カテゴリ「第32期竜王戦七番勝負第5局」の記事 Feed

2019年12月 6日 (金)

本殿での拝礼を終えた両対局者は、記念撮影を行いました。

16 (まずは本殿をバックに撮影を行った)

17 (記者の要望に応え、握手を交わす両対局者)

18 (今度は自然の景色をバックに撮影)

15 (大きく斜めに傾いてもしっかり堪えており、植物にも生命があることを感じさせる)

19 (最後は鳥居をバックに撮影)

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前日、一行は津和野に到着後、竜王戦第5局の成功を祈願しに太皷谷稲成神社へと向かいました。

14 (太皷谷稲成神社本殿)

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Photo_2 (本殿での正式参拝に臨むためには、この手水によって清める必要がある)

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Photo_4 (関係者一同が本殿にそろった)

Photo_5 (大太鼓が鳴らされ、参拝が始まった)

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10 (玉串を神前に奉って拝礼する広瀬竜王)

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13 (豊島名人も拝礼した)

このあと、小林健二・立会人と、鈴木大介・日本将棋連盟常務理事も拝礼しました。

47_2 図の局面で広瀬竜王が1時間30分考えて12時30分となり、1日目の昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲豊島28分、△広瀬2時間9分。1日目の昼食注文はともにステーキ丼。対局は13時30分に再開されます。

47 図は11時20分ごろの局面。糸谷八段の予想どおり、△2四歩に豊島名人が▲5六銀と引き揚げたところです。糸谷八段は「ここでは△5二玉や△5四銀でしょう。桂は▲3五歩から▲3四歩のような手を指してきたときに取りたいところで、すぐには△2五歩とは取らないでしょうね」と解説しました。

Photo_50 (前日、津和野入りした際の豊島名人と糸谷八段)

11時前、両対局者が注文した1日目午前のおやつが控室に運ばれました。

Photo_45 (控室の糸谷八段と里見女流四冠。里見女流四冠は広瀬竜王の頼んだおやつに手をつけた)

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Photo_47 (「美味しいです。どら焼きと比べると、こちらのほうが生地がしっかりしていています」)

Photo_48 (小林健九段がフルーツの盛り合わせに手をつけた)

Photo_49 (糸谷八段は食レポの様子を見ながら笑顔を浮かべていた)

39 10時20分、豊島名人が▲4五銀とぶつけて開戦。前例の多い仕掛けを敢行すると、以下△6三銀▲2五桂△2二銀▲3四銀△4二玉とパタパタと進みました。
そこで豊島名人は▲4五銀(下図)とバック。この手は新手で△2四歩と突かれても構わないと見た一手です。鈴木九段はこの▲4五銀に対して「謙虚だねー、(△2四歩と突けば)後手桂得だけどなー」と印象を述べ、糸谷八段は「△2四歩には▲5六銀と引くつもりなのだと思います」と解説しました。

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Photo_44 (研究手を見せた豊島名人)

対局中断となった関係で、1日目午前のおやつは予定より20分遅れとなる10時20分に出されました。広瀬竜王が「源氏巻三種食べ比べとブレンドコーヒー」。豊島名人は「フルーツの盛り合わせ」を注文しています。

Photo_40 (広瀬竜王注文の「源氏巻三種食べ比べとブレンドコーヒー」。三種はこしあん、白あん、抹茶)

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Photo_42 (豊島名人注文の「フルーツの盛り合わせ」)

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37 図の局面で広瀬竜王が次の手を考慮中、対局室の暖房設備に不具合が発生し、9時44分から10時14分まで30分間対局は中断しました。
暖房設備が復帰し、10時14分に両対局者が対局室に戻って対局再開。広瀬竜王は△3一玉と玉を引きました。

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Photo_39 (対局再開後の対局室を映し出すモニター)