2020年10月23日 (金)

おはようございます。
対局2日目のスケジュールは以下の通りです。

9時 封じ手開封~対局再開
10時 午前のおやつ・現地大盤解説会開始
12時30分 昼食休憩
13時30分 対局再開
15時 午後のおやつ
※大盤解説会は事前申し込み制で、当日券はありません。

Img_3194 名古屋市は雨。徐々に弱まって、15時頃には晴れて来る見込み。日中の最高気温は20度の予想です。

2020年10月22日 (木)

Img_3149 羽生九段は18時2分に封じる意思を告げて別室へ。青野九段が定位置について待っている。

Img_3156 豊島竜王は封じ手を待つ間も考えていた。

Img_3161 5分ほどで羽生九段が封じ手を書いて戻って来た。

Img_3167 封じ手を受け取った豊島竜王が封緘のサインを加える。

Img_3169 最後に羽生九段から立会人に封じ手が預けられた。

Img_3180 封じ手を預けた羽生九段はリラックスした表情に。

Img_3186 駒が片づけられて、対局1日目が終了した。

202010225917時25分、「このまま封じ手もあり得るか」と言われ始めたところで、豊島竜王が▲5四歩と指しました。控室では、「筋のいい人は▲5四歩」と言われていた手です。
「次の手は難しいところですよ。この局面で確実に封じ手になるでしょうね。もしかすると18時になってもすぐに封じないかもしれません」と青野九段。候補手としては△3六歩が最有力と見られていますが、少し前に青野九段が指摘していた△8六銀もあるようです。また、受けの手なら△3二銀打が考えられるようです。

この手を見た羽生九段は棋譜を手に取って、しばし眺めてから前傾姿勢を強めて考え出しました。なお18時を回ると次の手を封じますが、18時ちょうどに封じなければいけないわけではありません。手番の棋士は、18時以降も指す手が決まるまで、持ち時間の許す限り考えることができます。

Img_3058 豊島竜王は相手が封じることになりそうなタイミングで着手した。

16時過ぎ、明日の大盤解説会を担当する三枚堂達也七段と和田あき女流初段が現地入りしました。和田あき女流初段は、来て早々におやつの食レポを依頼されて、早速お仕事です。羽生九段が注文した「クラシックショコラ」は、口当たりが柔らかく食べやすいと好評でした。
なお、今日は和田あき女流初段の妹で、9月にプロデビューしたばかりの和田はな女流2級が東京・将棋会館で女流公式戦の対局中です。将棋連盟ライブ中継アプリで中継されていますので、どうぞご覧ください。

Img_3135和田あき女流初段。

Img_3139 三枚堂七段も現地入りした。