21時頃の局面 図の▲9二竜に対して平藤七段は「当然ですが手堅い一着です。他に最善があってもこう指したいところ」との見解を示しました。1手前にこの竜は9五にいたため、△9四歩▲同竜△9三歩▲9五竜△3六角▲同歩△9四銀の後手の狙いを外した意味があります。▲9二竜までの消費時間は、▲山崎4時間0分、△丸山4時間34分。 (虹)
70手目△8六歩での検討手順 検討が進み、図の局面から▲8五歩△8七歩成▲8四歩△7二銀▲8三歩成△同銀▲8五香△8四歩▲同香△同銀▲8二飛△7二角▲8四飛成△8三香▲9五竜△7七と(変化A図)の手順が調べられています。 ここからさらに▲7七同金△9四歩▲同竜△8七香成▲8三銀△7七成香▲7二銀不成△同金(変化B図)と進んでどうか、と言われています。 この進行は先手の手段が多く、後手はよくても互角の分かれだろうと見られています。 (虹)
20時過ぎの局面 指し手が難しいと言われている局面で丸山九段が選んだのは△8六歩でした。この手は継ぎ盤でも現れたものの、続く有力手段は発見されませんでした。△8六歩までの消費時間は、▲山崎3時間26分、△丸山4時間20分。 (丸山九段の脳内盤にはどのような構想が描かれているのだろうか) (虹)
丸山九段、長考 時刻は20時頃。丸山九段が1時間近くの長考に沈んでいる。棋士室でも、会館4階の検討室でも、後手の候補手はなかなか示されない。それだけ後手にとって難解な局面ということだろう。 (谷川浩司九段(写真右)が検討に参加している。後手の手段が難しく、畠山鎮七段とともに頭をひねっていた) (虹)