（青空が広がっている千駄ヶ谷）




（特別対局室の窓からも清々しい青空が見える）

（先手の山崎玉、錦旗書の文字が見える）


（後手の丸山玉、静山作の署名がある）

（山崎七段の▲３五歩におなじみの姿勢で考える丸山九段）



（しばらく考えて△４三銀と引く）

（対局再開、表情は険しい）



（▲３五歩と突っかける）

（▲３五歩△４三銀に▲３四歩と取り込む）

△４二玉に山崎七段が12分使って12時10分となり昼食休憩。休憩までの消費時間は▲山崎七段１時間10分、△丸山九段47分。対局は13時に再開される。昼食の注文は丸山九段が鯖塩焼き定食（みろく庵）、山崎七段はなし。


（みろく庵の鯖塩焼き定食）

（『日本の元気は千駄ヶ谷から』将棋会館からも熱い戦いでパワーを発する）

（本日、２階研修室では女流棋士講習会が行われている。中央奥は三浦弘行八段、手前は所司和晴七段、右奥は川上猛六段）


（左奥が関浩六段、右奥は中村亮介五段。真剣な表情で対局、感想戦が行われていた）

（山崎七段は１組準優勝で決勝トーナメントへ。丸山九段は２回戦で敗れ４位決定戦へ）



（丸山九段は郷田真隆棋王と羽生善治二冠を下して４位で決勝トーナメントへ）

（決勝トーナメント準決勝で山崎七段は飯島栄治七段を丸山九段は深浦康市九段を下し、挑戦者決定戦に駒を進めた。準決勝の▲深浦九段－△丸山九段戦は本局と同じ４手目角交換の将棋）


準決勝▲山崎隆之七段－△飯島栄治七段戦
http://live.shogi.or.jp/ryuou/kifu/25/ryuou201207300101.html

準決勝▲深浦康市九段－△丸山忠久九段戦
http://live.shogi.or.jp/ryuou/kifu/25/ryuou201208060101.html

（ほとんど駒音を立てないのが丸山流）



（記録係の佐々木大地二段（16歳、深浦康市九段門下）が丸山九段の振り歩先で振り駒を行う。と金が３枚で山崎七段の決まる）

（開始前だが、山崎七段は気合漲る表情。本局へ懸ける意気込みが伝わってくる）

後手の丸山九段が４手目に△８八角成と角交換。４手目に角を換えるのは丸山九段が得意とする指し方。渡辺竜王との前期七番勝負、第３局・第５局でも用いている。本局はどのような構想を見せるのか。山崎七段の対抗策は？　

（４手目△８八角成と丸山九段は１手損角換わりを選択した）