が見違えるように安定しました。
対して、先手は2度▲4五歩と合わせたもののあまり効果が上がっておらず、第1図と比べてもあまり手を指していません。ここ20手程で、だいぶ後手が得をしたのではないでしょうか。
Ryuou200910141_56_henka1 56手目△8五飛と浮いた局面ですが、この手は△2五飛と取る手を狙っています。▲3七桂と受けるのが自然ですが、それには△3五歩(参考1図)と仕掛ける手があります。
後手陣が安定しているので、先手としては攻められる展開は避けたいところです。
Ryuou200910141_56_henka2 次に受ける手は▲4五歩で、これが一番手堅い手です。以下△5五歩▲4七銀△5四金▲3七桂△4三銀▲5八金△5二金(参考2図)が一例で、後手は下がった金銀が活用でき、先手は押し戻されています。こうなると先手がつまらないでしょう。
Ryuou200910141_56_henka3一番積極的な手は▲7五歩。△同飛と取らせて技をかけようという狙いです。そこで▲4四歩△同銀▲6六角は△2五飛▲4四角△同金▲同飛△4三歩▲3七桂△2九飛成▲4八飛△1九竜(参考3図)と進み、歩切れが痛く先手不利。
Ryuou200910141_56_henka4 よって△7五同飛には▲3七桂と跳ね、△8五飛(参考4図)と戻らせて手があるかどうか。少し先手の攻めが手薄い気がします。
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延暦寺見学(4)

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(宮沢賢治の歌碑)

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(ねがはくは 妙法如来 正徧知 大師のみ旨 成らしめたまへ)

(翔)

延暦寺見学(3)

延暦寺の総本堂ともいえる根本中堂に入りました。

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(根本中堂に入って説明を受ける渡辺竜王と森内九段 ※通常、根本中堂内は撮影禁止です

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(本尊・薬師如来像の前で説明を受ける)

根本中堂は創立当時は一乗止観院といい、これが延暦寺の前身となっています。「延暦寺」の号は最澄が唐に渡る前に比叡山で修業した頃の元号「延暦」から取っており、823年(弘仁14年)に延暦寺の名を賜りました。
薬師如来像の前には「不滅の法灯」が1200年間消えることなく灯り続けています。織田信長の延暦寺焼き討ちの際には根本中堂も燃えてしまいましたが、不滅の法灯は分灯されていたものを使って受け継がれました。このような灯りは油を絶やすと消えてしまうため、「油断」という言葉の語源になったとも言われています。
現在の根本中堂は寛永17年(1640年)に再建されたものです。

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(根本中堂の前で文殊楼について説明を受ける)

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(文殊楼に続く階段)

(翔)

延暦寺見学(2)

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(収録が終わり、根本中堂に向かう)

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(まっすぐに伸びた杉が、後ろの木を支えている)

(翔)

延暦寺見学(1)

13日の到着後、根本中堂(国宝)をはじめとした延暦寺を見学しました。

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(見学前にNHKのインタビューを収録)

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(境内には無数のお堂がある)

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(収録の邪魔にならないよう、離れたところで待機)

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(森内九段も話の輪に加わる)

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(渡辺竜王の収録が終わり、森内九段の収録が行われている)

(翔)

本日、読売新聞紙面に渡辺竜王が登場

偶然にも本日、読売新聞の新聞週間特集紙面に渡辺明竜王が登場しています。ご一読ください。

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(本日の紙面より)

(翔)

55手目▲9六歩からの変化

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上図の局面から、本譜は△8五飛でしたが、自宅解説棋士の3人は△9五歩を検討していました。

長岡四段「ここで9筋(△9五歩)ですか。8筋の歩を交換されてるので、いずれ端攻めが気持ち悪いですね」
阪口四段「対局者は呼吸が合っていますね」
山本五段「合ってるねえ。△4四歩を打たないことを考えてるのでしょうか」
長岡四段「いきなり△9五歩▲同歩△9七歩(参考1図)と垂らしますか、攻めるなら」

