2021年8月30日 (月)

20210830cこの局面で藤井王位・棋聖が34分使ったところで正午になり、昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲藤井44分、△永瀬1時間0分。昼食の注文は、永瀬王座が「肉豆腐(キムチ)弁当(具はきのこと糸こんにゃくからきのこを選択)」(鳩やぐら)、藤井王位・棋聖が「和風山椒ポークカレー」(鳩やぐら)です。対局は12時40分に再開されます。

Dsc_32361 (永瀬王座の昼食)

Dsc_32331 (藤井王位・棋聖の昼食)

20210830b図は11時45分頃の局面です。先手が一度2八に引いた飛車を2五に構え直して中段ににらみを利かせると、後手は△3四歩から角交換に持ち込んで、盤上の緊迫度がどんどん増してきています。現局面までの藤井王位・棋聖の消費時間はまだ通計で10分ですが、ここは先手も手が広そうなので、まとまった時間を使うものと思われます。

Dsc_31151 (藤井王位・棋聖)

20210830a

第1局で意表の三間飛車を採用した永瀬王座ですが、本局では通常通りに2手目△8四歩から居飛車を選択しました。戦型は相掛かりに。後手が△7六飛と横歩を取ったのに対して先手が負けじと▲8二歩△9三桂▲9五歩(図)と動き、早くも戦いに入っています。ともにまだ消費時間は少なく、想定の範囲内と思われます。

Dsc_31371 (永瀬王座。自陣に隙ができることを恐れずに、堂々と横歩を取った)

Dsc_31011 (藤井王位・棋聖は、9時30分頃と早めの入室。上座に着いた)

Dsc_31021

Dsc_31281 (永瀬王座は9時40分頃に入室した)

Dsc_31461 (永瀬拓矢王座)

Dsc_31501 (藤井聡太王位・棋聖)

Dsc_31511 (読売新聞観戦記は、高野秀行六段が担当する)

Dsc_31531

Dsc_32131 (定刻の10時になり、開始の礼を交わす)

Dsc_32202 (先手番の藤井王位・棋聖は、お茶を飲んでから初手▲2六歩と指した)

Dsc_32242 (永瀬王座は△8四歩と返す)

Dsc_32262

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【読売新聞オンライン|挑戦者決定三番勝負第2局詳報】
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