前夜祭(9) - 第4局の展望を語る。
宴の最後には久保二冠、神吉宏充七段、山崎隆之七段、稲葉四段、村田智穂女流初段がステージ上に登壇。第4局の展望と、これからの抱負を語った。
(軽妙なトークで場を盛り上げた神吉七段(左)と久保二冠(右)。二人は共に加古川観光大使に任命されている。)
神吉七段
「羽生名人は第3局のあの苦しい将棋(途中劣勢だったが終盤に逆転勝ち)を勝ったことで、間違いなく立ち直りました。その証拠に、ここでは名前を言えないですが、昨日の日本シリーズでY崎七段(横にいる山崎七段)は羽生名人に惨敗してしまっていますからね(場内笑)。明日は間違いなく羽生名人が勝ちます。」
久保二冠
「明日から良い戦いが始まると思いますし、歴史に残るような戦いになると思います。」
(神吉七段に苦い敗戦の傷を触れられ苦笑する山崎七段)
(神吉七段に突っ込まれてタジタジの村田女流初段(左)と稲葉四段(右))
稲葉四段
「将来タイトル戦に出られるように、そして加古川でタイトル戦ができるようにがんばりたいと思います。」
村田女流初段
「実はあと2勝で女流二段に昇段です。来年3月までにはなれるようにがんばりたいと思いますので、応援よろしくお願いします。」
(若葉)
前夜祭(8) - 対局者激励
関係者を代表して、本局の立会人である有吉道夫九段から両対局者に激励の言葉が送られた。
有吉九段
「立会人はロボットのように、何も考えずに座っているのがいいんですね。対局者は非常に敏感なので、形勢を考えると対局者に気付かれてしまうんです。明日は渡辺さんの3連勝で迎えていたら大変なことになっていたでしょうが、2勝1敗ですので通常の対局です。しかし七番勝負の中で一番大事な第4局を加古川市で行うことになり、全国の将棋ファンが注目していることと思います。立会人としての身を忘れ、一将棋ファンとして楽しみです。加古川の皆さんも一番身近な場所から、最高の戦いを見守っていただきたい」
(左から船江四段、井上八段、有吉九段、渡辺竜王、羽生名人)
(若葉)
前夜祭(7) - 両対局者、抱負を語る。
(明日25日から始まる対局に向け、両対局者が抱負を語った。)
渡辺竜王
「加古川には今回初めて来ましたが、棋士ゆかりの街であり、将棋ファンなら知っている土地ですので楽しみにしてきました。前局は負けてしまいましたが、また新たな気持ちで指したいと思います。明日・明後日のお昼ごはんにかつめしを頼みたいですね(場内拍手)。勝負には縁起のいい名前ですからね。(2年前は3連敗4連勝でしたが、今回2連勝した時点で思われたことは?に)2年前のことは終わったことです。星の流れは特に考えていません。加古川は将棋が盛んで力を入れてくださってくれている街です
。竜王戦にふさわしい場所を用意してもらったので、それにふさわしい将棋を指したいと思います」
羽生名人
「昨年の『将棋の日』で来て以来2回目の加古川です。確か昨年のレセプションもこの会場でしたね。駅からホテルまで歩いてくる途中にいろいろな風景を見て、地理を思い出していました。今までいろいろなところで花束をいただいてきたのですが、ご当地キャラクターからもらったのは初めてです(笑)。ここまで3局終わって反省することはありますが、過ぎたこと。明日からの対局ではまた全力を尽くしたいです。棋士のまちである加古川市の市制施行60周年を記念して地域全体で盛り上げていただき、舞台を整えていただきました。あとは自分自身が面白い将棋を指したいです」
(若葉)