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山本五段「▲9六歩(一番上の図)は早かったですね」
阪口四段「しかし△4四歩は打たないと駒組みできないでしょう」
山本五段「△9七歩(参考1図)は▲8六銀で大丈夫でしょう。…危ない?」
長岡四段「それで△4七歩ですか?」
山本五段「なるほど」
長岡四段「▲4七同飛△2八角(参考2図)は受かりそうですね。▲3七角でいいのかな」

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阪口四段「さすがに4筋が空いたままですからね」
山本五段「▲3七角に△同角成▲同桂ですか。でも△4七歩は狙い筋ですね。どうやっても角が打てるようになります」
長岡四段「△5五角のラインが開かないとできないですが」
山本五段「△9五歩▲同歩△9七歩(参考1図)▲8六銀△4七歩▲同飛△2八角(参考2図)には▲1七香△1九角成▲3九金でも大丈夫ですか」
長岡四段「▲3七角を打たないほうが手堅いですね。もう一歩ないときつい」
阪口四段「そうですね」
山本五段「△5二銀のまま攻め手を考えるのが竜王らしいですね。『固めてどかん』の精神」
長岡四段「今が良い形ですからね。ということは△7四歩(参考3図)が本命ですか?」

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山本五段「それで▲6六歩△7三桂という展開ですか。4筋を受けるかどうかで変わりますね」
長岡四段「▲4五歩が気にならないなら△4四歩は打たないという考えはありますね」

(翔)

10時のおやつ

10時のおやつは昨日と同じく、渡辺竜王がホットコーヒー、森内九段の注文はありませんでした。

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(ホットコーヒー ※昨日の写真です)

カップにある紋章は正確には「菊輪宝」(きくりんぼう)というそうです。

(翔)

封じ手

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(封じ手)

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(封じ手は▲3六歩)

(翔)

2日目朝(2)

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(駒を並べる渡辺竜王)

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(駒を並べる森内九段)

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(続いて、竹内三段の指し手に従って1日目の指し手を再現)

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(27手目▲6六銀)

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(福崎九段が封じ手を開封する)

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(封じ手にはさみを入れる福崎九段)

(翔)

2日目朝(1)

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(森内九段が一礼して入室。立命館大学将棋研究会の学生が見学に訪れている)

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(盤側には藤井九段、竹内三段、福崎九段が座っている)

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(続いて渡辺明竜王が入室)

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(駒袋のひもを解く渡辺竜王)

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(駒が盤上に降り立つ)

(翔)

封じ手は▲3六歩

Ryuou200910141_51 9時、対局は再開されました。封じ手は▲3六歩でした。
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(3七の歩に手を伸ばす森内俊之九段)

(翔)

封じ手予想投票集計

おはようございます。本日もよろしくお願いいたします。

昨晩募集した封じ手予想投票の結果です。32名の方にご投票いただきました。ありがとうございました。

Ryuou200910141_50

▲5八金…12名
▲3六歩…4名
▲4五銀…4名
▲4二歩…2名
▲5九金…2名
▲9六歩…2名
▲1七角…1名
▲2八飛…1名
▲4五歩…1名
▲4七銀…1名
▲7五銀…1名
▲7七銀…1名

(翔)

2009年10月14日 (水)

封じ手予想(現地棋士)

自宅解説棋士の封じ手予想&封じ手予想募集では自宅解説棋士の封じ手予想を掲載しましたが、こちらでは一部の現地棋士による封じ手予想です。

福崎文吾九段(立会人)
「▲3六歩か▲4五銀だと思います。▲3六歩はいいと思えば指す気がするし、余裕がなければ▲4五銀。どちらか1つと言われれば…うーんどっちでしょうねぇ。局面をどう見ているかということですが…。▲4五銀でしょうか」

藤井猛九段(解説)
「男は黙って▲5八金」

村田智穂女流初段(BS聞き手)
「▲3六歩だと思います」

竹内貴浩三段(記録係)
「▲3六歩じゃないでしょうか。突きたいのですが、突けないのかなぁ…。▲7九玉のところ(49手目)で▲3六歩と思っていたので、▲7九玉はへぇーっと思いました。
 以前別のタイトル戦で、封じ手を準備しているときに『この駒は動かさないだろう』と封じ手用紙に書いた駒を指されてしまったことがあるんです。それで今日は1・2筋の桂香歩と5七歩・6七歩くらいしか書けずにいたら、森内先生から『書いておいてください』と言っていただきました」

