カテゴリ「第32期竜王戦七番勝負第5局」の記事 Feed

2019年12月 5日 (木)

55 (沖田守・津和野町議会議長によって中締めが行われた)

56 (三本締めが行われることに)

57 (20時ごろ、前夜祭は終了となった)

Photo_31 (前夜祭会場で用意された撮影用立体ポスター。両者に挟まれて撮影を行うファンが多数いた)

以上で本日の更新は終了となります。明日からの2日間もよろしくお願いいたします。

続いて、立会人の小林健二九段と糸谷哲郎八段による見どころ解説が行われました。

50 (「将棋については糸谷君にまかせますので、私は立会人として少しお話を」と小林健九段)

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51立ち合い人にとっていちばん大事なことは公平であること。スイスより永世中立国です(笑)」

52 「では私は戦型予想を。さすがにこの2人は相居飛車でしょう。そのなかでも角換わりが本命です」

53 (トークが進むにつれて、徐々に距離が近くなっていった)

54 (トーク終了後、乾杯を交わす小林健九段と糸谷八段)

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(書き起こし:紋蛇記者)
(写真:潤)

続いて、両対局者の揮毫色紙が参加者に抽選で贈られた。

36_2 (豊島名人の揮毫は「初心」)

37 (自身の手で当たりくじを引く)

38 (柔らかな声で番号が読み上げられた)

39 (広瀬竜王の揮毫は「鷹揚」)

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41 (こちらは笑顔で番号が読み上げられた)

両対局者は翌日からの対局に備えて、ここで退場となった。

 

花束贈呈後、両対局者による挨拶が行われた。まずは豊島名人から。

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31 「津和野は初めてで、非常に楽しみにしていて、こちらの神社を見学、また対局場を検分させていただきました。古い街並みが非常に雰囲気のよい場所だなあと思いました。ここまでの4局、前局は残念な結果になってしまったんですが、内容的にはまずまず納得のいく将棋が指せているので、第5局もそうなるように頑張っていきたいと思います。対局は勝負でもありますけど、いちばん勉強になるのが対局することですので、今回、学びの場にもなればいいかなと思っております」

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続いて、広瀬竜王による挨拶が行われた。

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34 「私自身が力の至らなさで、第5局が行われるかどうか心配されていた方も多いのかなと思うんですが。私自身もそのひとりではあったんですけど、なんとか第4局で一勝返して実現できたことをうれしく思っています。
津和野の実行委員の方がネットで情報を発信していたのを見て、プレッシャーもかかりましたが、何より準備していただいているのを見て心地よく感じました。養老館様はお話にありました通り、偉人をたくさん輩出された場所で、こういうところで対局させていただくのは棋士冥利につきます。より珍しい対局場所という印象で、そういった場所に恥じないような対局をできればと強く思っています。
七番勝負はスコアで押されていて、苦しい戦いではあるんですけど、シリーズは長く続いたほうがファンの方の注目は集まると思いますし、そういった方が増えて力をいただいているような気がします。まずは第5局を頑張って、第6、7局と続けられるように頑張っていきたいと思いますので、明日から2日間よろしくお願いします」

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(書き起こし:紋蛇記者)
(写真:潤)

 

歓談の合間をぬって、対局関係者が登壇しました。

22 (左から宮嶋三段、里見女流四冠、糸谷八段、小林健九段、藤原七段)

23 (続いて、両対局者も登壇した)

24 (前夜祭参加者の方々に挨拶)

25 (その後、両対局者には記念の絵画が下森津和野町長より贈られた)

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27 (さらに子どもたちから花束が贈られた)

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Photo_26 (次に、鈴木大介・日本将棋連盟常務理事による挨拶が行われた)
「竜王と名人の大きな番勝負になりました。ここまで、挑戦者の豊島名人の3勝1敗。広瀬竜王は第4局で一番返して、内容がすばらしいものになることに期待できます。養老館の対局場もすごく立派で、こういう由緒正しいところで竜王戦の決戦が見られることに、津和野の皆様に感謝しております」

Photo_27 (下森博之・津和野町長による挨拶)
「藩校は4月からリニューアルオープンしたところです。ただ、単に維新を展示するような観光施設に終わらせず、藩校養老館の精神を受け継いだ津和野らしい教育や活用をする思いがありまして、伝統ある竜王戦をそのオープニングの記念として開催できたのは津和野にとってうれしいことです」

Photo_28 (池田和哉・津和野町観光協会会長による乾杯)

Photo_29 (紙コップを手にする両対局者。なかは町の条例により、地酒が注がれている)

10_3 (声高らかに「乾杯!」と発声)

11_2 (ぐいっと飲み干した広瀬竜王)

(書き起こし=紋蛇記者)
(写真=潤)

 
 

18時30分からは太皷谷稲成神社に移動して前夜祭が行われました。

Photo_21 (前夜祭会場に向かう関係者一行)

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Photo_23 (18時30分、対局者、主催者が関係者席にそろった)

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Photo_25 (はじめに、植松実・読売新聞大阪本社取締役副社長が挨拶を行った)
津和野では初、島根県では1995年以来の竜王戦です。明日から全国の将棋ファンの視線が津和野の地に注がれることになります。竜王と名人の最高峰の対局をじっくりと堪能していただけたらと思います」

(書き起こし=紋蛇記者)
(写真=潤)

Photo_15 (豊島名人はエアコンの風が直接当たるのが気になった模様)

Photo_17 (対局者につき1台のエアコンとなっており、豊島名人はリモコン操作をチェック)

Photo_18 (風向きが変わらず、関係者に使い方を確認。ただ、実は手違いで広瀬竜王側のリモコンが豊島名人に手渡されていたことが分かった)

Photo_19 (微苦笑の豊島名人)

Photo_20 (広瀬竜王はエアコンのリモコンを手に取ることはなかった)

10_2 (最後に、出されるお茶が津和野名産の豆茶で問題ないかの確認。両者ともOK)

11 (広瀬竜王が駒を片付けて検分は17時15分に終了した)