好調な若手同士 黒沢五段と青嶋五段はともに最近の活躍が目覚ましい若手です。黒沢五段の今年度成績は9勝2敗で、現在8連勝中と破竹の勢い。青嶋五段は12勝1敗で現在3連勝中、対局数ランキングは1位タイ、勝数は単独トップです。 (対局再開時の両対局者)
飛車交換から自陣飛車 黒沢五段が仕掛けました。桂を利用して飛車交換を挑む、積極的な踏み込み。後手の角の利きが直通しているだけに大胆不敵です。 青嶋五段は飛車交換から自陣飛車を打ち、跳ねてきた桂を目標にしました。△8四歩(46手目)で桂が助かりませんが、▲7三桂成△同桂▲7一飛が手筋の切り返し。先手は駒損ですが、自分だけ飛車を敵陣で使えていることが主張です。 15時過ぎ、青嶋五段は△3五歩(54手目)と指しました。角の利きを止めて端攻めを緩和しながら、美濃囲いの弱点、玉のコビンを狙っています。後手の主張は玉の遠さと駒得。先手は竜の力で対抗しています。
夏の千駄ヶ谷 東京・将棋会館の1階には販売コーナーがあり、盤、駒、扇子、書籍、グッズが置かれています。渡辺明竜王の「一歩千金」扇子は入荷待ちでした。グッズでは、黒沢五段と青嶋五段のイラストが入ったハンドタオルがありました。 将棋会館の隣にある鳩森八幡神社は、新年に境内の将棋堂で祈願祭が行われる神社として知られます。足を運ぶと、6月30日に行われる夏越の祓に向けて、境内に茅の輪が立てられていました。茅の輪をくぐることで、無病息災を祈願します。
5組優勝者と6組優勝者の戦績 第1期から第28期までの5組優勝者と6組優勝者の戦績をまとめました(対局者の肩書は当時のもの)。下表で勝者側を赤色で示しました。互いに14勝ずつと拮抗しています。なお、両組含めての最高成績は、第7期の行方尚史四段による挑戦者決定三番勝負進出。これまで5組と6組から挑戦者は出ていません。決勝トーナメントで勝つ大変さを示すデータといえます。