(翔)

1日目夕食

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(封じ手後、延暦寺会館からバスで10分ほど下山したところにある「ロテル・ド・比叡」でディナー)

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(翔)      

封じ手の模様

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(森内九段が封じ手を行う。盤面を見つめる渡辺明竜王)

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(窓の外は雷がなり、雹が窓を叩く。渡辺竜王は幾度か窓の外を気にした)

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(封じて戻ってきた森内九段)

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(封じ手にサインを入れる渡辺竜王)

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(森内九段が封じ手を手渡して1日目終了)

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(一同、礼)

(翔)

自宅解説棋士の封じ手予想&封じ手予想募集

Ryuou200910141_50_2 自宅解説棋士に1日目を総括していただき、また封じ手を予想していただきました。
 

山本真也五段
「森内九段の意欲的な▲2五歩と▲6六銀が印象に残りました。1日目の午前から開戦して速い展開かと思いきや、竜王の△5二銀がらしい一手で後手陣が引き締まりました。封じ手直前の駆け引きとも見える早い着手も見所でした。
 封じ手予想は▲3六歩か▲5八金だと思いますが、なかなか▲3六歩を突かない所を考慮して▲5八金にします。対して△3三銀と引いて次に△4四歩を受けるような展開になって、早く戦いが始まると見せかけて意外に長い戦いになると予想します。ねじりあいがもうすこし続きそうです」

阪口悟四段
「戦形は角換わりの同型になると思いましたが、▲6六銀とでて森内九段が積極的に前に出て主導権をにぎろうと動いていき、現在は渡辺竜王の受け・森内九段の攻めといった構図になっていると思います。これからまだ少し駒組みが続くと思います。
 少し前まで封じ手は▲3六歩と思っていましたが、1手前に▲7九玉と受けの手を指しているので、ここは▲5八金と固めにいく手を予想します」

長岡裕也四段
「森内九段の積極的な新手から始まり、先手が常に攻勢をとっています。後手の渡辺竜王としても居玉のままでは強い戦いができず、8筋の歩交換の後は専守防衛の構え。バランスを取りながら指しています。
 封じ手予想は▲7九玉の流れから▲5八金。△5二銀と引かせたことに満足し、4五の位を押さえ持久戦を目指すのではないでしょうか。いずれは▲7七銀~▲6六歩の立て直しもあるかもしれません。」

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皆さんの封じ手予想はいかがでしょうか? 当ブログでは皆さんの封じ手予想を募集します。
このエントリーのコメント欄より、予想した次の一手を投稿してください。
集計結果を当ブログで発表いたします。
(なおご応募いただいても賞品はございませんのでご了承ください)
集計はこのエントリーにコメントいただいたもの、明日午前7時までに投稿いただいたものを対象とさせていただきます。

(翔)

森内九段が51手目を封じる

Ryuou200910141_5018時に森内九段が51手目を封じて1日目が終了しました。
消費時間は▲森内3時間57分、△渡辺3時間35分。(持ち時間各8時間)
明日9時に対局は再開されます。

(翔)

16時半ごろの東塔エリア

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(比叡山では既に紅葉が始まりつつある)

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(道を歩く僧侶は全てのお堂に対して礼をしていた)

(翔)

文殊楼

延暦寺は東塔(とうどう)・西塔(さいとう)・横川(よかわ)の三塔、十六谷からなる塔堂の総称です。延暦寺会館は東塔に位置します。
東塔の中心で延暦寺全体の総本堂ともいえる根本中堂は昨日関係者一行で見学しました。後ほどご紹介します。
その根本中堂の真東の丘の上に建てられているのが文殊楼。比叡山の総門の役目を果たす楼門で、2階には文殊菩薩がまつられていることから受験生の合格祈願に人気があります。
現在の文殊楼は1642年に徳川家光によって再建されたものです。

