2022年8月23日 (火)

112手目から127手目まで
△7四飛▲9三角成△8四金▲8五歩△同金▲8三馬
△8四飛▲同馬△同金▲7六歩△8六歩▲7五歩
△8七歩成▲同金△8六歩▲同金

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ついに先手が抜け出したようです。穴熊が崩されたように見えますが、後手は攻めの足掛かりを作るのが難しくなっています。そして先手は次に▲8一飛が厳しい手。後手の指し手が難しい状況です。

96手目から111手目まで
△5三銀▲5五歩△5七歩▲3五歩△3六金▲2八飛
△3五金▲9四銀△7五角▲7一歩成△同飛▲7六歩
△9四香▲7五歩△同銀▲8二角

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△7五角で千日手は回避されましたが、6六にいた後手の銀が7五に後退し、穴熊が遠くなりました。先手が盛り返し、再び逆転模様です。とはいえ、両者とも残り時間が少なく、ゴールはまだ見えてきません。

96手目から103手目まで
△5三銀▲5五歩△5七歩▲3五歩△3六金▲2八飛
△3五金▲9四銀

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後手も5筋と3筋に金銀を投入し、手持ちの戦力が低下してきました。「長い勝負か」といわれ始めた矢先に出現したのが図の局面。△8四角▲8五銀△9三角▲9四銀と進めば千日手です。後手は△7五角、先手は△8四角に▲8五歩という打開筋はあるかもしれません。ちなみに山崎八段の公式戦で千日手は1回だけ。その1回も打開しなかったことを後悔しているというのは有名な話です。

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87手目から95手目まで
▲7二歩△8一飛▲5三金△5二銀▲同金△同玉
▲5四桂△6六銀▲8八角

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△6六銀▲8八角が入って図の局面。残り時間は▲広瀬29分、△山崎31分。山崎八段も図で時間を使い、残り30分を切りました。

△6六銀が入ったのは大きそうです。ひとつは(1)先手の角を止めています。これで▲4四角の変化が消えました。後手は△5三歩で桂を取りきれるかもしれません。自玉を安全にできれば(2)△7七歩も視野に入ります。(3)5七、6七、7七を押さえている点も見逃せません。△3八銀から飛車を取りにいけそうです。△3八銀に先手は飛車を横に逃げられません。

79手目から86手目まで
▲7三銀△同金▲同歩成△同飛▲7四金△7一飛
▲6三金△6二歩

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83手目▲7四金が少し重かったでしょうか。図の局面は先手が攻め続けるのが難しくなっています。たとえば▲7二歩△8一飛▲5三金には△5二銀があり、以下金銀の取り合いは局面がさっぱりします。まだ大きな差ではありませんが、形勢は後手が逆転しました。

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