2017年7月14日 (金)

8370手目△7五金以下、後手は猛攻をかけましたが、先手は端玉でしのぎ、図の局面で王手金取りがかかりました。次に▲8六馬と金を取る手もさることながら、1一馬の利きも絶品です。先手が優勢になったと見られています。


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69△5八歩成▲7七玉(図)まで進みました。△5八歩成は50分の考慮。残り時間は▲羽生21分、△村山23分です。

68手目に長考した村山七段ですが、図の局面でも手を止めています。額に手を当てたり、ガクッと視線を落としたりと動きが多く、次の手を決めかねているように見えます。いちばん苦しいところかもしれません。


2122 (21時22分、天井カメラの映像)

67▲5四角(図)は△3六飛成を消しながら、▲6三角成も見た攻防手。ただ、後手玉は詰めろではありません。村山七段は長考に入りました。八代六段は「後手は△5八歩成が入るのでチャンス」としつつも、▲7七玉のあとの迫り方が難しいようです。


66△3八飛▲5八歩△5七歩と進んで図の局面。2八ではなく3八に飛車を打ったのがポイントで、先手玉は△5八歩成▲7七玉△6五桂▲6六玉△3六飛成以下の詰めろ。

中継室の評判は「激戦」です。歩の攻めは受けにくいとしたものですが、本局は先手から大駒を使った攻防手がいくつかありそうです。


58対局再開。村山七段の指し手は△4二銀でした。5三成桂と銀の交換になれば、△5六桂が後手の楽しみになります。羽生三冠の残り時間は54分、村山七段は2時間50分と大きな差があります。


Dsc_9449 (19時ごろの東京。日没は18時58分)