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(延暦寺会館の目の前にある道を登って文殊楼に向かったが…)

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(なんと、すぐ隣に階段があった。灯台もと暗し)

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(文殊楼。2階に文殊菩薩がまつられている)

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(谷崎潤一郎「二人の稚児」に文殊楼が登場したことが紹介されている) 

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(先ほどと逆側にある階段から、根本中堂に行くことができる)

(翔)

コメント欄について

当ブログのコメント欄は管理の都合上、現在のところ非掲載にしていますが、いただいたご意見は参考にさせていただいております。

ご理解のほどをよろしくお願いいたします。

延暦寺会館

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(対局場の延暦寺会館)

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(看板は熊谷南峯さんによる書)

(翔)

対局スケジュール(再掲)

竜王戦七番勝負のタイムスケジュールです。

【1日目】
9:00 対局開始
10:00 おやつ
12:30 昼食休憩
13:30 対局再開
15:00 おやつ
18:00 封じ手

【2日目】
9:00 対局再開(封じ手開封)
10:00 おやつ
12:30 昼食休憩
13:30 対局再開
15:00 おやつ
?:? 対局終了

(翔)

封じ手の封筒

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(控え室で封じ手を入れる封筒にサインをしていた藤井九段が、「あれれれ、ひゃー。これはおかしいですよ!」と素っ頓狂な声を上げた。先に書いた福崎九段が、「比叡山延暦寺」をうまく書けたのに満足して、気を抜いてしまったのだろうか。控え室に戻ってきた福崎九段に尋ねると、「あ、ほんとだ。ひどい。どうもすみません」と平謝り。ホワイトで修正して使われることになった。↑修正前 ↓修正後)

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(烏)

15時45分、45手目▲4五歩の局面

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(15時40分すぎ、森内九段は再度▲4五歩と合わせた。ざわざわする控室)

(翔)

喫茶コーナーにて

昨年9月にここ延暦寺会館で行われた第33期囲碁名人戦の対局者(張栩名人・井山裕太八段)の色紙が飾られていました。両者は本局と同じ今日と明日、第34期名人戦第5局を戦っています。井山八段が勝てば平成生まれのタイトルホルダー誕生。そちらも注目の一戦です。

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(左端に張栩名人の色紙)

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(右端に井山裕太八段の色紙。井山八段は将棋の室田伊緒女流初段と生年月日が同じ)

(翔)

延暦寺会館への来場方法

詳しいダイヤ・運賃は交通機関各社のホームページなどでご確認ください。
比叡山頂は東塔・西塔・横川の各エリアを結ぶシャトルバスが走っています。
延暦寺会館は東堂エリアです。

(1)京都市内からバスで
「比叡山ドライブバス」 京都駅・三条京阪・出町柳などからのバスです。
京都→比叡山 始発8:55(三条京阪) 終発15:00(三条京阪)
比叡山→京都 始発10:42(比叡山頂) 終発17:00(比叡山頂)

(2)大津市内から坂本経由で
「坂本ケーブル」 JR比叡山坂本駅・京阪坂本駅とケーブル坂本駅は連絡バスが運行されています。
ケーブル坂本←→ケーブル延暦寺 始発8:00 終発17:30

(3)京都市内からケーブル・ロープウェイを使って
ケーブル八瀬←→ケーブル比叡 始発9:00 終発18:15
ロープウェイ比叡←→比叡山頂 始発9:12 終発18:04

(4)車で
比叡山ドライブウェイ・奥比叡ドライブウェイ(ともに有料)があります。
営業時間は7:00~23:00です。

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(こちらのパンフレットを参考にさせていただきました)

(翔)

15時のおやつ

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(渡辺竜王のおやつはアイスコーヒーのみ)

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(森内九段のおやつはフルーツ盛り合わせ。飲み物の注文はなかった)

(翔)

大盤解説会

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(森内九段と同い年・藤井猛九段)

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(渡辺竜王と同い年・村田智穂女流初段)

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(1日目とあってお客さんも少ない。今なら「次の一手」は全員正解…!?)

