カテゴリ「第27期竜王戦決勝トーナメント」の記事 Feed

2014年7月 4日 (金)

すでに今期の七番勝負の日程が発表されている。開幕局は10月16日(木)、17日(金)・ハワイ「ハレクラニ」にて行われる。また観戦ツアーも実施される予定だ。
ハワイ対局観戦ツアー

第1局のハワイを皮切りに大阪、東京、静岡、石川、山形、山梨と転戦する。

第1局 10月16日(木)、17日(金)・ハワイ「ハレクラニ」
第2局 10月30日(木)、31日(金)・大阪市北区「帝国ホテル大阪」
第3局 11月6日(木)、7日(金)・東京都千代田区「帝国ホテル」
※第2、3局とも2日目13時30分より終局までの大盤解説会のほか、多数プロ棋士による指導対局、サイン会を実施予定です。
第4局 11月20日(木)、21日(金)・静岡県袋井市「ヤマハリゾート 葛城北の丸」
第5局 12月3日(水)、4日(木)・石川県金沢市 湯涌温泉「かなや 青巒荘」
第6局 12月10日(水)、11日(木)・山形県天童市「ほほえみの宿 滝の湯」
第7局 12月17日(水)、18日(木)・山梨県甲府市「常磐ホテル」

20131017_164(写真は前期の開幕局。千葉県野田市「野田市市民会館」で行われた)

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10時30分すぎの局面。戦型は横歩取りになった。藤森四段は7月1日(火)に行われた決勝トーナメント1回戦、高見泰地五段戦で先手を持って横歩を取っている。今日は後手番で横歩を取らせた。


【第27期竜王戦決勝トーナメント ▲藤森哲也四段-△高見泰地五段】

Dsc_0049(横歩取りと横歩取らせ、横歩で決勝トーナメント2勝なるか)


Dsc_0024(中村六段側から歩を5枚取る記録係の伊藤和夫三段(25歳、剱持松二九段門下)。中村六段の振り歩先。歩が多く出れば中村六段が、と金が多く出れば藤森四段が先手となる)

Dsc_0026(振り駒。5枚の駒が舞う)

Dsc_0028(1枚の駒は着地寸前。振り駒を確認した伊藤三段はよく通る声で「歩が3枚です」と両対局者に声を掛けた)

Dsc_0035(振り駒が終わり先後を記入する伊藤三段。藤森四段は窓の外に目を向ける)

Dsc_0036(対局は開始の一礼から)

Dsc_0039(先手に決まった中村六段の初手は▲7六歩)

Dsc_0046(中村六段の▲7六歩から1分ほどあっただろうか。藤森四段の2手目は△8四歩)

Dsc_0051(3手目▲2六歩を着手する中村六段)


第27期竜王戦決勝トーナメント中村太地六段(4組優勝)-藤森哲也四段(6組優勝)戦は7月4日(金)東京・将棋会館「特別対局室」にて10時から行われる。持ち時間は各5時間。先後は振り駒で決定される。

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インターネット中継は棋譜・コメント入力が文、ブログを吟が担当する。どうぞよろしくお願い致します。

2014年7月 1日 (火)

69_2▲藤森哲也四段-△高見泰地五段戦は藤森四段が勝ちました。終局時刻は20時42分。消費時間は▲藤森4時間0分、△高見4時間25分(持ち時間、各5時間)。次戦は中村太地六段(4組優勝)と対戦します。

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角合いで後手有望か、と言われていた本局ですが、図の▲3三角に△5二玉とかわすと後手玉に詰みがあることが判明。△4一玉と引く一手ですが、そこで▲5三桂成で急転直下、先手勝勢と検討陣の結論が下されています。