カテゴリ「第34期竜王戦七番勝負第1局」の記事
豊島竜王が44手目を封じる
まもなく封じ手時刻
43手目▲6六金に豊島竜王が長考しています。もしこのまま封じ手になれば、44手目の考慮時間は1時間半近くになり、松尾八段が、あと数手で封じ手と予想した局面から1手しか進まなかったことになります。豊島竜王は難解だと判断しているのか、それともチャンスだと感じているのか。次の一手は注目です。
特別観戦記-芦沢央さん
作家の芦沢央さんが現地を訪れています。芦沢さんは作家で『神の悪手』(新潮社)など将棋を題材にした小説も発表されています。今回は七番勝負全体を取材し、特別観戦記を執筆します。後日、読売新聞の文化面に掲載される予定です。豊島竜王と藤井三冠の互いに高め合っていく関係性に注目されているとのことです。
【芦沢 央(あしざわ・よう) @AshizawaYou|Twitter】
https://twitter.com/AshizawaYou
一手一手を読む
松尾八段に休憩明けから16時ごろまでの進行について聞きました。
「▲7七金(1図)は形が乱れても歩を守る手で、強い指し方といえます。ほかには▲3七桂で7六歩を取らせる指し方もありました。藤井三冠は柔軟ですから、どちらの展開もあり得たと思います」
「△5四飛(2図)は次に△1三角とする構想でしょうか。後手はあまりゆっくりせずに、飛車角桂で手を作っていくイメージです。先手は後手の動きをうまく抑えたい。互いに指し手が難しいですね。この将棋は、次はこう、次はこう、というように読みが展開していきません。一手一手を考えていかなければいけない将棋です。18時までに10手も進まないと思います。2~3手か、3~4手か……」
実戦で現れなかった変化
1日目15時のおやつ
1日目15時のおやつです。
10時のモンブランと同じく、セルリアンタワーのペストリーショップで販売中です。
藤井三冠 サバランオランジュ、アップルジュース
豊島竜王 タルトフィグ、アップルジュース
【ペストリーショップ | セルリアンタワー 東急ホテル】
https://www.tokyuhotels.co.jp/cerulean-h/restaurant/pastry-shop/cake/75187/index.html
ABEMAプレミアム(1)
ABEMAプレミアム・ペイパービューの一場面です。
【第1局1日目 ペーパービュー】
https://abema.tv/payperview/EkJmawwykdhyfd