参拝(2) 本殿での拝礼を終えた両対局者は、記念撮影を行いました。 (まずは本殿をバックに撮影を行った) (記者の要望に応え、握手を交わす両対局者) (今度は自然の景色をバックに撮影) (大きく斜めに傾いてもしっかり堪えており、植物にも生命があることを感じさせる) (最後は鳥居をバックに撮影)
参拝(1) 前日、一行は津和野に到着後、竜王戦第5局の成功を祈願しに太皷谷稲成神社へと向かいました。 (太皷谷稲成神社本殿) (本殿での正式参拝に臨むためには、この手水によって清める必要がある) (関係者一同が本殿にそろった) (大太鼓が鳴らされ、参拝が始まった) (玉串を神前に奉って拝礼する広瀬竜王) (豊島名人も拝礼した) このあと、小林健二・立会人と、鈴木大介・日本将棋連盟常務理事も拝礼しました。
1日目昼食休憩 図の局面で広瀬竜王が1時間30分考えて12時30分となり、1日目の昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲豊島28分、△広瀬2時間9分。1日目の昼食注文はともにステーキ丼。対局は13時30分に再開されます。
すぐには取らない 図は11時20分ごろの局面。糸谷八段の予想どおり、△2四歩に豊島名人が▲5六銀と引き揚げたところです。糸谷八段は「ここでは△5二玉や△5四銀でしょう。桂は▲3五歩から▲3四歩のような手を指してきたときに取りたいところで、すぐには△2五歩とは取らないでしょうね」と解説しました。 (前日、津和野入りした際の豊島名人と糸谷八段)
おやつが控室に 11時前、両対局者が注文した1日目午前のおやつが控室に運ばれました。 (控室の糸谷八段と里見女流四冠。里見女流四冠は広瀬竜王の頼んだおやつに手をつけた) (「美味しいです。どら焼きと比べると、こちらのほうが生地がしっかりしていています」) (小林健九段がフルーツの盛り合わせに手をつけた) (糸谷八段は食レポの様子を見ながら笑顔を浮かべていた)
豊島名人が仕掛け、新手を出す 10時20分、豊島名人が▲4五銀とぶつけて開戦。前例の多い仕掛けを敢行すると、以下△6三銀▲2五桂△2二銀▲3四銀△4二玉とパタパタと進みました。そこで豊島名人は▲4五銀(下図)とバック。この手は新手で△2四歩と突かれても構わないと見た一手です。鈴木九段はこの▲4五銀に対して「謙虚だねー、(△2四歩と突けば)後手桂得だけどなー」と印象を述べ、糸谷八段は「△2四歩には▲5六銀と引くつもりなのだと思います」と解説しました。 (研究手を見せた豊島名人)
1日目午前のおやつ 対局中断となった関係で、1日目午前のおやつは予定より20分遅れとなる10時20分に出されました。広瀬竜王が「源氏巻三種食べ比べとブレンドコーヒー」。豊島名人は「フルーツの盛り合わせ」を注文しています。 (広瀬竜王注文の「源氏巻三種食べ比べとブレンドコーヒー」。三種はこしあん、白あん、抹茶) (豊島名人注文の「フルーツの盛り合わせ」)
対局再開 図の局面で広瀬竜王が次の手を考慮中、対局室の暖房設備に不具合が発生し、9時44分から10時14分まで30分間対局は中断しました。暖房設備が復帰し、10時14分に両対局者が対局室に戻って対局再開。広瀬竜王は△3一玉と玉を引きました。 (対局再開後の対局室を映し出すモニター)