予想にない手 91手目、森内竜王は▲5六金打と自陣に投資しました。予想されていない手で関係者一同は一瞬どよめきました。 「▲5六金打では▲6五飛で寄っていたのではないか思います。本譜の▲5六金打も手厚い手ですが、差は詰まったかもしれません」(飯塚七段) (現地大盤解説会。飯島七段はスーツを脱いで解説していた)
先手順調 75手目▲3五同飛から90手目△5四飛まで、実戦の進行と控室の予想手順は一致しています。「先手順調」と検討陣。ただ、図で次の一手は分岐が多そうです。 飯塚七段の第一感は▲5五銀。▲6五飛も先手が1手勝ちを目指せそう。駒得を生かして▲6八銀も手厚く、森内竜王らしい手と評判です。
先手優勢 森内竜王は駒台の歩を5三に打ちました。先手は▲6四角と王手で金を取れましたが、▲5三歩△同金▲5七金でと金を消すのが手堅く、これでも先手が銀得です。 「2勝2敗になる可能性が高くなってきました。森内竜王は残り時間が少ないですが、これは間違えにくい将棋です」と飯島七段。 (15時26分、対局室モニターの映像)
森内竜王、踏み込む 森内竜王は▲3五飛を選択。決戦に応じました。控室の評価は先手よし。ただ、森内竜王は残り時間が少ないのが気がかりです。 (控室で対局室モニターを見つめる山口女流初段) (継ぎ盤。山口女流は後手陣に向かって攻めの手をビシビシと放つ)