2019年12月 7日 (土)

68 千日手の可能性を示唆していた控室ですが、広瀬竜王は△8六歩▲同歩と8筋を突き捨てたあと、△3六歩と千日手を回避。糸谷八段は「広瀬竜王は勝ちにいこうとされていますね。実際、現局面は広瀬竜王が少しいいように思います」と感想を述べました。

Photo_57 (控室では糸谷八段と里見女流四冠が口頭検討を行っていた)

20 (まち歩きをしていると、地元の花屋から花束が贈られた)

21 (津和野の歴史が分かる「津和野町日本遺産センター」を訪れた)

24 (「津和野百景図」。最後の藩主亀井茲監の業績をまとめた「以曽志乃屋文庫」とともに亀井家に納められた文書の一つで、藩主の側に仕えた栗本里治が藩内をめぐり、名所や風俗、食文化などをスケッチして約4年の歳月をかけて百枚の絵を描き、詳細な解説を加えてまとめた)

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25 (「津和野市街絵図」。幕末期の津和野城下の地図が描かれており、津和野百景図の作者・栗本格斎によって書かれた。こちらの古地図には地図以外にもたくさんのものが描かれており、地図の周囲を囲うように津和野藩内の歴史や行事、人々の暮らし、藩主の暮らしぶりが絵と文章でぎっしりと描かれている)

27 (津和野のまち歩きが終わり、取材に答える糸谷八段。「とても心が洗われました」との感想を述べていた)

26 (里見女流四冠は「地元、島根県出身ですが、津和野はこれまで通ったことがあるかどうかという感じでした。今回、このような機会に恵まれ津和野のまちの風情を感じられて、大変うれしく思います」と話した)

以上、3回に分けて棋士と津和野のまち歩きの様子をお送りしました。

Photo_54 (14時前の大盤解説会場。たくさんのファンの方が詰め掛けていた)

Photo_55 (糸谷八段がゲスト出演していた)

Photo_56 (糸谷八段は61手目の▲3五歩を見て「それまではやや先手持ちでいたのですが、互角に戻ったような印象を受けています」と解説していた)

63_2 図は豊島名人が▲7四歩と突いた局面。控室では悲鳴に近い声が上がりました。というのも図から△7四同飛▲7六歩△7五歩▲同歩△8四飛となれば▲7四歩で図の局面に戻るからで、そうなれば千日手模様。途中、△7五歩を打たずに△8四飛は▲2四歩△3三金(△同金は▲6六角)▲3四歩で先手の攻めの調子がいいので△7五歩ですが、▲8二角が残っているため後手も△8四飛と戻ることになりそうで、どうやら千日手の可能性が高くなったのではないかと言われています。