夕食休憩に入る ▲8六銀に丸山九段が12分使って18時10分となり夕食休憩。休憩までの消費時間は▲山崎七段3時間13分、△丸山九段3時間40分。対局は19時再開される。夕食の注文は丸山九段が唐揚げ定食、唐揚げ3個増量(みろく庵)。ちなみに第1局は2個増量だった。山崎七段の注文はなし。 (唐揚げ3個増量バージョン、別盛りで届けられる)
ミニ駒 関六段の師匠(故)山川次彦八段 の所有していたミニ駒。関根茂九段から弟弟子の関六段に譲られた。 「原稿を書く人にはちょうどいいサイズだよね。僕も小さい駒を持ってるよ」と青野九段。 (なんと駒は宮松影水作)(左がミニ駒、右が通常の駒) (普通サイズの駒箱と比較してもいかに小さいかがお分かり頂けるだろう)
長考の末に ▲5六角に長考していた丸山九段の手が端に伸びた。「ん? 端?」と控え室では声が上がる。▲2三角成からの強襲は△同玉▲2四歩△同銀▲3四銀に△1三玉と寄って耐えるつもりだろう。△1四歩までの消費時間は▲山崎七段2時間27分、△丸山九段2時間29分。 (△1四歩は48分の長考の末に突かれた)
決断の角打ち 山崎七段が▲5六角と据えた。狙いは▲2三角成△同玉▲2四歩△同銀▲3四銀の突破。▲5六角には△4五銀▲7四角△7三歩で角を捕まえる順が検討されている。(検討を行う田中寅彦九段と上田初美女王)
14時30分の控え室 △3二玉に▲7七銀と上がって壁銀を解消した山崎七段。 本日の東京・立会人の日浦市郎八段は「動きにくいので後手を持って指したくないですね。後手が神経を使う将棋です。玉を固める手段は△4二金上ぐらいでしょうか。▲7七銀に△4三金は6三にスペースが空くのが嫌です」。 (本日の東京・立会人の日浦八段) (女流棋士講習会の合間に控え室へ姿を見せた関六段)