【大盤解説会】 ※事前申込は不要
2009年10月14日(水)14:00~
2009年10月15日(木)14:00~
出演棋士:杉本昌隆七段・村田智穂女流初段
入場料:無料
詳しくは第22期竜王戦第1局 現地大盤解説会(関西将棋会館)

対局再開(2)

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(13時半に対局は再開された)

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(渡辺明竜王。扇子は自身の文字で「勇躍」と書かれている)

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(森内俊之九段)

(翔)

対局再開(1)

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(対局室前の間)

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(先に森内九段の入室)

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(渡辺竜王も時間前に対局室に戻った)

(翔)

昼食休憩の盤面

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(森内九段側から見た盤面)

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(渡辺竜王側から見た盤面)

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(渡辺竜王が持つ王将)

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(森内九段が使う玉将。駒は掬水作清安書)

(翔)

対局室

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(対局室は会館1階「道心の間」)

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(対局室)

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(対局室にかけられている軸。「常楽我浄」と書かれている)

(翔) 

関係者の昼食

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(関係者の昼食は精進料理のお弁当。お吸い物付き)

(烏)

昼食休憩

Ryuou200910141_35 左図の局面で渡辺竜王が29分考え、昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲森内1時間12分、△渡辺1時間57分。
 

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(渡辺竜王の昼食はかつ丼)

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(かつ丼も精進料理。かつの中は湯葉が入っている)

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(森内挑戦者の昼食はカレーライス)

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(福神漬もたっぷり)

(翔)

34手目△6三銀

Ryuou200910141_34_3

Ryuou200910141_34_henka 控え室の藤井九段「ここで▲4五歩と行きます。以下△5四歩▲4四銀△4二銀▲2四歩△同歩▲同飛△2三歩▲3四飛△3三歩▲3六飛(参考1図)。そこで△2七角は▲4六飛。△2八角なら▲1七香がピッタリ。1筋の突き合いが、先手の得になっています」
(34手目棋譜コメント欄より)

 
Ryuou200910141_34_henka2 長岡四段「なるほど、横歩を取れるのですね。▲4五歩に△同歩▲同銀△8六歩▲同歩△8五歩(参考2図)の継ぎ歩は大丈夫でしょうか?以下▲同歩△同飛▲9六角に、△8九飛成▲6三角成の局面は先手怖そうです」
(34手目棋譜コメント欄より)

(翔)

携帯電話版「竜王戦・将棋道場」のご案内

今期から携帯電話のサービスでも竜王戦をお楽しみいただけます。
「竜王戦・将棋道場」では第22期竜王戦七番勝負解説文付の棋譜閲覧の他、将棋クラブ24の会員とも対局できる通信対局アプリを利用でき、詰将棋やコラムを見ることもできます。月額315円。
当ブログ右メニューにあるQRコードを携帯電話で読み取っていただき、登録を行うことでご利用になれます。
「竜王戦・将棋道場」を使って外出中も七番勝負の行方をご覧ください。

(翔)

27手目▲6六銀、長岡四段の見解

Ryuou200910141_27_2

長岡裕也四段のコメント「△4四歩が早いととがめに行きたくなることはありますしね。平成九年の名人戦第2局が少し似てますかね。これは▲6六歩に△4四銀の形ですが。後手は△5二金と上がってから△4四歩が手堅いと思っていたのですが、△5二金の一手が入ると先手から▲4五歩と突く手が間に合います。それで先に△4四歩と突いて牽制したのが丸山渡辺戦(平成21年4月13日・王位リーグ)なんですね。その将棋は9筋の突き合いが入っています。森内九段のベースになっているのは、その将棋でしょう。調べてみたらこのタイミング(22手目)で△4四歩を突く人も多いんですね。
 これは9筋の突き合い(▲9六歩△9四歩)を入れなかったのが工夫かもしれないですね。仮に△5二金▲5五銀左△同銀▲同銀△8六歩▲同歩△同飛▲8七歩△8五飛(参考図)としたときに、▲6四銀と出て▲9六角の筋が残る意味はありそうです」

Ryuou200910141_27_henka_2

(翔)

