先手リードを広げる 図は▲9九銀打△3七歩成▲同金と進んだ局面。モニターを見る飯塚七段は「先手は角を取って▲6一角が狙いです。着々と先手がリードを広げていますね」と話す。 (竜王復位へ向けてリードを広げる渡辺棋王)
先手優勢 図は3七の桂と9九の香を狙って△5五角と打った局面。継ぎ盤を見る中川八段は「▲3一竜もあるし、▲3六歩もありそう。先手が優勢から勝勢という局面だね」と話す。渡辺棋王が竜王復位に近づいているようだ。■ニコニコ生放送■郷田真隆王将>やはり△4七角成では危ないとみて、安全にいきました。角が7四にいたままなら▲4一竜がありません。△5五角は、先手から▲5五桂と打つ手も消しています。次は▲3一竜か、▲3六歩△同銀▲3五桂もあるかもしれません。 (飯島七段が中心となり、継ぎ盤が動く) (継ぎ盤を動かす飯島七段と検討を見る中川八段)
常磐ホテル内を歩く (米長邦雄王将、大山康晴名人、升田幸三八段の色紙が並ぶ。升田幸三実力制第四代名人が八段という肩書きが珍しい) (常磐ホテルでは将棋だけではなく、囲碁のタイトル戦も数多く行われている。将棋では10月26日に行われた王座戦が記憶に新しい。竜王戦が山梨県で行われるのは本局が初となる。読売新聞は囲碁では棋聖戦を主催している。今年の2月には囲碁の第39期棋聖戦、井山裕太棋聖-山下敬吾九段戦も行われた)
14時すぎの大盤解説会場 (カロリーナ・ステチェンスカ女流3級が大盤解説にゲスト出演) (最後に今後の抱負を聞かれ「昨日のデビュー戦(女流名人戦、対山口恵梨子女流初段戦)は負けてしまったのですが、次に生かせるように頑張ります」と話した)