力をためる 47手目▲3四歩以下、△1九と▲3三歩成△同桂▲3四飛と進んでいます。香得を果たした久保王将に対し、佐々木六段は3筋の歩を成ったあと▲3四飛と浮いて力をためました。代えて▲3三同銀成と踏み込むのは△3五歩と飛車先を止める手があります。本譜▲3四飛は相手に手番を渡しますが、次に▲3三銀成と確実に桂を取る狙い。ここで久保王将が攻めと受け、どちらを選ぶかに注目です。
南に歩く(1) 関西将棋会館の前を南北に通る「なにわ筋」。この道をひたすら南に向かって歩いてみました。 【福島天満宮】学問の神として名高い菅原道真公が、太宰府への左遷を命じられた道中、この地に留まった古跡をしのんで907年に創建したとされています。 【福沢諭吉誕生地】福沢諭吉は、豊前国中津藩藩士福沢百助の次男として、この地にあった蔵屋敷で生まれました。新しい石碑は1984年の秋、新一万円札に登場したのを機に建立されたものです。 (福沢諭吉誕生地の前を流れる堂島川)
攻め合い 41手目▲3五銀以下、△6二角▲2四銀△2八歩▲9七角△2九歩成▲3四歩と進みました。攻め駒の銀を前進させていく佐々木六段に対し、久保王将は△2八歩と垂らしてと金を作りました。先手は1九の香を助ける手段がありません。佐々木六段は3筋から攻め合いに出ています。 ▲3四歩までの消費時間は▲佐々木六段2時間2分、△久保王将2時間20分です。 (棋士室で本局を観戦する阪口悟五段。中飛車を得意としている) (こちらは奨励会員と練習将棋を指す西川和宏六段)
互角 佐々木六段は△5一飛の局面で52分長考し、▲2四歩△同歩▲3五銀と動きていきました。棋士室に来訪した千田翔太六段は「▲3五銀の局面を『野生の読み太』と『まふ評価関数』で調べたら互角でした」とコメント。▲3五銀以下△6二角に▲2四銀と出ると、△5六歩▲同歩△6五銀をさばく順が有力と見られています。 (千田翔太六段)
日曜の関西将棋会館(3) こちらは1階にある販売店。盤駒や書籍、扇子など、たくさんの将棋グッズが販売されています。 (盤、駒のコーナー) (中飛車の書籍コーナー) (中飛車の新刊) (久保王将の扇子『万里一空』) 【関西将棋会館販売課】 <営業時間>12時から17時まで(火曜、木曜は定休日)<直通電話>06-6451-5077