昼食のメニュー表

Gazou_165
(対局者は上のメニューから昼食を選ぶ。お豆腐の鰻丼とは、どういうものなのだろう)

(烏)

10時40分、▲2五歩△3三銀▲6六銀

Ryuou200910141_2525手目▲2五歩が新手のようです。(▲9六歩△9四歩が入った局面は1局あり、▲2五歩△3三銀▲4八飛と進んでいる)
同型の角換わり腰掛銀に進むと思われていましたが、これは違う展開になりそうです。
 

Ryuou200910141_27右図の▲6六銀がさらに積極的な手。▲5五銀左とぶつける手を狙っています。

 
長岡四段「はー、▲6六銀ですか。ちょっと将棋盤を出して考えます」
山本五段「一手損角換わり相手には一時流行した手ですが、普通の角換わりには珍しい」阪口四段「これは△8六歩と行くとどうなるのでしょうか?」
長岡四段「△8六歩▲同歩△同飛▲8七歩△8二飛▲5五銀左でどうなるか。」
山本五段「次の手は2時間は考えないと指せないでしょう。すなわち昼休みですね」

(翔)

10時半頃の控室

20091014015fujiimurata
(藤井九段と村田女流初段が対局中)

20091014016fujiimurata
藤井九段「あのぉ、盤面は写さないでください」

(翔)

角換わり腰掛け銀

Ryuou200910141_22
(10時10分頃の局面)

阪口四段「角換わりだと終盤まで研究されてるから、展開が早そうですね」
長岡四段「同型ならばすらすら進むでしょうね。渡辺竜王は後手番で同型を避けない。先手から避けることも考えにくいのできっと同型になると思います」
阪口四段「1日目で終盤もありえますか」
長岡四段「終盤といっても、よくある局面ですしね。2日制で激しい将棋は読みがいがありそうです」
阪口四段「そうですね。早く戦いがおこった方が研究もやりがいあります」
長岡四段「トップ棋士の激しい将棋は、見ている棋士は歓迎ですよね」
山本五段「見てるほうは楽しいですね。角換わり腰掛け銀の同型は、渡辺竜王は後手を持って受け切れると将棋世界で読んだような記憶があります。興味深い戦形ですね」
長岡四段「無理攻めだと思っていると書いてありましたね。渡辺竜王と羽生名人は、後手番で絶対に同型を避けません。全部受けきれる自信があるのだと思います」

(翔)

10時のおやつ

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渡辺竜王の10時のおやつはホットコーヒー。森内九段はおやつの注文はしませんでした。

カップには比叡山の菊の御紋が描かれています。この菊の御紋が朝廷に献じられたそうです。

(翔)

対局開始(3)

20091014012
(9時、対局開始)

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(森内九段の初手は▲7六歩)

(翔)

対局開始(2)

20091014008furigoma
(記録係・竹内貴浩三段による振り駒)

20091014009furigoma
(上位者(渡辺竜王)の歩を5枚取る)

20091014010furigoma_2
(絹布の上に振る)

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(「2枚の歩が重なっていた」という状況を、藤井九段が控室の和菓子を使って説明中)

(翔)

対局開始(1)

20091014005moriuchi
(挑戦者・森内俊之九段が先に入室)

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(渡辺明竜王も入室)

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(駒箱を開ける前に気息を整える)

(翔)

森内九段の先手で対局が始まる

Ryuou200910141_3 振り駒の結果、歩が1枚、と金が2枚、2枚が重なって無効となり、森内九段の先手となりました。
対局は9時に開始しています。
 

20091014004furigoma
(振り駒)

長岡四段「振り駒、と金が重なったんですね。私が奨励会有段者の頃に規定が変わって重なった駒は無効になったんですが、歩とと金が一枚ずつ重なり、後は歩が3枚になったときに「歩が3枚です」と発言したところ、「4枚に見えるけど」と言われたことがあります(笑)」
山本五段「確かにちょっと変な感じなんですね」
長岡四段「規定が変わったのを知らなかったようでした」

(翔)

1日目の朝食

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(おはようございます。朝食も、もちろん精進料理でした。)

(烏)

