2018年10月23日 (火)

前夜祭(8)

前夜祭の締めとして、山崎八段、長沼七段、長谷川女流二段、山口女流1級が壇上で明日の展望を語りました。

Dsc_53811_2 (司会の福山知沙さんの質問に各棋士が答える)

Dsc_53241 (山崎八段)

――明日はどんな将棋になるでしょうか。

山崎 両対局者、尊敬し合っているだけあってリラックスされていましたので、逆に明日はいい緊張感で、午前中からピリッとした、凛とした空気感のある将棋になるのではないかと思います。

Dsc_53281 (長沼七段)

――岐阜県のご出身だということですが。あとは両対局者の印象などもお願いします。

長沼 現在の郡上市の出身です。愛知県の藤井聡太先生の影響ですかね、東海地方はすごく将棋が盛んになっています。ご理解ある知事様、市長様がいてありがたいですね。清水さんはあいさつが神がかっているといいますか、素晴らしいですよね。里見さんは将棋が強く、勉強になります。今度、当たるんですけどね(第67期王座戦予選)。

Dsc_53441 (長谷川女流二段)

――明日はどういったところに注目していますか。

長谷川 両者、形勢がよくなると寄せが速いですし、悪くなっても粘りがすさまじいです。本当に最後の最後まで分からない熱戦が繰り広げられるのではないかと思います。

Dsc_53631 (山口女流1級)

――明日の注目点はどこでしょう。

山口 今日の観光の記念撮影のときに、お二人で船に乗っていたのですが、清水さんが里見さんに「自撮りしましょう」と声を掛けていて。私なら明日戦う相手と、なかなかそこまで計算じゃない仲のよさというのはできないと思うので、明日は本当に、盤上で心置きなくぶつかる将棋が見られるのではないでしょうか。

Dsc_53851 (リコージャパン株式会社岐阜支社長の林徹也氏による閉会のあいさつでお開きとなった)

本日のブログ更新は以上で終了です。