カテゴリ「第27期竜王戦挑決第1局」の記事 Feed

2014年8月15日 (金)

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12時10分、40手目△3三銀まで進みました。この局面で糸谷六段が44分考えて昼食休憩です。△3三銀までの消費時間は▲糸谷六段1時間5分、△羽生名人45分。昼食の注文は羽生名人が焼き肉(サービスランチ)、糸谷六段の注文はありませんでした。対局再開は13時です。

世間は夏休みシーズンということもあり、関西将棋会館4階「多目的ルーム」では小学2年生以下の入門者を対象とした「はじめまして しょうちゃん教室」が行われています。昨日、今日の2日間に渡る短期講習で講師は船江恒平五段。明るい雰囲気でたくさんの子どもたちが将棋と触れ合っています。

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(初めて駒を手にする子どもを対象とした教室)

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(分かりやすく子どもたちに教える船江五段)

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11時15分頃の局面、羽生名人が△6五歩と仕掛けました。前例は12局あり▲8勝△4勝。羽生名人は第71期(2000年)棋聖戦五番勝負第2局で谷川浩司棋聖(現九段)を相手に1局指しており勝利を収めています。

両者の対戦成績は羽生名人の5勝、糸谷六段の2勝。

竜王戦では第21期(2008年)の決勝トーナメントで一度対戦しており、それが両者の初手合い。勝った羽生名人はそのまま渡辺明竜王(当時)への挑戦権を獲得し、「初代永世竜王」の座を懸けた大勝負を繰り広げました。

【第21期竜王戦決勝トーナメント▲糸谷哲郎五段-△羽生善治名人(段位は当時)】

http://live.shogi.or.jp/ryuou/kifu/21/080728.html

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定刻の10時になり対局が始まりました。振り駒はと金が5枚で、糸谷六段の先手と決まりました。

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(先手番・糸谷哲郎六段の初手は▲7六歩)

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(後手番・羽生善治名人の2手目は△8四歩)

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(対局開始直後の様子)

【日時】8月15日(金)、17時から終局まで(開場16時30分)
【場所】関西将棋会館4階「多目的ルーム」
【アクセス】JR大阪環状線「福島駅」から北へ徒歩3分/JR東西線「新福島駅」、阪神電車「福島駅」から北へ徒歩5分
【解説者】豊島将之七段、大石直嗣六段、室田伊緒女流初段
【入場料金】一般1,500円(支部会員、65歳以上、学生、女性、身体障害者は1,200円)

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森内俊之竜王への挑戦者を決める第27期竜王戦決勝トーナメントもいよいよ大詰めとなりました。

挑戦者決定戦まで勝ち上がったのは羽生善治名人(1組優勝)と糸谷哲郎六段(3組優勝)。羽生名人は4年ぶり14回目の七番勝負、糸谷六段は自身初のタイトル挑戦を目指します。

本日中継するのは挑戦者決定三番勝負第1局。勝者は挑戦権に王手となります。

対局は大阪市福島区「関西将棋会館」にて、8月15日(金)午前10時開始。持ち時間は各5時間。先後は振り駒で決定します。

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本局の棋譜・コメント担当は虹記者、ブログは夏芽が担当いたします。よろしくお願いします。