対局スケジュール

竜王戦七番勝負のタイムスケジュールです。

【1日目】
9:00 対局開始
10:00 おやつ
12:30 昼食休憩
13:30 対局再開
15:00 おやつ
18:00 封じ手

【2日目】
9:00 対局再開(封じ手開封)
10:00 おやつ
12:30 昼食休憩
13:30 対局再開
15:00 おやつ
?:? 対局終了

(翔)

本日、竜王戦第1局1日目

おはようございます。10月14日(水)の朝です。

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(延暦寺会館から見える風景)

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(眼下には琵琶湖が広がる)

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(比叡山ではスタンプラリーが行われている)

(翔)

2009年10月13日 (火)

自宅解説棋士の戦型予想

「山本真也五段」
基本的に渡辺竜王は先手なら矢倉を目指し、後手なら相手の作戦に合わせると思います。したがってこのシリーズは森内さんが作戦の主導権を握っていると見ます。
森内さんは色々な変化球をもっているので予想は難しいですが、渡辺竜王が先手なら横歩取り。森内さんが先手なら角交換腰掛銀と予想します。

「阪口悟四段」
渡辺竜王先手の場合は矢倉を目指すと思います。森内九段がどのような対策でくるのかが見所となります。私の予想は矢倉もしくは一手損角換わりです。
1日目は駒組みに終始する、がっぷり四つの穏やかな進行になると思います。森内九段は四間飛車やゴキゲン中飛車を指すこともありますが、1局目からは選択しない気がします。
森内九段先手でも、矢倉もしくは相掛かりの将棋になると予想します。
先後に関わらず、先手番はお互い居飛車の将棋を目指すでしょう。後手番側が何を出すのかが興味深いです。

「長岡裕也四段」
渡辺竜王が先手なら森内九段の一手損角換わり、森内九段が先手なら矢倉というのが自然。ですが七番勝負の第1局ということもあり、渡辺竜王が先手なら森内九段の四間飛車、森内九段が先手なら同型角換わりと予想します。

(烏)

両立会人の勝敗予想

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藤井九段「私は読売新聞の予想記事では、森内九段の4勝3敗と話しました。でも前に同じように予想したときは外してしまった。森内さんは新聞を見てどう思うでしょうねぇ」

福崎九段「私はね、この七番勝負は渡辺さんが勝つと見ていますよ。そうだなぁ、3勝…いや、4勝くらいはするんじゃないでしょうか」

(烏)

前夜祭

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(前夜祭は18時半から始まった)

20091013023zenyasai
(延暦寺からの挨拶)

20091013024zenyasai
(読売新聞社からの挨拶)

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(日本将棋連盟からの挨拶)

20091013026zenyasai
(日本将棋連盟滋賀県支部連合会の方が乾杯の発声を行った)

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(前夜祭参加全棋士が紹介された。渡辺竜王と森内九段は少し離れて立っている)

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(司会者の質問に笑顔で答える渡辺明竜王)

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(森内俊之九段も笑顔で応える)

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(両対局者が退室したあと、福崎九段と藤井九段が七番勝負の展開予想が行われた)

(翔)

前夜祭の食事

前夜祭に出された料理は全て、肉・魚を使用しない精進料理でした。

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(串の中身は湯葉)

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(翔) 

両対局者による揮毫

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(揮毫する渡辺明竜王)

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(森内俊之九段)

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(日付・対局場の名前も入っている)

(翔) 

親子ふれあい教室

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(検分終了後、米長邦雄永世棋聖・渡辺竜王・森内九段・立会人の福崎文吾九段・解説の藤井猛九段が、館内で行われていた親子ふれあい教室に顔を出した)

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(ふれあい教室講師の森信雄七段が指導対局を行った)

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(小学生に丁寧に指導する伊奈祐介六段)

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(本局の自宅解説の阪口悟四段。今日は現地で指導対局)

(翔)

検分

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(18時から、対局室となる「道心の間」で検分が行われた)

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(6連覇を目指す渡辺明竜王)

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(挑戦者の森内俊之九段。感触を確かめるように、駒を2回ずつ打ちつけていた)

