2021年10月 7日 (木)

Dsc_3332(主催者あいさつ 老川祥一・読売新聞グループ本社代表取締役会長)

「両者は王位戦、叡王戦に続いて、この竜王戦で3タイトル連続の番勝負。豊島竜王の意地か、あるいは新たな藤井時代の到来か。歴史に残る名勝負になると思っております」

Dsc_3340 (主催者あいさつ 佐藤康光・日本将棋連盟会長)

「豊島竜王が31歳、藤井三冠が19歳ということで2人足して50歳。私や昨年の羽生さんよりも若いフレッシュなカードが竜王戦でも実現し、最高の戦いを見せてくれるのではないかと期待をしています」

Dsc_3349(歓迎メッセージ 長谷部健・渋谷区長)

「渋谷区は将棋連盟さんが千駄ヶ谷にあり、協定を結んで街作りとしても将棋の普及に一生懸命取り組んできたと思っております。国際化をはかっていく中で日本の文化に触れていくことが大変重要だと思っておりますので、これからも将棋の普及に尽くしていきたい」

Dsc_3376(特別協賛社祝辞 寺口智之・野村ホールディングス株式会社代表執行役副社長)

「明日、振り駒の大役を仰せつかっております。振り駒はいくら練習をしても、歩と、と金の数を思ったようにコントロールできない。先手番、後手番のどちらになられましても私の意思とは関係がないということをご容赦いただければと思います。日本中が注目するお二人の対局が熱く素晴らしいものになること、そして将棋界のますますのご発展を祈念いたします」

(書き起こし=琵琶)

前夜祭は17時30分からセルリアンタワー東急ホテル内にある「ボールルーム」で開催されました。登壇者以外の来場者は円卓に座り、それぞれの間は透明な板で仕切られています。食事はなく、コーヒーなどの飲み物のみでした。カメラマンは壇上から離れた位置から撮影し、「対局者入場」から「対局者決意表明」の間のみ取材が許可されました。緊急事態宣言は解除されましたが、新型コロナウイルス対策には万全を期しています。

Dsc_3302(会場前には、来場者のために記念撮影用のパネルが用意された)

Dsc_3310(前夜祭会場)

Dsc_3315(対局者入場)

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17時から検分が行われました。赤い敷物以外の場所を歩く場合は、白い足袋(たび)を履く決まりになっています。両者は橋掛り(はしがかり)から舞台に入りました。検分は特に問題なく、短時間で終了しました。

Dsc_3243(まずは藤井三冠)

Dsc_3253(続いて豊島竜王)

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Dsc_3274(奥に見えるのは広森三段)

Dsc_3282(中村修九段と松尾八段が盤側に座る)

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