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(対局で使用される駒)

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(BS解説の杉本昌隆七段=写真中央=と記録係の竹内貴浩三段=写真右=は師弟関係にある)

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(検分は5分ほどで終了)

(翔)

延暦寺にてインタビュー(2)

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「予選の将棋はイマイチだったのですが、本戦に入って調子が上がってきまして、最後の方はいい将棋が指せたかなという気がします。タイトル戦は名人戦以来、1年半ぶりですので感覚もよく覚えていません。初めて挑戦するような気持ちで臨みたいと思います」(森内九段)

(烏)

延暦寺にてインタビュー(1)

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「昨年は印象に残るシリーズだったので、また1年が経つのはあっという間でした。例年よりは数字的には良いので、あとはどこまで持続できるかというところです。森内九段とは17期竜王戦で1度戦っていますが、そのときとはお互いに指す将棋も変わってきていますし、違った戦型になるのかなと思います。森内九段は非常に手厚い将棋ですので、5年前と同じくその厚みをどうかいくぐっていくかですね。」(渡辺明竜王)

(烏)

東京駅~京都駅

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(11時30分発、のぞみ25号博多行きで京都まで)

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(車内では関係者にお弁当が配られた。渡辺竜王はステーキ弁当。「ボリュームがありました。もう2、3日は肉を食べなくてもいいです」)

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(京都駅着。この後、バスで滋賀県大津市「比叡山延暦寺」へ)

(烏)

大盤解説会などのご案内

▲現地イベント▲
いずれも比叡山延暦寺会館にて行われます。現地にお越しの方は、交通(ロープウェイ、ドライブウェイなど)の営業時間にご注意ください。

【滋賀県親子ふれあい将棋教室】 ※事前申込制。既に始まっています。
2009年10月13日(火) 16:45~18:15
講師:森信雄七段・伊奈祐介六段・阪口悟四段
詳しくは滋賀県親子ふれあい将棋教室(関西将棋会館)

【前夜祭歓迎レセプション】 ※事前申込制
2009年10月13日(火) 18:30~
※17:00までに会場に到着された方は阪口悟四段の指導対局を受けることができます。
参加費:5000円(小学生以下は無料)
詳しくは第22期竜王戦第1局 前夜祭歓迎レセプション(関西将棋会館)

【大盤解説会】 ※事前申込は不要
2009年10月14日(水)14:00~
2009年10月15日(木)14:00~
出演棋士:杉本昌隆七段・村田智穂女流初段
入場料:無料
詳しくは第22期竜王戦第1局 現地大盤解説会(関西将棋会館)

▲NHKBS-2(テレビ放送)▲
解説:杉本昌隆七段
司会:村田智穂女流初段
放送時間
14日…9:00~9:30/17:00~17:30
15日…9:00~9:30/16:00~17:00/22:20~22:30(速報)
詳しくは将棋と囲碁の番組紹介 ~タイトル戦・特別番組~(NHK)

▲関西将棋会館大盤解説会▲
2009年10月15日(木) 17:00~
解説:有吉道夫九段
入場料:1200円(各種割引有)
詳しくは大盤解説会(関西将棋会館ホームページ)

▲東京・将棋会館大盤解説会▲
2009年10月15日(木) 16:30開場 17:00開始
解説:屋敷伸之九段・山田久美女流三段
入場料:2000円(各種割引有)
詳しくはイベント情報(将棋会館道場)

(翔)

竜王戦七番勝負いよいよ開幕!

竜王戦七番勝負第1局は10月14日(水)・15日(木)に滋賀県大津市・比叡山「延暦寺会館」にて行われます。

現地からのインターネット中継は烏記者と翔が担当します。
今シリーズは棋士による自宅からの解説が行われます。
第1局の自宅解説は山本真也五段・阪口悟四段・長岡裕也四段が担当します。

両対局者を含む関係者は14時頃に京都駅からバスで比叡山入りしました。
到着は15時頃。15時半からは国宝である「根本中堂」を見学しました。
このあと18時から検分、18時半から前夜祭が予定されています。

本局もよろしくお願いいたします。

(翔)

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